シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

ガメラ2 レギオン襲来

2013年12月24日 | 映画
孫達が帰って来た。
2週間ほどの滞在となるが、彼らの迫力は来るたびに増している。
少しおとなしくさせるために録画してあった「ガメラ2 レギオン襲来」を見せると期待通りに喰いついた。
必死でガメラを応援し、自衛隊にも声援を送っていた。

「ガメラ2 レギオン襲来」は1996年に金子修介が監督した劇場映画であるが良くできている。
映画として初めてSF大賞を受賞している。
前作でギャオスと戦ったガメラが再び活躍するが、こちらの方が子供達は楽しめるかと思った次第。
日本が誇る怪獣映画では、僕としては「ゴジラ」の第1作、第2作とこの「ガメラ」の2作品が気にいっている。
大人も十分に楽しめる作品で、大人にとっての怪獣映画はもう登場しないかもしれない。

さて今日はクリスマス。
いまからホームパーティの飾り付けを行って、午後にはチキンやお寿司などの買い出しと、クリスマスケーキの引き取りなど多忙を極める一日となる。
気の抜けたような毎日を送る私にとっては、久しぶりに密度の濃い一日となりそうだ。
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ピーター・オトゥール

2013年12月16日 | 映画
ピーター・オトゥール氏の訃報が届いた。
P・オトゥールといえば、何といってもデビッド・リーン監督の「アラビアのロレンス」が思い起こされる。
一世一代の作品があると言うのは幸せなことだ。
「アラビアのロレンス」の主演男優として、P・オトゥールの名は永遠のものとなった。
僕の映画経歴からしてP・オトゥールの作品は3本しか思い浮かばない(申し訳ありません)。
すなわち、「アラビアのロレンス」「冬のライオン」「チップス先生さようなら」である。
アル中になっていたとの噂も聞いたが、少ない作品ながらも僕にとっては強烈な印象を残して去った男優である。
感謝とご冥福を・・・。
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利休にたずねよ

2013年12月12日 | 映画
3か月ごとのパターン。
朝一番予約での定期検診を済ませて映画館へ足を運ぶ。
どれもみな時間が中途半端で、結局ステーションシネマで12:00からの「利休にたずねよ」を見た。
第140回直木賞を受賞した山本兼一の原作も読んでいたが、映画は原作を超えることはなかった。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

私のスケジュールからして、これが今年最後の映画になったと思う。
録画していたDVDはたくさん見たが、映画館へ足を運んだのは今年も少なかった。
反省。
記憶力も衰えてきて、終盤の作品のほうが印象に残るようになってきたが、それでも振りかえれば子供の取り違えを描いた邦画、洋画の二本「そして父になる」と「もうひとりの息子」がよかった。
過ぎ去った青春を懐かしんで、毎年何本か見ることになる青春ものでは「箱入り息子の恋」が印象に残っている。
そんなことを思いながら映画館を出た。

映画館を出て外をうろつくと町はクリスマス気分一色。
御堂筋のイチョウはそろそろ散ってしまいそうで、枝ぶりだけが目立つようになっていた。
我が家もクリスマス・パーティの準備をしなければならない。
老夫婦だけの生活となり、流石にツリーを飾ることはしなくなったが(もっとも年代物のツリーは孫達の所にいっている)、せめてその日はチビ達を交えたパーティで盛り上がりたい。
ダイソーで衣装やらデコレーションを買いこむ。
安いなあ~!
何で? 材料費よりも安いような気がする。
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いとしきエブリデイ

2013年12月04日 | 映画
「いとしきエブリデイ」の上映期間がもうすぐ終わってしまうので通院のついでに見に出かけました。
愛読しているブログのセントさんがいいと書いておられたので見たのですが、なかなかいい映画でした。
ミニシアターで上映されるべき映画で、上映劇場のテアトル梅田は1回上映になっていましたが空いていてゆったりと見ることが出来ました。
10:25上映なので病院からは大急ぎでした。
来週は今日の検査結果を待っての診察があります。
診察と言っても処方箋をもらいに行くようなものですが。
またまた出かけたついでに映画を見ようと思っていますが、チビたちもやって来ますのでそれが今年最後の映画になると思います。
さて、何にするかな・・・。

書き進めている戦争映画に関する作品を再見しなければなりません。
こちらの方が忙しくなってきました。
再見すると初見の時とまた違った印象を持つから不思議なものです。
映画はその時の自分の年齢や経験や状況によっても感じ方が違ってくるものだと思っています。
それもまた楽しいものが有って、家人からは「録画したDVDをそんなに集めてどうするの?」と半ば批判されていますが、そんな楽しみは分かってもらえないと思います。
でも、最近は映画を趣味にしておいてよかったと思うことしばしばです。
映画に感謝しなくてはなりません。
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大河内山荘

2013年12月02日 | グルメ・他
週末にいつもの三名で紅葉狩りを兼ねた撮影会に京都は嵐山を訪問。
数ヶ月前に豪雨による大被害を受けたが、その復興は目覚ましく、護岸工事を除いては普段と変わらない様相を呈していた。
一番の掻きいれ時を迎える当たって京都有数の観光地が急ピッチの復興を遂げたのだろう。
東北復興の遅さとつい比較してしまう。
目的地は往年の大スターである大河内傳次郎が64歳で逝去するまで30年の年月と私財を投じて作り上げた庭園・大河内山荘。
亀山公園を抜けて山荘を目指したが、公園の紅葉も山荘の紅葉も少し時期が遅く、上から眺める分には葉もいたんでいた。
紅葉の特性だと思うのだが、そのような状態でも下から見上げる陽の光を通した紅葉はまだまだ綺麗だった。
抹茶席券を含めた入場料は1000円だが決して高くはない。
故人の美意識が表現された庭園は広大で趣が有り、嵐山を借景にしたかと思えば、京都市内を眼下に一望できる立地にある。
僕等にとっては「シェイはタンゲ、名はシャゼン」というものまね芸人の語り口の方が馴染みが有り、映画館で見た彼は端役、切られ役などもやっている晩年の姿で、そのあたりは役者魂を感じさせた。
彼の魅力を理解できるのはテレビ放映された山中貞雄の「丹下左膳余話・百万両の壺」がそうかな?
庭園内の展示スペースの大きなスチール写真は迫力が有りカッコイイ。
これだけの雰囲気を出せる時代劇役者がいなくなってしまったなあ。

同行のK君は今年退職し、その後に弟さんと父上を亡くし御母堂も療養中で、さらに奥様のご両親も療養中とかで大変だと思うのだが案外と元気だった。
退職記念とでもいうのか、家族全員でハワイ旅行にも行っていたらしい。
昼食は3回目の訪問となる「弁治」で、ここのメニューは1900円の湯豆腐会席のみで、料理の注文を聞くこともない。
温まる為に縁側に近い席を希望し、熱燗を注文。
K君は痔の手術上がりで飲酒が出来なかった。
もう一人の同行者であるT君と二人で4合をやりました。
4合というより銚子が4本と言った方が正確で、量としては2合だったような気がする。
私は配分を考えて、酒の肴用に田楽や湯葉などを残していたが、T君は早々と全部平らげていた。
見かねたK君が香の物をあげていた。
退席を促すかのようにアルバイトらしき店員が、トイレに立ったT君のお膳を引きに来たが「お漬物が残っているので置いとったてくれるか」とみみちい要求。
単品メニューが有ればもっと居座っていたと思う。
一年に2,3回の出会いなのだが何とか元気でやっているので嬉しい。
刺激の少ない私にとって、彼等は数少ない香辛料なのだ。
コメント (4)
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