シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

秋の味覚

2006年10月29日 | グルメ・他
いつもの日曜日に比べると遅めのお目覚めだった。
昨夜の食べすぎが応えて胃が重い。

昨日は「父親たちの星条旗」の封切り初日だった。
初回の座席を予約していたので開演時間に合わせて出かけた。
日本の電車は正確なので、時間を逆算して家を出る事が出来る。
5分前に到着したら私の席がポツンと空いていたので、半券の座席番号を見るまでもなく座席はわかった。

昼食後に家人と待ち合わせをして親戚の家を訪ねた。
一杯やりながらすき焼きでもしようと言う事になって電車で行った。
もらい物の百貨店の商品券があったので、普段は食する事のない少し高めの牛肉を買い込んだ。
百貨店の牛肉は一般のお店に比べると値段の下限が高めだ。
行くとこれまた今や贅沢品となった松茸がわんさと用意されていた。
ジュウジュウとすき焼きの名前通り、先ずはすき鍋で肉を焼いて口に入れた。
とろけるような肉の旨みが今も甦ってくる。
いい食材は値段も高いが、やはりウマイ!
白菜などの具材に加えて、秋の味覚の松茸も煮えだした。
随分と長い間忘れていた食感と香りがあった。

いつの頃から松茸は高価な食べ物になったのだろう。
子供の頃のすき焼きは、肉と言えば鶏肉で、具材には松茸が必ず有った。
飼っていたニワトリの肉なので新鮮この上なかった筈だがそれが当たり前だった。
松茸の鼻につく香りのトラウマがあって、ずいぶんと松茸を食べる事が出来なかった。
人間贅沢なもので、なかなか食べる事が出来なくなると食べたくなってくる。
昨夜も食べきれないほどの松茸があった。
盛り付けた鉢に松茸が残っているなんて懐かしい光景だった。

肉と言い、松茸と言い、おなかが一杯なのに、今夜食べなければ・・・の気持ちになってさらに食べた。
貧乏人根性が抜けない私の浅はかさだ。
その罪の報いが今朝に来ている。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマチと追突

2006年10月23日 | グルメ・他
ご近所の釣り好きの方が釣ったばかりのハマチを二匹持ってきてくれた。
これは美味い刺身が食えそうだと早速調理にかかった。
大した料理もしないくせに、出刃包丁や刺身包丁だけは揃っている。
片身と更に半分を刺身にすると結構な量になった。
残りはアラ炊きにすることにした。
二匹は多すぎるので、もう一匹は私よりは魚を裁くのは上手い近くに住む義兄にあげることにした(結局調理は義姉がやったらしい)。

すぐ近くなので軽い気持ちで出かけ信号待ちをしていると、後ろからドスンと衝撃を受けた。
「あー、やられた」と思って後ろを振り向くと、若いお嬢さんが「すみません」と出てきた。
通行の邪魔になるからわき道に入りましょうと退避した。
追突された所を見るとバンパーとナンバープレートの下が少しへこんでいた。
お嬢さんは携帯で会社と警察に電話を入れた。
私は訪問先が目の前だったので、「生ものを届ける途中で、届け先はこの先だから用事を済ませて帰ってきます」と車を置いてハマチを届けに行った。
帰ってくるとまだ警察は来ていなかった。

どうなっているのかともう一度問い合わせをいれてもらったら、門真警察から電話があって「そちらに向かって探しています。場所がわかりません。」とのことらしい。
「あれ?ここは四条畷警察の管轄では?」と思った。
確かに所轄の境界線に近く、場所の説明のしかたでは所轄違いになりそうな場所だった。
やっと来たおまわりさんは「遅くなってすみません。食事時やのに申し訳ない」と愛想が良い。
ここは所轄違いで四条畷警察に引き継ぐから、時間節約で書類だけは作り始めましょうと作業に入りだした。
しばらくすると、四条畷警察のおまわりさんがバイクに乗ってやってきたが、幹線から退避している我々を見過ごして通り越していった。
書類を作成中のおまわりさんが「おーい、こっちや!」と叫んでも気づいていない様子だった。

信号待ちしたそのおまわりさんを、お嬢さんは必死で呼びに行った。
新しく来た若いおまわりさんも愛想が良くて好印象だった。
ちょっと警察官に対する印象が変わった。この人達なら市民の公僕と言えるなと感じた。
お嬢さんは中々の美人顔だったし、駆けつけた会社の若者も紳士然としていた。
思ったより時間を取られたことは心外だったが、そんなこんなで不愉快な気分にはならなかった。
帰って食べたハマチの造りは予想通り美味かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイガースの2006年総括

2006年10月19日 | 阪神タイガース
岡田監督も昨日オーナー報告を終えたし、今年もペナントレースが終ったと実感する。
週末から日本シリーズが始まるが、なんだか虚しい。
ということで、暇に任せて今年の総括だ。

84勝58敗4分けで申し分ないが、優勝できなかったことに悔いが残る。
しかしながら兎にも角にも異的な追い上げが印象に残る一年だった。

特に藤川の頑張りが光った。
63試合に投げて5勝0敗17セーブで、防御率0.68は立派の一言。
中継ぎのタイトルを取ったが当然の結果だった。
最後は肩への負担があったのか、剛速球は影を潜め変化球が多くなっていたが、ストレートと解っていても打てない投球は語り草になるだろう。
8月27日に彼が悔し涙を流してからの阪神の勝ちっぷりは驚異的だった。
それからというもの、中日の優勝が決まるまでの勝敗は23勝5敗1分だった。
9ゲームまで開いたゲーム差が2ゲームまで縮まった。
落合監督が優勝インタビューで「阪神の追い上げは球史に残る」と賞賛してくれた。

投手では井川(14勝)、福原(12勝)、下柳(12勝)、安藤(10勝)と4人の10勝投手が出たが、特に福原が右のエースとして存在感を示した。
後半頑張った安藤は来年は最初から飛ばして欲しいものだ。
誤算は久保田の不調だった。
不慮の怪我があったとは言え、5勝7敗16セーブで防御率3.96はいただけない。
彼が喫した7敗は勝ちが見込めた試合だけに残念だった。
最終登板も滅多打ちされたのだから、来年は再出発のつもりでやって欲しい。
江草は長続きせず、杉山は目覚めるのが遅かった。
若手投手から意気のいいのが出てこないと、井川が抜ける(?)来年は厳しいと思われる。

打者では金本が連続インニング出場の世界記録を打ち立てた。
不動の4番として打線の要をこなしてくれた。
濱中が初めて規定打席に達して3割をキープしたのも良かった。
苦労した2番は後半になって何とか関本に目処がついた。
関本は来年こそ勝負の年になるだろう。
鳥谷は金本と同じく全イニング出場を果たしたが、打者としての恐さを備えて来年度もさらなる飛躍を期待する。

金本に負担がかかったのも、昨年度の打点王今岡のリタイアによるものだったと思われる。
昨年度よりチーム得点が100点ほど少ないが、とりもなおさず今岡が昨年度上げた打点分だった。
核弾頭の赤星の不調も大きかった。
足首の故障から盗塁が減り、刺されるケースが目立ち、機動力が発揮できなかったのも得点減に繋がった。
矢野のフットワークに衰えが見受けられるだけに捕手の育成が急務だと感じた。

優勝を逃したのはナゴヤドームで1勝10敗だったことにつきる。
最後に1勝しただけで、これだけ負け続けるとは何とした事か。
外野守備、二遊間の守り、走塁を含めたレベルの高い野球をやって、ナゴヤドームの苦手意識を払拭しない限り来年度の優勝はない。
川上、山本昌、中田とかたくなに阪神戦にぶつけてきた落合采配を破るには三人を打ち込むことが課題だ。
来年度も当面の敵となるだろうから、中日戦には今年のようなローテーションの谷間を作らないことだ。

今年の2強は他チームとのチーム力比較で抜きん出ていた。
阪神は戦力ダウンを強いられながらも、この成績を残したのだからスゴイ!
チーム力の低下を招かない為にも若手の奮起が望まれるが、二軍は日本一に輝いたのだから層はまだまだ厚い。
らいねんこそ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒川ダリア園

2006年10月17日 | グルメ・他
先日、義姉夫婦が能勢の別宅に行くと言うので私たちもそちらを訪ねた。
近くに黒川ダリア園があって、今まさに咲き誇っていると案内してくれた。
その時撮った写真が出来上がってきた。
そしてインターネットも今日は快適につながっている。

能勢の黒川ダリア園は妙見山の奥にあるところだから相当な山里である。
しかし周りには日本の原風景があって心が洗われて、やはり自分は日本人だと実感して、すがすがしい気持ちになった。
ダリア園は入場料も駐車料金も無料だった。
奥地なので人出がすごいわけではない。そののどかさが良い。
ダリアはその種類が多い花のようで、ここだけでも80種類ぐらいはあったと思われる。

見終わったあとで、夫妻がやっている畑を訪れた。
地主さんから借りて野菜などを作っている。
私も元は百姓家育ちなので畑造りの大変さを少しは理解している。
畑は田んぼよりも手間がかかる。
ところがこの夫婦は何事につけても一所懸命なのだ。
だから年々採れる野菜が立派に育ち美味しくなっている。
それなのにこの日はせっかく育てていた白菜が害虫にやられて全滅状態だった。
なんだか僕までが無性に腹立たしかった。
でも虫がつく野菜だからいいんだと、これまた逆に納得もしたのである。
菜っ葉やサツマイモ、ミニトマトや柿などをいっぱい貰って帰った。
帰りに皆で食べた「うどんすき」は美味しかったなあ~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久し振りのハシゴ

2006年10月15日 | 映画
朝日新聞の販売所からサービスの映画チケットを2枚貰っていた。
梅田の映画館なら良かったのに高槻の映画館の招待券だった。
ロードサイドのシネマR170で、7スクリーンある。
多分170号線に有るのでその名が付いたと思われる。
電車代で料金が相殺されるまではいかないが、それでも私の最寄駅からは時間も料金も結構掛かる。
気乗りはしなかったが(ビールを飲みながら見れないので)駐車料金が無料との事だったので車で行った。
朝も早いうちだったのと、日曜日のためか道路は空いていた。
第3シアターで上映される10:00からの「16ブロック」に引き換えたが、上映時間を確認するとそれが終った5分後に第2シアターで「ワールド・トレード・センター」が上映される事を知った。
再度くるのも面倒だし、ガソリン代ももったいないしと、グウタラ根性と貧乏人根性が出て続けて2本見た。
久し振りのハシゴである。おかげで昼食は食べ損ねた。
「ワールド・トレード・センター」に比べると、「16ブロック」はなかなか良く出来た作品で、私はこちらの方が気に入った。
ただし前者は泣けた。最近やけに涙もろくなっている。歳か?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片岡の引退試合

2006年10月12日 | 阪神タイガース
中日の優勝が決まった後の消化試合やったけど、今日は今シーズン最後の甲子園やったし、片岡の引退試合やったから絶対に負けられへん試合やった。

片岡はタイムリーヒットと2塁打を打った。
ベッピンさんの若い奥さんと、かわいい子供たちやお母さんも球場に来てて、その前で活躍できて良かったと思う。
挨拶の中で阪神に来てから満足な成績が残せず苦しかった日が多かったと言うとった。
その辛さが解ってる奥さんは泣いてた。
それを見てオイラも貰い泣きした。

片岡はえー選手やったと思うけど、阪神に来てから活躍したのは星野さんで優勝した2003年ぐらいやった。
せやけど、若手もベテランも涙流してた奴が多かったから、片岡は人間的には、えー男やったんやと思う。
立浪も敵ながらえー男や。最後の2塁打なんか最初から追う気がなかったと思う。
セレモニーで出てきたのは、敵味方を問わず、PLグループと日ハムグループやったな。

引退セレモニーが終って、チャンネル変えたら、日ハムがサヨナラ勝ちしていて、日本シリーズ進出を決めていた。
2003、2005と奇数年に優勝してきた阪神のリズムを考えると、来年は阪神は優勝する番やと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パークゴルフ

2006年10月10日 | グルメ・他
10月9日は体育の日だった。
以前は東京オリンピックの開会式の日を記念して10月10日だったが、ハッピーマンデーとかで3連休を作る事になったために変動日となっている。
体育の日なんだから少しは運動をしないとと、家人と鶴見緑地にあるパークゴルフに出かけた。ついでに近くに住む義姉も誘った。
パークゴルフとは、ゲートボールとパターゴルフをミックスしたようなものだ。
コースはすべて9ホールでA、B、Cの3コースがあった。
1コースのプレー代は道具代込みで400円だった。
長いコースや、途中で立ち木や小山やバンカーが障害物としてある。
以前に行ったことのある家人は、私のことを初めてだからと見くびっていたが、結局私が勝った。
ボウリングでは絶対に勝てないが、ゴルフをやらない自分でも「どんなもんじゃい!」という気分だ。
天候もよかったので3コースも廻ると薄っすらと汗をかいた。
一応競技なので、自然と「おしいー!」「あー、オーバーや!」と声が出て、気分転換にはなった。
休日とあってコースは混んでいて、年配の方や家族連れが多かった。
他人から見れば、私たちは前者と見られ、何の違和感もなかったと思う。

ところで、またまたADSLが繋がりにくくなっている。
ホームページの閲覧も、アップロードも出来ない。
したがって、昨日の出来事を一日遅れで書き込むことになっている。
インターネットが生活に入り込んでいる私は、この状態にストレスが溜まってくる。
もしかすると、最近やたらと光を売り込んでくるNTTの陰謀かもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一杯

2006年10月09日 | グルメ・他
昨日は3連休の中日で、野洲の友人宅を訪ねた。
行楽日和で大阪駅9:00発の長浜行き新快速は込み合っていた。
京都でやっと座れて野洲で降りたが、長浜までは立ち客もいそうな込み具合だった。
彼の家族は地域の催し物に参加していて男一人が留守番とのこと。
これ幸いと、訪問宅近くの24時間営業の西友で寿司とオードブルとツマミなどを買い込み、あとはビールさえ出して貰えれば酒盛りが出来る状態で訪問した。
一杯やっているともう一人の税理士の友人も訪ねてきた。
彼のやっているオークション事業の税務面の面倒を見てやっているのだ。
僕は彼のホームページと、オークションページの不具合の修正を依頼されていたので、それに取り掛かった。
お互いに少し仕事を片付けては一杯やりだすので、作業効率はいいとは言えない。
なんとかやり終えた時にはすっかり出来上がっていた。
それでも草津まで出て、行きつけの料理屋で一杯やろうと言う事になった。
刺身に始まり、季節野菜の炊き出し、鯛の兜煮、松茸の土瓶蒸しと、油物がないのが良かった。
お土産にカニを一匹貰って帰った。
帰りの電車でも友人と缶チューハイで一杯やった。
朝から晩まで一杯やっていた。
一杯は一杯でも昨日は腹一杯の一杯だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画の日

2006年10月01日 | 映画
今日は映画の日なので映画館は1000円だ。
1日がうまい具合に土、日に当らないといけないので、今年は今日が最後である。
料金につられて梅田まで映画を見に出かけた。
11:55が初回と、ちょと遅い開始の「グエムル 漢江(ハンガン)の怪物」を見た。
見る前に昼食を取ったが、いつもに比較して映画の日の割引分で食事代が賄えた。
割引分があるからと、喫茶店で食後のコーヒーも飲んだ。
阪急百貨店でボールペンの替え芯を購入し、ついでにオータムジャンボも買ったが、今日のムダ使いは結局この宝クジだったと思う。
映画は予想以上に面白かったけれど、それでも50年以上も前に作られた「ゴジラ」の素晴らしさを再確認させられた。
「殺人の追憶」「大統領の理髪師」と、ソン・ガンホ主演作を見たけれど、この役者さんは非常に面白い。
帰ってテレビをつけたら、この雨で甲子園は中止で、藍ちゃんは3位止まりだった。
あとは深夜のディープインパクトでも応援するか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする