シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

映画談義

2015年10月30日 | 映画
昨夜はネットで知り合った映画ファンのセントさんとの食事会。
かれこれ1年ぶりの再会であった。
お会いする前に街中をブラブラ。

そろそろクリスマスの準備が始まり、クレーン2台が出動して巨大なツリーが制作中だった。
約束の時間には間が有ったので映画を1本見る。
風邪をこじらせ咳き込んでいたので映画館に出向くとをはばかられていたので久しぶりの映画だった。
再会したセントさんは相変わらずタフネスである。
少し前に一人でヨーロッパ旅行をしてきたかと思えば、今は週に何日か京都のカルチャースクールの様なものに通っておられるとのこと。
その間に映画や演劇などを鑑賞されているので、そのバイタリティに驚かされる。
見ておられる映画の数も私などよりは断然多く、洞察も鋭いし造詣も深い。
おかげで、なんとなくモヤモヤ感のあった作品への疑問が解消されたりもしたのだった。
一献傾けながら語る映画談義に酔いしれた。
呑んだ酒よりも、そちらに酔ったのかもしれず心地よかった。
誰だったか忘れてしまったが、「映画は他人と語る為に見るものである」という映画評論家の言葉を思い出した。
全く持ってその通り。
「演劇や小説では出来上がった作品がそれなりの水準を保つのに、どうして映画では駄作が出来てしまうのか?」というセントさんの疑問に明確な答えを出せていない。
次回の再開までの命題にしておこう。
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スロージョギング

2015年10月29日 | グルメ・他
娘一家がグアム旅行に出かけて行った。
私はいくところがない。
過日皇后陛下が健康のためにスロージョギングをなさっているというのをニュースで見たので、行き場のない私はスロージョギングに挑戦。
マラソン大会に出ていたころ(フルマラソンの完走経験はなく、完走はハーフマラソンだけなのだが)の体力、気力はなく、50歩走っては休み、30歩走っては休みの連続であった。
そのうちに軽いめまいを感じる始末。
どうも私にとってはスロージョギングは健康に悪いらしい。
途中からは散歩に切り替えた。

適当に歩いているうちに、親戚の畑に出くわす。
そろそろ冬野菜の準備段階といったところか…。
片隅に植えられたミカンの木には黄色く色づいたミカンがたわわになっていた。


グアムからはラインでメールが入り無事到着したとのこと。
動画、写真も送られてきて楽しそうに過ごしていそうだ。
夜には孫たちから電話がはいった。
興奮している様子が手に取るようにわかる。
便利な世の中だ。
国際電話の値段が気になったのがウソの様だ。

出発前にはシュノーケリングをするのだと賑やかなことだった。
「へえ~、で、シュノーケリングってどんなことするん?」と私。
「知らん…」
無邪気なものである。
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スクラップ・アンド・ビルド

2015年10月22日 | グルメ・他

風邪をこじらせ治りが悪い。
「火花」と共に芥川賞を受賞した羽田圭介の「スクラップ・アンド・ビルド」では、盛んに使わない機能は低下すると言っているので、それに触発され体調不良で家に引きこもってばかりではと緑地公園まで散歩に出る。
携帯の歩数計を見ると、往復で2万歩なので片道5~6キロという距離か?
公園内を巡回し、木陰で読みかけていた上記の作品を読み終える。
「火花」の方は、最後をどうしていいか分からなくなって、無理やり終わらせたという感じがしないでもなかったが、こちらは散々言っておきながら最後は未来を感じさせて、僕的にはこちらの方がしっくりくる作品だったな。
優しさを装った介護などをけなしていて、映画「ミリオンダラー・ベイビー」のクリント・イーストウッドのとった態度に優しさを見出しているけれど、僕が当事者だってもそうしてほしいと思う。
でも世の中の風潮は長く生きながらえることを善としているからなあ…。
散歩は効果があっかどうか分からない。
医者に行こうとすると回復しかけ、様子を見ようとするとぶり返してくる。
これこそ風邪との戦い。
使わない機能は低下する…鍛えなくては…。
一番使っていない頭脳はどう鍛えればいいのだ?
そういえば物忘れが多くなってきたような気が…。
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秋祭り

2015年10月18日 | グルメ・他
秋祭り本番。
地車保存会の面々は早朝より集合。
大勢の人たちは白装束だが私は普段着に法被姿。
8:00に保存会会長を迎えに行く。
会長宅前で太鼓と鐘でお迎えするが、その間路地は通行止め。
会長宅では酒と肴でおもてなし。
早くも一杯入って祭り気分だ。
神社に皆で参拝して曳き回しの開始。
子供たちが前に張られた純白の綱を引っ張っていく。
本体は若者たちが前後に分かれ押していく。
村の路地が中心なので家屋ぎりぎりの通行だ。
途中で休憩するがそこでは振る舞い酒が待っている。
早めの警備についていた私はそこで「久保田の萬膳」にありつけた。
美味い!
駅前通りから府道にでると一気に通行量が増える。
交通整理はそこが一番大変。
幹線道路の交差点では信号を無視して四方をストップさせる必要がある。
たいていの人は伝統行事と理解してくれて協力的だ。
昼頃には地域の地車の集合知に到着し、我が村は毎年一番の到着で旧4ケ村の地車が終結。

ここで昼食が配布され木陰では村人たちの宴会が始まる。
顔見知りの人、はじめて言葉を交わす人などが一緒になっての交流である。
オードブルなども用意され、缶ビールは飲み放題。
参加者人数が不明の中での食事手配だから大変だったろうと思う。
各地区のだんじり囃子などが披露され、やがて地車は自分たちの地域に帰っていく。
我々の地車も帰途に就くが、途中では度々の振る舞い酒で、祭りのスポンサーも大変だ。
私の遠い親戚の事務所前ではビールに日本酒、コロッケや揚げ物などが提供されしばしの休憩。
子供達には「昼間ですが、今から花火を打ち上げます」ということで、同じく差し入れれた袋入りのパンを「パン、パン、パン」と言ってばら撒き大いに盛り上がる。
最終発してもまたまた途中で休憩。
そこでは菓子店が袋入り和菓子を配布、居酒屋さんは生ビールの提供である。
やはりジョッキのビールは美味い。
無事格納庫前に到着し曳き回しは終了するが、保存会の面々は公民館で打ち上げの宴会。
「どんだけ飲むんや」という感じだが、おかげで私の体調不良もどこかへ行きそうになった。
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祭りの準備

2015年10月17日 | グルメ・他

黒木和雄監督作品に「祭りの準備」という映画があったが、我が地区でも秋祭りが開催され、10/17は地車(だんじり)の宵曳が行われた。
私も警護担当として参加。
夕刻に会場に行き早くも焼きそばとビールをふるまわれ気勢を上げる。
老人会やら地域代表のカラオケ大会が催されたが、音痴の私と違って皆さんなかなか上手だった。
地車は、夜の引き回しなので軽く神社周辺を回るだけ。
それでも一部の道路を遮断することはしないといけない。
ただただ頭を下げるだけである。
文句を言うドライバーもいるらしいが、この日はそんな人はいなくて皆さん協力してくれた。
村の地車は皆から寄付金などを募り修理、新調されて新しくなっている。
飾りつけは新調され、今までの地車と違い車にベアリングが入っている。
したがって重量の割には軽く感じるらしい。
秋祭りは地域一番のイベントで、村の総力を結集していることがわかる。
会場設営から運営、食事、飲み物の手配など、担当役員の苦労がうかがえた。
在職時は総務部門にいた私には見えない彼らの苦労が推し量れた。
宵曳が終わると抽選会が始まったが体調不良気味の私はこの時点で引き上げた。
本番は明日で、一日持ちこたえなければならない。
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横浜中華街

2015年10月12日 | グルメ・他
東京に行ったついでに娘夫婦に横浜の中華街に連れて行ってもらった。
家族が一人増えたせいでレンタカーを借りてのドライブ。
初めての中華街でしたが、神戸とは比較にならない規模で、人出も休日のこともあって大混雑。

実は前日に私は風邪をこじらせ熱にうなされておりました。
早く寝床についていると「熱が下がらんかったら、明日の中華街はどうなるん?」とリビングの話し声が聞こえてきた。
レンタカーを予約しているので、その時はこちらも寝室で必死に病魔と闘っていたのだ。

さて横浜。
到着してレンガ街へ向かうが、途中で工作船資料館というのがあったので見学。
北の工作船が展示してあり、銃弾のあとも生々しかった。
積んでいた銃器も展示されていたが、このような船で拉致されていった同胞のことを思うと胸が痛んだ。
そこから海上バスで山下公園へ。
中華街は目と鼻の先だ。

食べ歩きのつもりであったが、そちらにも長蛇の列だし、道路は肩が触れ合うほどの混雑ということで店舗に入ることに。
時間無制限、食べ放題75品、1,680円の看板が見える。
「萬金樓」という店だったが、小籠包とかフカヒレ炒飯などは138品で2,480円のコースを選ばないといけない。
そういえば、1,680円の下に小さく138品 2,480円が小さく書かれていた。
特に美味いとは思わなかったが、不味くはない。
それでも部屋は個室だったので私としては満足。
食べ放題に踊らされて限界を超える量を注文したような気がする。
貧乏人根性のなせる業である。

満腹状態解消のために、帰りは山下公園からレンガ街まで散歩しながら帰った。
ポカポカ陽気で、なんとも至福の一日であった。
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運動会

2015年10月10日 | グルメ・他

孫たちの幼稚園最後の運動会。
老夫婦にとっては一年で最大のイベントかもしれない。
そんなわけで大阪から東京へ遠征を行ってきた。
会場は小学校のグランドを借りて行われるが、父親は6時過ぎに場所取りに出かけても席は後ろの方という結構な賑わいである。
年長となると出番も多いので楽しめる。
徒競走はグランドを半周なので力も入る。
孫たちは夏休みにやってきて走り回っていたせいか、爺バカではないが走る格好になっていて速いほうだと思う。
Kはコーナーでうまくインをついて1位でゴールした。
袖に赤井リボンをつけてもらい、3年連続の1位獲得だ。
Yは人がいいのか、アウトコーススタートでインコースをつくと隣の人にぶつかるからと、ダントツの1位で来ながら最後までアウトコースを走り続けて抜かれてしまった。
リレーは接戦になってくると盛り上がる。
「XXいけえ~!」という親御さんの声があちこちから聞こえてくる。
KもYも後ろを振り返る余裕があり、「この子は速いわー」というよそ様の声が耳に入ると嬉しくなってしまう。
マーチングバンドは衣装も凝っていて、可愛いの盛りを目に焼き付けた次第。
Yは代表で最後の挨拶を行ったが、聞いているこちらのほうがドキドキものだった。
3回目の運動会だったが、これが幼稚園最後と思うと今年は格別だった。
出場が多いということは、それだけ練習も大変ということで、普段の苦労を耳にしていただけに感激もひとしおだったのだ。
彼らの友達の女の子は、当日に熱を出してしまい不参加となって泣きじゃくっていたそうだ。
子供自身はもちろん、親御さんもがっかりだったことは想像に難くない。

マーチング演奏は狂いもなく感心させられた。
どのようにして練習したのかと聞くと、「1トマト、2トマト、3たこやき、…」などとリズムを取りながら演奏するそうで、その指導ぶりに目を見晴らされた。
旅費を払っただけのことはあった。
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岸辺の旅

2015年10月07日 | 映画

孫たちの運動会のため暫く大阪を留守にして東京住まいとなる。
というわけで過日、上京前の映画を1本見ておいた。
黒沢清監督の「岸辺の旅」である。
僕たちの世代の者にとっては「岸辺のアルバム」というテレビ史に残る傑作ドラマがあったけれど、あちらは多摩川の岸辺のことだったが、今回の岸辺とは彼岸のことだ。
三途の川をはさんだあちらの世界で、岸辺はこちらの世界の此岸(しがん)も指しているかもしれない。
母を見送って随分となるし、自分の先も年々少なくなってきていることを実感するようになってきた。
この世に残したい自分の足跡などにも気が行くようになってきている。
故人とのかかわり、生きている自分の生きざまも少々気になる。
作品を見ながら、何かしら自分の人生を覆いかぶせていた。
場内は年配の人でいっぱいだった。
う~ん、みんな何か思うことがあるのだろうなあ…。
なかなかいい映画でした。
後からじんわりきますね。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
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GRAND Calbee

2015年10月06日 | グルメ・他
まもなく孫たちの運動会があるので東京まで行くことになっている。
年長となって、幼稚園最後の運動会だ。
Kは太鼓でポーズを決めるそうだ。
Yは最後に挨拶をする一人に選ばれた。
徒競走もドキドキもので、今から彼らの頑張りを楽しみにしている。

さて何か手土産でもと思い、阪急百貨店までグランカルビーを買いに行った。
GRAND Calbee はカルビーが販売しているプレミアム・ポテトチップスのこと。
いつ行っても行列が出来ていて、ブラリと行って買えるものではない。
その購入困難さが人気の秘密になっているのかもしれない。
というわけで朝一番に店頭へ。
9:30ごろに到着したが、早くも1Fでは整理券を待つ人の行列ができ始めていた。
私は18番。
やがて店員の方が1Fから地下の入り口まで案内してくれて、そこで開店まで待機。
百貨店は10時オープンだが、5分ぐらい前に入店させてくれる。
店舗前で再び待機して、順に店頭へ案内してくれる。
18番でもなかなか店頭まで進めない。
やっと店頭に行けても、商品選びと清算でなかなか進まない。
入店してから20~30分は経っている。
それでやっと購入。
店の外に出たらもう長蛇の列ができていた。

価格に見合う味なのかどうかわからないし、喜んでもらえるかどうかもわからないが、購入努力だけは評価してほしいものだ。
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