シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

シネピピア

2011年02月28日 | 映画
2010年度の回顧上映が始まっている。
見逃していた映画の何本かがこの機会に見ることが出来る。
今日は阪急宝塚線の売布神社駅前にあるシネピピアまで「クレイジー・ハート」を見に出かけた。
僕が宝塚歌劇に興味を持って宝塚まで通ったのは随分昔で、川西池田から先に来るのは40年ぶりぐらいになる。
小雨の天気で電車の窓から見える沿線の景色はソフトフォーカスで撮ったようだったが、当時はここまで来ると山間を走っているような雰囲気があってもっと田舎だったと思う。
昼食を済ませてからと思って早めに到着したが駅前に飲食店はなかった。
映画館はすぐ前のビルの5階にあって便利なのだが、駅前に飲食店がないのはかつての名残がまだ残っているのだろうか。
しかたなくビル1階のスーパーの入口にあるベーカリーショップでピロシキを買って昼食とした。
観客の年齢層は随分と高かったが、自分もその一役をかっていることは意識の外だった。
「クレイジー・ハート」は日本映画では撮れそうで撮れない、しっとりとした音楽映画で遠征した甲斐があった。
帰りがけにデパ地下でビールのおつまみにと、牡蠣と牛蒡のマヨネーズあえと、551の蓬莱で10個250円の肉団子を買って帰る。
最寄駅を降りるとすっかり雨が上がって時折日差しが差し込んでいた。
一週間の始まりである。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒア アフター & 毎日かあさん

2011年02月24日 | 映画
久しぶりに映画のはしご。
9:05からの「ヒア アフター」
クリント・イーストウッド監督作品だったが、彼は職人的なところがあって、どんな映画でもそれなりの作品にしてしまう。
びっくりするようなすごい映画を撮るわけではないのだが、どんなジャンルの映画でもオーソドックスに撮って、作品レベルを維持し続けているのに驚嘆する。
終わったのが11:25。
同じシネコンで11:25から上映されているのが「毎日かあさん」で、10分の予告編があってタイミングとしては丁度よいので、こちらもチケットを購入しておいた。
すぐさまフロアを移動して着席。
昨年あった「酔いがさめたら、うちにかえろう。」と同じ家族の物語。
話題性では「毎日かあさん」なのだろうが、圧倒的に「酔いがさめたら…」の方が面白かった。
小泉今日子が漫画家を演じる作品としては、少し前に「グーグーだって猫である」があったので、帰ってから録画撮りしてあった「グーグーだって…」を見たが、僕は「グーグーだって…」の方が面白いと感じた。
多分僕は「毎日かあさんが」好きになれなかったのだろう。
あ~あ、今日は映画三昧の一日だった。
満足、満足、ま・ん・ぞ・く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山ねこ

2011年02月20日 | グルメ・他
確定申告の時期となりいつものようにM君と共に野洲のK君宅を訪問。
いつものようにチケットショップで切符を購入。850円で400円ほど安い。
10時になったので阪神百貨店で弁当を購入。
2100円のが準備中で購入できなかった。2日前に聞いた時には大量の予約が入らなければ朝一番でもあるとのことだったのに…。
高槻でM君と合流。野洲行き快速で車内は空いていた。
京都で向かい合う4席が隔離された位置にある老人席に移る。
この席だと弁当が食べやすいのだ。
京都から各停となってゆっくりとビールを飲みながら弁当が食べれた。
雪が残っているかと思っていたが無くなっていた。

K君は売上データをなくしていたので私が再入力。
パソコンのプリンターがおかしいと言うのでチェックしたのだが、どうもおかしいのはヤマト運輸の送り状発行ソフトの問題のようだった。
もっともエプソンのプリンターも中央で用紙のサイズあわせを行う機種で、ヤマトさんはそのような機種は想定していなかったのだろう。
常に右端に合わせることを前提としたソフトのようだった。
作業している間中、次から次へとビールを運んでくるので、終わった頃には3人ともかなり出来あがっていた。

終了後いつもの料理屋へ。
今日はヒラメとイカの刺身がメインで、ブリ大根とイカ飯が出てきた。
ヒラメも鰤も大ぶりで堪能した。
M君からは黒木本店・尾鈴山蒸留所の「山ねこ」を頂く。
ジョイホワイトという芋の品種を原料とし徹底した手造り仕込みで3年間貯蔵熟成させることによって、さわやかな香りと清涼感を持つ芋焼酎となっているとのこと。
フルーティな風味と、さらっとした喉ごしで食中酒としては絶品とのことであった。
そう言えばルキノ・ビスコンティに「山猫」という作品があったなあ…。

M君は http://www.eonet.ne.jp/~grow-design/works_eigenzi.html で紹介されているお宅をたびたび訪問していて施主さんと共に邸宅の一部を利用して休日だけのお店を開く準備をしている。
施主さんの知り合いである著名な陶芸家の作品を販売し、4名限定で食事も出来るようにするらしい。
訪問した時は囲炉裏で食事をしているそうだ。
聞いていると、どうも施主さんの道楽のような気もするのだが、なかなか楽しい計画で5月になればK君と食事のお呼ばれに行こうとなった。
M君は陶芸家から30万ほどする器をもらったそうだ。
もっとも木箱もなく署名もないのでその値段で売れるのかどうかは疑問なのだが作品には違いはない。

電車は高槻に到着して「月が変わればまた昼飯を喰おう」と言って別れた。
もう少しで大阪駅を乗り過ごすところだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

B1グルメ

2011年02月17日 | グルメ・他
チビ達が来てたので久しく映画館に行けてなかった。
久しぶりに映画館に足を運び「冷たい熱帯魚」を観る。
すごい映画だけど、こんな映画を撮っていいのかなあ…。
昨年末亡くなられた高峰秀子さんが生前「暴力とセックスばかりになって面白くないわ」とおっしゃっていたが、この映画はまさに暴力、性、金を描いたとんでもない映画だった。

帰りがけに阪神百貨店の8階で開催されているご当地グルメ甲子園に立ち寄ってみた。
いわゆるB1グルメと言うやつで50店舗ほど集結している。
富士宮やきそば、宇都宮餃子、淡路島バーガー、宮崎の肉巻きおにぎりなどであるが、どの店も長蛇の列でごった返していた。
並んでまで買う気に慣れず人混みをかき分け退散した。
そこで昼食を目論んでいたのだがチャーハン定食500円になってしまった。
ビールを飲まなければ映画代、交通費込みで2000円コースになることを発見。
出かけると結構高くついていた訳が今頃わかった。
でも今週は定例の野洲行きがあって、飲兵衛と出会うのでまたまた高くつきそうだ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素数の話

2011年02月16日 | 映画
何年か前に小泉堯史監督作品の「博士の愛した数式」という映画があって、その中で語られる数字の面白さの嬉々としたことを思い出した。
芥川賞の2作品が掲載されているので「文藝春秋」を買ってみたのだが巻頭のコラムで作家の小川洋子さんが今年の年号である2011年について書かれていて、それがかの映画を思い起こさせたのだ。
2011は連続する11個の素数の和であり、連続する3個の素数の和でもあるとのこと。
素数とは1とその数自身以外では割り切れない数のことで、すなわち157+163+167+173+179+181+191+193+197+199+211の塊がそうなるらしい。
計算すれば確かにそうだ。
661+673+677がもう一つの塊とのこと。
だからどうなのだと言われれば何もないのだが何だかくすぐったいような気分になる。
和暦だと平成23年だが、この23も素数である。
何だかくすぐったいなあ…。
朝吹真理子さん、西村賢太さんには申し訳ないが、今月ではこのコラムが一番面白かったなあ~。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雛祭り

2011年02月14日 | グルメ・他
孫達を連れて娘が帰ってきていたのでお雛様を飾ってみた。
7段飾りのスペースが確保できないので床の間に親王様だけを飾った。
1歳7カ月の孫達が触りに行くかと思いきや、少し興味を見せただけで壊すことはなかったのは双子ちゃん達が男の子だったせいかもしれない。
今回も実に賑やかな滞在であったが、その彼等も雪解けを待っていたかのように帰って行った。
Kはパソコンに興味があり、私がパソコンの前に座ると必ずマウスを操作しに来る。
Yはダンスが好きで走り回る実に明るい子だ。
お風呂に一人で入るとノンビリするが少し前の喧騒がやけに懐かしく思える。
ゆっくりとパソコンを操作できるが静かな部屋は寂しくもある。
さてさてお雛様だが、当然我が家は向かって右が男雛で左が女雛である。
ネットで見ると関東系の販売店が多いせいか逆のパターンが多い。
一体どのあたりで飾り方が逆転するのだろうか?
少しばかり興味のあるところだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恵方巻き

2011年02月03日 | グルメ・他
今日は節分で、大阪では恵方巻きと称して恵方(今年は南南東)を向いて巻寿司を丸かじりしてイワシを食べる。
恵方巻きは寿司屋の戦略もあって全国に広がっているらしいが、本来は黙って人にも見られずに食べることを良しとしていたと思う。
孫達が帰ってきているので今夜は豆まきをして恵方巻きを食べることにしている。
さてその恵方巻きだが、地域の名前がついた太巻き(住道ロール)が販売されることを折り込みチラシで知った。
勝浦産生まぐろやオーロラサーモン、黒瀬ぶり、数の子など10種の具材を巻き込んだ限定20本である。
これは手に入れなければならないと念のために開店と同時に店頭に向かったが、1280円にもかかわらず売れ行きはよくて10分ほどで売り切れた。
2本を確保して、孫達の為の唐揚げ巻きや黒毛和牛巻きなども入れた買い物かごを見ると、どうも「住道ロール」2本は多いような気がして1本を返却。
返却時には完売していたので、「戻されるなら私に下さい」とその1本もなくなった。
イワシは100円ほどだが、焼いてあるものは大きいものだと300円程度。
「金時いわし塩焼」は特に大きなイワシで400円もしたが、どうせならとこちらを手当てした。
積み上げた恵方巻きが飛ぶように売れていく様を見ていると平和な日本を感じる。
毎日0時を過ぎても飲んでる我が家も平和そのものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする