シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

意識調査

2006年08月27日 | グルメ・他
情けないことに老後の意識調査が届いた。
質問項目の一つに「今後変化が見込まれることのうち関心があるもの」というのがあった。
選択制になっていて、複数回答可で以下の中から選ぶ事になっている。
1.収入などの経済状況
2.行動範囲や情報量の変化
3.精神的な張りや生き甲斐
4.交友関係
5.余暇時間の増加とその使い道
6.夫婦二人だけで過ごす時間
7.健康の維持と管理
8.家庭や地域での役割
9.その他(     )

関心事か心配事かわからないけど、どれも関心事ではある。
ふと思ったのだが、3番の生き甲斐だが、そもそもこれは生きる甲斐なのだろうか、それとも生きた甲斐なのだろうか?
現に生きている自分にとっては、これから先の生きる甲斐なのだろうけど、老い先が短くなってくると、どうも生きた甲斐なのではないかとも思えてくる。
「精一杯やった。色々あったけど、長生きした甲斐があって、楽しい面白い人生だった。みなさんサヨナラ」と言って目を閉じたいな。
結局、まだまだ現役として自分が目指したものを、目一杯やるっきゃないか!
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岸恵子さん、綺麗!

2006年08月14日 | 映画
中日戦3連敗の厄払いとばかりに映画を見に出かけた。
今日の映画館は大阪・九条にある「シネ・ヌーヴォ」である。
70~80席ほどのミニシアターだ。
ドアの前に遮光用のカーテンがある懐かしい映画館だ。
ビルの一階に有るけれど入り口もユニークで、アート・シネマ系だとすぐわかる造りになっていた。
九条の片隅にこんな映画館が存在していた事にまず驚いたが、なんだか嬉しくもあった。
ロビー(と言えるかどうか解らないほど狭いけれど)を通り抜け、トイレも覗いてみたが、期待通りの雰囲気だった。

今は松竹創業百十周年記念上映が行われていて、僕は11:45からの「君の名は」を見た。
言わずと知れた、あの女湯が空になったという伝説のラジオドラマを映画化した一遍だ。
一遍といっても、三部作なので総集編は3時間ほどある。
もっとも、三部作を通しで見ると6時間はあるそうだ。
流石に、主演の岸恵子さんは若くて綺麗だった。
淡島千景さんはいい役をやってたな。
故石原裕次郎夫人の北原三枝さんがアイヌ娘の役で出ていたとは思わなかった。
総集編なので笠智衆、三井弘二、日守新一、小林トシ子、野添ひとみの各氏などの登場シーンは全てカットされていて残念だった。

当時はお涙頂戴だったのかも知れないが、今見るとどうも真知子の意志薄弱と身勝手さというか、主体性が無いというか、それが当時の女性の心情だったのか、すこしばかり違和感を感じた。
しかし当時の各地の景色が見れてよかった。やはり環境は壊されてきている。
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夏期休暇

2006年08月12日 | グルメ・他
今日から会社は夏期休暇に入った。
夏期休暇といえば過日に夏期大学と銘打った講演会が二日間にわたって開かれた。
講師は佐々淳行氏、伊東元重氏、住田裕子氏、辺真一氏であった。
「行列の出来る法律相談所」の住田さんは別として、三氏の話にはそれぞれ面白い指摘があり、僕の視野も少しばかり広がった。
佐々淳行氏
日露戦争の講和直前(1905(明治38)年)に桂太郎首相とフィリピン訪問の途中、来日したアメリカ特使ウィリアム・タフト陸軍長官との間に交された秘密覚書で、日米は日本の韓国に対する優越支配とアメリカのフィリピン統治とを相互に承認し合った。
すなわち日本の朝鮮半島支配と米国のフィリピン支配を双方が了解した密約合意だった。(外務省はこの文書を焼却したとしているが、米国には残っていて公開されている)
韓国には、米国が日本の朝鮮半島支配を認めた1905年の桂・タフト協定から不幸が始まったという気持ちがあり、日米の蜜月状態を見て、再び米国は日本を支持し、韓国
を見捨てるのではないかとの疑念から、同胞である北朝鮮に対して接近しているのだという指摘をされていた。

なるほど・・・そういう見方もあるか・・・。

伊藤元重氏
中国では貧富の差が拡大し、沿岸部の1億が富を独占し、内陸に住む9億の民は貧民層である。
農村部では抗議行動、暴動が多発しており、発生件数は政府の公式発表では87,000件だが、ある新聞社の記者に聞いた話では50万件という報告もあった。
20階以上のビルは東京で100棟なのに上海では4000棟。発展の象徴でもあるが、それが逆にリスクになるかもしれない。
メンテナンス、維持管理が悪いので新しいビルでも汚い。
エレベーターが少ないので不便で、やがて企業は逃げ出したりするとゴーストタウン化するかも知れない。

専門の経済の話より、中国事情のほうが面白かったのは僕の嗜好のせい?
う~ん、上海はわからないけど農村部はそうだろうな・・・。

辺真一氏
北朝鮮は大国は自国の利益のために同盟国を切り捨てるものだということを学んだ。
北朝鮮は核を持ってしまえば勝ちだとの認識を持ち、同胞の命よりも核を選び、そのため国民は貧困と食糧難にあえいでいる。
売られた喧嘩は買う覚悟があり、米朝戦争が勃発した時に米軍基地を有する日本が巻き込まれるだろう。
中国にあれだけの残留孤児がいるのだから、北朝鮮にいないわけがない。
北朝鮮との日本人問題は拉致家族だけではない。
いまなお身分を明かせないで北朝鮮にいる同胞を取り戻さなければならないのだから、そのためにはどうしても国交を正常化する必要がある。

そりゃそうだ。感情だけで判断してはいけないよな・・・。

その他、辺さんからは「なぜあえてあの日にミサイルを打ったのか」、「拉致被害者の安否について」など興味ある話があり一番面白かった。
最近アジア近隣の国(特に中国)に興味をもち、図書館に行ってはそちらの書物を借りている。
この盆休みに読破するつもりだ。
後日に感想をまとめてみたい。
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M-I-Ⅲ

2006年08月05日 | 映画
暑い!
こんなに暑いと涼みがてらに映画館に行きたくなる。
スカッとしたい気分と、テレビで立て続けにⅠとⅡが放映されたので、「M-I-Ⅲ」を見に行った。
例によって、まずはチケットショップで1290円のチケットを買って映画館に向かった。
こんな映画はポップコーンを食べながらビール片手に観るのがいいのだが、映画館のビールは高いので、ペットボトルのチュウハイを持ち込んだ(たぶん持込は禁止だと思うけど)。
ⅠとⅡに比べたら断然このⅢが面白い。
展開が早く、息つく暇も無く進んでいきあっという間に終った。
帰りに丸ビルの富士フィルムのギャラリーに寄るつもりだったので、丸ビル地下の飲食街で餃子を食べた。
そうなるとやはりビールが美味い。
帰りに図書館によって「中国農民調査」という本を借りた。
僕は最近、中国に凝っているのだ。
過日は「マオ 誰も知らなかった毛沢東」を借りて読んだ。
中国に傾倒しているからではない。
中国のひどさを再認識するためにである。
コメント (1)
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