シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

腹痛の原因

2014年05月30日 | 阪神タイガース
昨夜は阪神-西武戦を試合開始からテレビ観戦。
初回から2点を入れて押せ押せゲーム。
菊池をノックアウトするのも時間の問題やと思って見ていたら、ランナー出すけど点取らん状態になって、今季1勝6敗の菊池を助けてやってる。
新人の岩崎に経験積ませたらええのに、5回途中2点取られて同点にされたらピッチャー交代。
「中継ぎが信用出来るんやったええけど、信用できる中継ぎがおらんねんから、勉強を兼ねてここは岩崎の続投や!」とテレビの前で叫んだ。

嫌な予感がしてたんよな。
点を取れるときに取っとかんと痛い目に合う試合が続いてるからなあ~。

嫌な予感は当たるんよな。
その後、出てくるピッチャー、出てくるピッチャーが皆タイムリーを打たれまくり。
鶴、加藤、金田、小嶋、岩本が次々点を入れられ結局13点も取られた。
イライラ最高潮や。
寝つきが悪い。

今朝目覚めて、蒲団の上に座って早朝番組のスポーツコーナーを見ていて昨夜の憤懣が湧きだし、愚痴を言いだしたところで左わき腹に激痛。
脂汗が湧きでて声も出ない。
阪神によるイライラから石が尿管にでも溜まったのかもしれない。
この痛みの原因は絶対に阪神の試合内容によるものに違いないと思いながら30~40分格闘。
そのうち、阪神への恨みつらみが収まるのと共に、腹痛も落ち着きを見せてきた。
今は後遺症的違和感だけになった。
やはり原因は阪神だ!

ソフトバンクの新垣獲りをはよせい。
全く打てないキャッチャー清水を先発で使うな。
全く打てない大和の先発を考え直せ。
西岡の復帰後の使い道を今から考えておけ。
頼んまっせ、和田さん…。
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「ぼくたちの家族」と「ぼくの仲間」

2014年05月27日 | 映画
「ぼくたちの家族」を見て、ぼくの仲間と鶴橋で一杯やった。
「ぼくたちの家族」は「舟を編む」の石井裕也監督の新作。
いわゆる難病ものでもあり、家族再生ものでもある内容だが、これが石井監督の作風なのか、そちらに対しても肩肘張って声高に叫ぶようなものではない。
抑制を効かせたスタイルで四人の絶妙なやりとりを見せる演出、僕は好きだな・・・。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

「ぼくの仲間」は天満会と称している高校時代の友人5人の飲み会。
川崎に住むI君の帰阪を待って開かれている。
彼の帰阪が待ち遠しい実に楽しい飲み会なのだ。

今回は場所を変えてO君の利便性を考慮して鶴橋で開催。
I2君が案内してくれた居酒屋さんで、人気店ということで雨の月曜日にもかかわらず店内は込み合っていた。
運よく狭いながらも5人が座れるテーブル席が空いていた。
近鉄特急で伊勢湾の新鮮な魚介類が運ばれてくる土地柄とあって、出されるネタは新鮮で美味い。
マグロの造りもサバ寿司やきずしも美味であった。
2軒目に行こうかと話していたら、広いテーブル席が空き、そちらに移動しての2次会となった。
はなちゃんというオバサンが帰りがけに、御縁がありますようにと5円玉を編み込んだ手作りの紐細工をくれた。
安くて美味い店だったので、今度は昼間にこようと話が盛り上がった。
昼間の酒は美味いからな…。

もう一軒となり3次会は鶴橋風月へ。
一人1000円の予算を念押ししてラストオーダー。
閉店まで賑やかな会話は途切れることがなかった。
毎回安くてうまい店を案内してくれるので大助かり。
40年以上も前の仲間だが、一瞬の内に青春時代へいざなってくれる。
貴重な仲間に乾杯!
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交流戦が始まるのでフィールド・オブ・ドリームス

2014年05月20日 | 映画
プロ野球は今日から交流戦。
それでというわけではないが、いやそれでかもしれないが野球映画を見たくなった。
保存DVDを探せば「メジャーリーグ」「ナチュラル」など、流石に本場だけあってアメリカ映画に名作が多い。
手に取ったのは「フィールド・オブ・ドリームス」。
このようなハンタジックな映画を作ってしまうところがアメリカ映画の底力だなと思わせる。

登場するシューレス・ジョーことジョー・ジャクソンは、日本で言えば黒い霧事件で永久追放となりその後名誉を復活された池永正明といったところ。
アメリカでは有名な1919年のワールドシリーズの八百長事件らしいが、日本人である私はそのいきさつを含めよく知らない。
けれども池永とダブらせることによって、事件に巻き込まれ関係したことは事実としても、八百長はやらず無実の罪をかぶって悔しい思いをしたことはわかる。
何よりも池永と同様に野球をこよなく愛していた選手で成績も抜きん出ていたこともわかり、この映画の隠れた背景を理解することが出来た。
映画は、夢、情熱、父親との確執と後悔などがソフトなタッチで描かれていく。
下手をするとオカルティックになりそうな話を淡々と、それでいて詩情豊かに描き上げた演出は驚異的で、何度見ても面白い。

日本映画に野球を題材とした名作が少ないように感じるのだが…。
思い当たるのはわずかに「バッテリー」ぐらいかな…。

さて交流戦。
阪神はパリーグ首位のオリックスからスタート。
相手は7勝負けなしの西で手ごわい。
その後はパリーグ優勝候補筆頭のソフトバンクだから、今日からのオリックス戦でつまづけばズルズルと行ってしまう可能性がある。
それに阪神は交流戦の成績が良くないからなあ~。
あ~あ、阪神に対する心配性が出てきてしまった……。
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訃報、鈴木則文

2014年05月19日 | 映画
先日の新聞で、映画監督の鈴木則文氏の訃報が小さく伝えられておりました。
鈴木則文さんは、いわゆる芸術映画と呼ばれるような作品は撮られませんでしたが、エンタメ性に飛んだ作品を撮った職人監督でした。
僕等の世代にとっては、藤純子さんの「緋牡丹シリーズ」の生みの親で、随分お世話になりました。
彼女の魅力を発見したのは氏であると思っています。

シリーズの脚本を手掛けられていますが、監督もされたのが第二作目の「緋牡丹博徒 一宿一飯」です。
シリーズでは加藤泰監督の「花札勝負」と「お竜参上」の評価が高く、出来栄えもいいと思いますが、この「一宿一飯」も記憶に残っています。
なによりも純子さんが片肌脱いで刺青を見せています。
か細い肩から腕に描かれた緋牡丹と純子さんのあでやかさが出ていたシーンでした。
懐かしさのあまり再見しました。

悪役の親分に暴行され、「もう恋人に会えない。私は汚れたんです」と自殺を決意して泣き崩れる娘に、藤純子扮するお竜さんが下記のセリフで言い聞かせます。

「女だてらに、こぎゃんもんば背負って生きとっとよ。だけん、あたしにゃあ○○さんの気持ちなようわかりますばい。女と生まれて人を本当に好きんなったとき、一番苦しむのは、こん汚してしもうた肌ですけんね。消えんとよ、もう一生。だけん、体じゃなかつよ。人を好きんなるのは心。肌に墨はうてても、心にゃあだあれも墨をうつこつはでけんとです。」

いいシーンでした。

シリーズ中でお竜さんが肌を見せることはなくて、このシーンだけは例外でした。
覆われた神秘性が僕等を魅了していたのでした。
映画館は活気に満ちあふれていました。
そして、通っていた東映会館はなくなってしまいました。
時代の変遷ですね…。
ご冥福をお祈りいたします。
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4連敗

2014年05月11日 | 阪神タイガース
先日来より寝つきが悪く、さらには寝起きが悪い。
病院にかなくても原因ははっきりしている。

間違いなく、不甲斐ない阪神タイガースのせいだ。

気がつけば4連敗。
予告先発の川上を急遽代えられて、対策不足になってしまった濱田を打てんかった中日戦がケチの付き始め。
中日との3戦目も、岩田がいいピッチングをしていたのに、リリーフの福原が同点ホームランを打たれ、オ・スンヨプを出すチャンスもなくサヨナラ負け。
エース能見で臨んだ巨人戦の初戦は、ジャイアンツ・キラーらしいピッチングをしてるのに7回になって四球がからまってあっという間の3点を取られてまさかの敗戦。
藤浪とか能見とか、終盤に一気に崩れるんは、キャンプで体力強化を怠ってたんと違うかと疑ってしまう。
ピッチング・コーチも悪いんやろな…。
昨日は昨日で、楽勝ムードやのに福原が8回に同点に追いつかれ、呉昇桓を出した後ではリリーフは頼りなく延長で敗れ去った。

和田監督もアホの一つ覚えみたいに、7回安藤、8回福原、9回呉昇桓にこだわってたらアカンわ。
榎田が折角ええピッチングして球数も少なかったのに、ピッチャー交代や。
榎田も信用ないんかも知れんけど、峠の越えた安藤、福原がそない信用おけるんかい?
JFKという昔の夢を追いすぎるんと違うかな?
ここんとこ、安藤、福原は出たらピンチの連続状態やで。
上本が故障して打線に迫力がなくなり打ててないのもあるけど、能見、メッセンジャー、藤浪の主戦投手で勝てんようでは辛い。
鶴や岩崎、榎田や岩田に期待せなアカンのは酷というものや。

東京の孫達を阪神ファンにして、東京も放送があった昨夜なんか携帯電話をスピーカーモードにして、大阪・東京同時応援してたのに最後は3ラン打たれて負けやもんな。
時間的に孫達が寝たあとの延長負けだったのが、せめてもの慰めだったとは情けない。
相手は4月月間MVPの菅野やけど、今日こそ勝ってくれ!
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映画館をハシゴ

2014年05月09日 | 映画
前作が結構良かった監督二人の新作が公開されているので久しぶりに映画館をハシゴ。
一人は「別離」のアスガー・ファルハディ監督で、今回は「ある過去の行方」。
いま一人は「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督で、今回は「プリズナーズ」。
映画は総合芸術で才能、技術のある面々が集まらないとなかなかいい作品は生まれないものだと思う。
その中でもとりわけ監督の力量が問われ、テレビがプロデユーサーであるのと一線を画しているとも思う。
ある作品で出会って感銘を受けると、その監督の次回作をなるべく観るようにしている。
そこで満足すると、今監督はスゴイと無条件の信頼を寄せてしまう。
一作だけきらめく監督さんも数多く見てきたので、そんな監督は僕にとって貴重な存在だ。
今回の二人はいい。
1100円払っても(シルバーなもので)後悔するこのない監督だと思う。
片やミステリー、片やサスペンスといった作りで、どちらも2時間を超える作品だが最後まで引っ張る力強さが有った。
こんな日はなぜか幸せな気分になれる。
こんなことで幸せな気分なれる自分の状況にも満足感を感じる。
道行く路肩のタンポポは綿帽子ばかりになり、屋上でくつろげば風はあったが日差しは強く初夏の訪れを告げていた。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
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呉服座

2014年05月01日 | 映画
毎日が日曜日の私ですが、それでも身の回りでは色々あってしばらく映画館から足が遠のいていました。
久しぶりに足を運んでみました。
作品は呉美保監督の「そこのみにて光輝く」です。
呉監督作品というより、佐藤泰志原作作品と言った方が適当かもしれません。
ラブストーリーと言えば言えなくもありませんが明るい話ではありません。
どん底でもがき苦しむ姿は、観ていて息苦しくなってしまいました。

佐藤泰志氏原作と言えば、以前に熊切和嘉監督の「海炭市叙景」という作品を見たことが有り、先日もテレビ放映されていたので再見しましたがじつにいい映画だと再認識しました。
今回も同氏の原作とあって見てみようと…。
佐藤泰志と言えば、何回も芥川賞候補になりながらついに芥川賞作家とはなれず、若くして自ら命を絶ったと言う作家です。
僕は作品を読んでなくて映画を通しての知識しかないのですが、そもそも原作がいいのか、前作の熊切監督が良く今回の呉美保監督も良かったのか、いづれもいい作品で原作者に興味を深くしました。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

帰りに以前は梅田ピカデリーだったビルに大衆演劇の「呉服座」が昨年に出来ていることを知り立ち寄ってみました。
呉服座と言えば池田にあった劇場と記憶していますが、調べてみるとその池田と梅田に復活したとのことです。
大衆演劇と言えば新世界を思い浮かべますが、梅田界隈にできたことはうれしいです。
私は大衆演劇ファンではありませんが、それでも何だか嬉しく思ったのはなぜなんでしょうかね。
でも、やはりマニアックな世界だと感じました。
ちょっと私には入りづらい雰囲気です。
娯楽の殿堂として成り立っていけばいいなと思いました。
外は朝方の小雨模様はどこへやら、すごくいい天気で久しぶりに梅田界隈をうろつきました。
コメント (2)
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