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シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

永い言い訳

2016年10月28日 | 映画

待望の西川美和監督の新作「永い言い訳」を見る。
西川美和監督作品と言うだけで楽しめてしまう西川ファンなのだが、従来の作品に比べるとパンチ力不足をかんじたが、男性映画として十分に楽しめた。
西川監督は女流映画監督だが男性映画を撮り続けている監督でもある。
どの映画でも言葉を変えた「嘘」を描いているように思う。

本作でも主人公の本木雅弘が欺瞞に満ちた男を演じていた。
本音を出し合って付き合えば角が立つのが人の世だ。
夫婦生活だってそうなのかもしれない。
取り繕い我慢して成り立っているのかもしれない。
主人公は持ってこなかった他人への思いやりや愛情を知るようになっていくが、この男、結局はタイトル通り、言い訳だけをして真の反省をしていないのではないかと思わせる奥深さがいい。
新作パーティの様子や、妻の遺品を片付けるシーンにそれをほんの少し感じさせる演出が好きだ。

西川美和全集が発売されるには、もう1作か2作か書いてもらわねばならないだろう。
期待していますよ、西川美和さん。
新作小説&新作映画を。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
コメント (2)
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箕面の滝

2016年10月24日 | グルメ・他
一夜明けて、Nちゃん、Eちゃんを伴って箕面の滝道を散策。
在職時に彼女たちがいた寮があった場所である。
その時の寮は売却されて、建て直された家屋に新しい住人が住まわれていた。
紅葉にはまだ早くて、楓の葉はまだ青々としていた。
それでも日曜とあって若い人たちが散策していた。

滝近くの食堂で昼食。
石焼きカレーうどんが結構美味かった。
帰りに途中の喫茶店で休憩。
彼女たちが注文したケーキセット1100円の評判は良くなかった。
値段ほどでないとの評価であった。
珈琲と単品のケーキにすべきだと思う(その方が値段も安い)。
新大阪まで送っていってお別れとなったが、夕刻のラッシュ時間帯で電車は込んでいたが、多分大阪駅でかなり降りたと思う。
還暦を超えた彼女たちは座れただろうか?
Nちゃんから8時半後に無事自宅に到着とのラインが入った。
さて、次はいつ集まれるやら・・・。
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天婦羅パーティ

2016年10月23日 | グルメ・他
家人の友人であるNちゃん、Eちゃんが1年半ぶりにやってきた。
我が家に宿泊するので夜は天麩羅でのおもてなしを計画。


午前中に天麩羅の具材を調達に行き、歓迎の飾りつけを行う。
家人が駅まで迎えに行き、昼食をとっている間に私は具材の用意をする。
野菜は定番の品々を用意。
玉ねぎ、サツマイモ、カボチャ、長芋、大葉、アスパラ、紅ショウガ、ししとう、ナス、しいたけ、レンコンなど。
魚介類は早朝とあってまだ本日の入荷がなされていなくて揃えるのが大変だった。
店頭に並んでいないものを特別に出してもらった。
エビ、タコ、イカ。
天麩羅にすると美味いキスは季節外れでなかったので、鯛を調達。
梅肉をつけて大葉で巻くことにした。
あとは練り物のちくわ。
よせ揚げもする予定だったが結構な量となったのでパス。
メニューを作成して張り出した。
洒落で付けた値段は、玉ねぎ30円、大葉10円など格安である。

揚げ方が下手だとか文句を言われながらも、揚げたての食感に舌鼓を打ってもらった。
その内に慣れてきて仕上がりも上々。
会話も弾み賑やかな食事となったが、Eちゃんの遺産相続話がとんでもなく面白かった
(ここでは言えない)。
2階で寝ている私の耳にも彼女たちの話し声が聞こえてきたが、どうやら夜中の2時まで話し込んでいたようである。
友あり、遠方より来るで、楽しい夕食だった。
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予算会議

2016年10月22日 | グルメ・他

予算会議を開催。
と言っても会社勤めを終えている私なので、会社の予算会議ではない。
来る11月に開催されるOB会の予算検討である。
幹事メンバーのM君と12時に落ち合い、すぐに居酒屋へ直行。
資料も広げられて、落ち着いて長居ができる店ということで「浪花ろばた八角」へ。
昼食時は15時までだが、ビールだのハイボールだのやっているうちに時間はあっという間に過ぎていく。
気の置けない仲間との昼酒は美味い!

今回のOB会は黒壁スクエアが人気の長浜で開催。
宿泊は国民宿舎の「豊公荘」。
宿泊費を抑えようとしたら、自動的に国民の宿舎である国民宿舎となった。
現地集合で各自参集だが、我々は昼に到着して公園で昼食を兼ねた一杯をやる予定(これは自前)。
夕食は食堂とのことだが、部屋に帰っての持ち込み宴会をメインとしている。
他のお客に迷惑をかけてはいけないので、一番奥の部屋をお願いしてある。
並びの部屋を4部屋確保で、そのうちの一番奥が宴会部屋となる。
宴会と言っても、久しぶりの再会でワイワイ言い合うというものだ。
食品会社に勤めているH君がアルコール類を差し入れてくれる。
当日着で直送してもらった。

さて予算(現地集合、一人25,000円)。
宿泊費を除いた段取りをしないといけない。
酒の肴は過日下見に行っておいた駅前のスーパーで当日に調達。
刺身を入れるかどうかで意見が分かれたが、入れることにした。
チーズのかわりに鮒ずしの案を採用。
サラダ、干物などを調達することに。
昼は近江牛を奮発するが、メニューを抽選とした。
なんとか御膳など4品だが値段はピンキリである。
ハズレの人には追加の近江牛ステーキを余分に振舞う予定。
税込みで100g、2160円とのことだった。
この昼食代が結構なものになった。
夜は解散式を兼ねた宴会を予定(ずっと飲んでることになる)。
遠方の参加者は途中で別れるだろうから、弁当代を渡す予定。
居酒屋で予算会議をして酔いもまわって来たので面倒くさくなり、そのままそこの居酒屋を予約しておいた。
なんとか範囲内で収まりそうである。
予算会議と言っても、結局は二人の口実をつけた飲み会であった。
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SAKURAKOちゃん参上

2016年10月17日 | グルメ・他
親しくさせて頂いているご近所の方の娘さんが、結婚したアメリカ人と幼子を連れて帰国してきていて我が家を訪問してくれた。

彼等はナッツベリー・ファームの近くに住んでいると言っていたので、ロサンゼルスから少し南に行ったところだろう。
幼子のレイアちゃんは日本名もついていてサクラコちゃんと言う。
名前はスターウォーズのレイア姫にちなんだそうだ。
「じゃあ貴方はハンサムだからハリソン・フォードだね」と言ったらダンナは照れていた。
まだしゃべれないが、おもちゃで遊ぶ姿は我が家の孫と同じだ(当然だけど( ^ω^)・・・)。
おもちゃを出してやると楽しそうに遊んでいたが、手に取ろうとしたのはリモコンとパソコンのマウスだった。
う~ん、今どきの子供だと思わされて、子供のうちは洋の東西を問わないようだ。

東大寺に行って鹿の多さに驚いたそうである。
旦那さんは宮本武蔵と新選組に興味を持ているらしく、姫路城と美作の武蔵資料館に行く予定とのこと。
京都では伏見稲荷と、太秦映画村を計画しているらしい。
彼氏は日本食も好んで食べるようで、おでん、てんぷら、お好み焼きも好きらしい。
当然お寿司も大好きで、ワサビのスパイシーさが何とも言えず美味らしく、驚くほどたっぷりとつけるとのこと。
少し前のニュースで、外国人だからワサビをたっぷり入れろと店主が言ったことが外人差別だと流れていたが、その話を聞くと、どうもお店の人の言い分もわからぬでもないと思ったりした。
私の英語は随分と頼りなくなっている(もともと頼りないものだったけど)。
How long are you going to stay? ぐらいは言えても、ほとんどが many deer とかのシンプル単語でしか応対できなかった。

ベビーカーを貸してあげたら、最初はぐずっていたサクラコちゃんも相手をしているうちにニッコリ笑ってくれるようになった。
可愛い。
次に返ってきた時にはバイリンガルになっているのだろうか?
そしたら面白いだろうなあ・・・。
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秋祭り2016

2016年10月16日 | グルメ・他
昨日、今日と秋祭り。
近隣の村々でも今日が秋祭りのピーク日で、あちこちのから鐘や太鼓の音が聞こえてきた。

昨夜は宵曳きで、だんじりの夜間曳きが行われた。
私は交通整理担当。
くじ引き大会も行われ盛り上がる。

今日は早朝から保存会会長宅前でだんじり囃子を演奏。
早くも酒、肴が振舞われる。

神社にお参りし、お神酒を頂き、やがてだんじりが出発。
途中のあちこちで振る舞い酒が提供される。
昨夜に続いて交通整理役の私は先行出発して、それらのビール、日本酒を同じく先行して頂く。
てんぷら(ねりもの方)が美味い。


車の通行を遮断する交通整理は思ったより大変。

昼過ぎには近隣の村のだんじりが集合。
会場では座り込んで宴会である。
ビールは飲み放題で、つまみもたっぷりと提供される。
何回も途中でストップし、祭囃子が鳴り響き、振る舞い酒を飲む。
毎年提供してくださるコロッケが美味い。
祭りが終了すれば打ち上げである。
またまた一杯。
祭りに酒は付き物とは言え、今日は十分すぎるくらいだった。
あちこちでお菓子をもらった子供たちの楽しい顔が我々老人を癒してくれた。
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トップリーグ観戦

2016年10月08日 | グルメ・他
近所の幼馴染の悪ガキが誘い合って花園へラグビー観戦。
Oちゃんは近鉄のファンクラブに入っているので、近鉄戦は全試合見ることが出来る。
Kちゃん、Iちゃん、私はOちゃんが用意してくれたクーポン券で、通常は2000円の入場券が500円で買えた。
丁度お昼の弁当代が浮いたことになる。
それぞれが東花園駅前の近商ストアで弁当を買ったのだが、皆が皆とも弁当よりも缶ビールや缶酎ハイの方が多い。
おまけにツマミまでたっぷり買い込んでいる。

いいおっさんがバックスタンド中ほどに陣取って昼間から酒を喰らっていると、まもなく試合開始。
天気予報では雨模様が心配されたのに、時折陽も差して暑い。
したがって冷えたビールが美味い。

第一試合は近鉄 - トヨタ自動車戦。
花園とあって、僕たちの席は近鉄応援団の後ろで、近鉄に肩入れをする。
近鉄はリードされ続けなのに、「いてまえ~!」とか、「トヨタ、謝んねんやったら今のうちやぞぉ~!」とか威勢のいい掛け声が飛ぶ。
入場券と共にもらった近鉄ライナーズのシートを張り扇状態にして応援したが19対25で負けた。

第二試合は神戸製鋼 - リコー戦。
取りつ取られつの好ゲームだったが、僕にはディフェンスが甘いための乱戦に思えた。
関西とあって神戸製鋼の応援が勝っていた。
神戸製鋼スティラーズは45対39で終了間際に逆転勝ちした。

元悪ガキと久しぶりのラグビー観戦で満足した。
Oちゃんは自転車で帰っていったが、残りの三人は酔っぱらって、自転車が心もとないので電車で帰った。
強い日差しもあって、海水用にでも行ってきたのかと言われそうなぐらい日焼けした。
来週は村祭りがある。
またまたただ酒が飲める。
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豊洲盛り土問題とシン・ゴジラ

2016年10月05日 | 映画
ここんとこ雨の日が多い。
またまた台風がやってきそうである。
昨日は晴れ間をついて出かけた。
雨の日が多いこともあって、最近は録画しておいた映画と批評文を作成するのが日課となっていたので、映画館に足を運ぶのは久しぶりのことである。
早朝から出かけたので2本を見ることが出来た。

終わってしまいそうなので、先ずは「シン・ゴジラ」。
面白い!
僕にとっては1995年度の「ガメラ大怪獣空中決戦」以来の驚きである。
怪獣映画だが、全編ブラック・ユーモアに満ち満ちている。
従って怪獣映画なのに小学生ではこの作品が理解できないのではないか。
第一、おびただしいテロップの判読にネを上げてしまうだろう。
もしかすると中学生でも無理かもしれないと思ってしまう。
延々と描かれるのは政府の会議で、いろんな会議を重ねて現状把握や出現したゴジラへの対処法を考えるものの、指揮命令系統が不明確だったり、責任をなすり合ったりして何も決められない姿が描かれる。
会議は誰が誰だか分からなくなるほど多くの登場人物があれやこれやとセリフをしゃべりまくるだけのものだ。
おまけに御用学者は通り一辺倒のことを言うだけで、総理にも愛想をつかされる始末だ。
制作時には起きていなかった築地の豊洲移転問題で、盛り土がされるべきところを地下空洞に変更されていた事実が判明し、内部調査をした結果、誰がいつ決定したかがわからず、なんとなく進んでいっていて責任者は特定されなかったとの報告書が出た。
この報告書の信憑性だって信じられたものではない。
ブラック・ユーモアでなく、現実にそんなバカげたことが生じている政治の世界なのだ。
「シン・ゴジラ」は多分に原発事故を意識したものになっているが、直近のバカバカしさによって、ブラックがブラックでなくなってやけに生々しさを感じさせた。

時間接続がピッタリだったので「オーバー・フェンス」を見る。
5回も芥川賞候補になりながら41歳で自死した佐藤泰志の原作で、熊切和嘉監督の「海炭市叙景」、呉美保監督の「そこのみにて光輝く」と同じ原作者で、熊切監督、呉監督と同じ大阪芸大出身の山下敦弘監督作品である。
社会の底辺の人々が、そこから這い上がろうともがく姿は同じなのだけれど、山下作品はユーモアもあり、清々しささえ感じるものとなっていた。
ズシンとくるものはないけれど、ダメ男の描き方は上手いと感じさせた。
上手いと言えば蒼井優は相変わらず雰囲気がある。
下手をすればただのバカ女になってしまいそうな役柄を見事に演じていた。

もう1本と思ったが、時間と体力がなかった。
(映画サイトはこちらでフィルムセンター)
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