シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

124、94、82

2016年04月28日 | 阪神タイガース
124 → 94 → 82
暗号ではない。
阪神タイガース原口文仁捕手の背番号の変遷である。
しかも一日でそれを行った。

原口は帝京高校を出た7年目の選手だが怪我もあって育成枠の選手だった。
それで背番号は3ケタの124番をつけていた。
その彼が昨日めでたく支配下選手登録されて背番号が94番に決まった。
ところが、あろうことか昨日すぐに一軍登録されたのである。
驚いたのは球団で、そんなに早く94番HARAGUCHIのユニホームが作れるわけがない。
そこで原口は仕方なく2軍のコーチである山田のユニホーム82YAMADAを借りたという次第。

その彼が昨夜の巨人戦、大勢の決まった5回裏に代打で登場。
大勢が決まったと言っても阪神は負けているほうで、プロ初打席の原口を応援するしかない。
山田のユニフォームを見てもファンはちゃんと原口の掛け声で応援していた。
山田のユニホームはダブダブやったなあ。
打球はいい当たりのセンターフライやった。
バットは振れとった。
そのままキャッチャーに入って、8回に再び打席が回り、見事にレフト前へクリーンヒット。
プロ入り初ヒット、よかったねえ~原口。
それぐらいしか見るとこがなかったもんな。
打ってはダブルプレー、守ってはエラーという試合で11対1やもんなあ。

強い阪神を東京の孫たちに見せてやってくれ~!
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道に迷って

2016年04月23日 | グルメ・他
昨夜は友人との食事会。
彼は会社勤めなので待ち合わせ時間まで映画を見て時間をつぶす。
作品は「スポットライト 世紀のスクープ」。
聖職者の児童虐待をスクープした地元新聞記者の話。
ドラマなど全く起こらないし、淡々とドキュメンタリー風に描いていながら観客を引き付ける力強さがあった。
時間が気にならない。
スゴイ俳優が出ているわけでもないのにこの演出力。
感心してしまった。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

見終ると6時ころで、6時半の待ち合わせにはちょうど良い。
急ぎ足で待ち合わせ場所の中之島ダイビルに向かったのだが、通り過ぎてしまい気がつけば土佐堀のダイビルまで来てしまっていた。
急遽遅れること連絡してさらに急ぎ足。
すっかり待たせてしまった。

積もった話で盛り上がり楽しいひと時。
てんぷらの盛り合わせが美味かった。
味塩に桜の香りが施されていた。
筍、ウドなど季節の野菜に舌鼓。
初鰹、鯛の刺身も美味しくいただいた。
その店の株主である彼が優待券でごちそうしてくれた。
ありがたい、ありがたい。

そこを出てバーに寄って、マティーニを一杯。
その前に運動した為か酔いがまわる。
ビール2杯、日本酒少々、マティーニ1杯ですっかり酔った。
久しぶりの歓談で、そちらに酔ったのかもしれない。
帰ったら阪神が12点も取って勝っていた。
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筍シーズン

2016年04月20日 | グルメ・他

竹に旬とは上手い字で、今はタケノコのシーズン。
隣のKさんのオバチャンが朝掘りの筍をくださった。
毎年塀越しに手渡ししてくださる。
新鮮な筍を今年も食べることが出来ると喜んでいたら、今度は反対側の隣であるIさんからも筍を頂いた。
親戚が借りられている農園の隣に、同じ地主さんの所有する竹藪があって、そこに孫たちを連れて筍堀に行かれたらしい。
大きな筍を一杯頂いた。
子供の頃は近くに竹藪が一杯あって筍は取り放題だったのだが、いまは周りを見渡しても竹藪は存在しない。
筍も買えばそこそこの値段がする。
アク抜き用の米ぬかだけは50円も出せばたっぷりある。
この時期、筍はありがたすぎる酒の肴である。
というわけで昨夜は今年初の筍だった。
そろそろ初鰹の時期だな…。
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網膜裂孔

2016年04月14日 | グルメ・他

左目の診察のため通院。
最近はネット予約ができるようになり待ち時間の解消にはなる。
墨を落としたような幕は薄くなり、視力も回復していたのですが、診察後に今日は手術するとのお告げがあり、結局一番最後の患者としてレーザー治療を行った。

網膜裂孔があるらしい。

後部硝子体剥離が生じる際に、硝子体と網膜が強く癒着している場合、または網膜が弱くなっている場合には、収縮する硝子体に引っ張られるかたちで網膜が引き裂かれ、亀裂や穴、つまり網膜裂孔ができることがあるとのことでした。

それ以上進むと網膜剥離に至るので、裂孔を生じている部分にレーザーを照射して広がらないようにするそうです。
9割ほどの人はそれで収まるとのことでしたが、完全にとは現時点ではさすがに言えないようです。

通常の診察同様、顎を台の上にのせ額を上部にくっつけますが、動くといけないのでゴムバンドで固定されました。
レーザーは眼底に少し圧力を感じましたが痛みを伴うものでもなく短時間で終わりました。
数えていませんでしたが相当数を照射しました。

治療の痛みはありませんでしたが、治療費の痛みはありました。
私の場合30,830円でした。

限度額適用認定証の提出を言われましたので市役所で発行してもらいました。
高額療養費が後で超過分を返金されるのに対して、こちらは全額払う必要がなく窓口支払いが限度額でストップするものです。
所得に応じて負担額が違いますが、私の場合はたぶん限度額以内で収まって、この認定を受けることはないと思います。
もっとも、網膜剥離を引き起こせば別ですがそれはなさそうです。
目もうっとおしいですが、通院もうっとおしいです。
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リップヴァンウィンクルの花嫁

2016年04月12日 | 映画
鼻づまり、咳き込みなど風邪の諸症状が出ていたが、それも治まり人様に迷惑をかけることもなくなったので昨日は映画館に出かけた。
左目の異常は治っていないが、こちらは自分の事なので我慢できる。
花冷えと言うには寒すぎる気候だったが、孫たちも帰って1週間になるし気分転換もあった。

前回「ヴァンパイア」で期待を裏切られた岩井俊二監督であるが今回は満足する出来栄えであった。
作品は「リップヴァンウィンクルの花嫁」。
劇場に行く途中のB1の通路に主演の黒木華さん着用の衣装が展示されていた。

黒木さん、ここんとこ先生役が多いですね。
今回も出だしでは派遣教員をやってました。
3時間の長尺ですが時間を感じさせません。
ファーストシーン、ラストシーンがいいです。
ファーストシーンで引き込まれ、ラストシーンで感動と余韻を与えられる作品は映画世界に浸ることが出来ます。
最後のりりィさんの熱演に感動し涙しました。
涙を流すのを忘れるぐらいの感動的シーンでした。

私たちの時代と違って、今はネットショッピングみたいにワン・クリックで結婚相手を見つけることが出来る時代なんですね。
派遣社員、クソ生意気な中学生、体裁を気にする風潮、マザコン親子、そして人の幸せが瑞々しい映像と音楽にのせて描かれる、僕の持っているイメージの岩井俊二らしい作品でした。
久しぶりに映画らしい映画を見た気分になりました。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
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南極料理人

2016年04月08日 | 映画
沖田修一監督の新作「モヒカン故郷に帰る」がやてくるので、同監督の「南極料理人」をみる。
自宅のホームシアターでくつろぎながら見たが、目下左目の異常があり時々右目だけで見る鑑賞でストレスがたまる。
まあのんびりと見ることが出来る作品なのでそれなりに楽しめた。

南極を舞台にした物語といえば、シリアスな作品が多いが、こういうライトなコメディーは珍しい。
オープニングは過酷な勤務から逃げ出そうとしている隊員を別の隊員が励ますと思わせるシーン。
この時点ではシリアス作品とおもわせたのだが、次のシーンでは「麻雀のメンバーになりたくない」だけだったという話で、「ああなんだ、こういうタッチの作品なんだ」と知らされる。
男8人、まるで大学の男サークルの合宿風景みたいで、懐かしさを覚えると同時に楽しそうな彼等に羨望の気持ちが湧いてくる。
それもそのはずで、全編を通じて彼らの過酷な勤務状況は描かれない。
描かれているのは彼等の必死の作業ではなく、そこから逃れた自由時間の生活ぶりである。
これぐらいのバカをやらないと、とても男ばかりで生き物もいない極寒の地で1年半も過ごせないだろうと納得させられる。
そのバカぶりを南極での食事を中心に色んなエピソードでつないでいく。

南極料理人は、限られた食材なので同じ食材を工夫しながら別料理にするとかの話を耳にしたことがあるが、そのようなエピソードはなく、毎回違った料理が提供されるのだがどれもが実に美味そうである。
日本国内の家庭で食べているものと違いはないのだと言いたいのか、家庭的な料理が多く登場してくる。
それでも信じられないような物も出てきて笑いを誘う。
伊勢海老のエビフライが筆頭だろう。
食材に前の調査隊が残していった伊勢海老があると判り、西村は刺身を提案するが隊員全員が「気分は皆エビフライだからね」と言ったためだ。
俺の体はラーメンでできていると言うタイチョウのラーメン騒ぎも笑わせる。

登場人物はユニークな風采の人間ばかりで、通信担当の黒田大輔やドクターの豊原功補なども、存在しているだけで笑わせる。
男ばかりで人目などを気にしなくていい状況なので、かれらの服装そのものが学生の合宿並みなのだ。
おまけに長期間過程を留守にする彼らは家族にも見捨てられていて、西村は「お父さんがいなくてとても楽しいです」と言われるし、本さんは1分740円の電話お掛けても「話したくない」と言われる始末である。
本さんがつぶやく「やりたい仕事がここにあるだけなんだけどなあ…」は男にとっては心に響く。
雪氷サポートの兄やんと呼ばれる高良健吾は究極の遠距離連来をしているが、彼女にフラれてしまう。
しかし帰るに帰れない。
それでも帰国すれば待ってくれていた人たちがいる。
本さんの奥さんは本さんにすがって涙を流すし、西村の家族も笑顔で迎えてくれている。
兄やんには国際電話受付担当の清水さんが迎えてくれた。
そんな愛情物語を描き込んでいたら、もう少し一本スジの通った作品になっていただろう。
しかし公開電話での西村と家族とのやり取りの終わり方を見ていると、意識的にそれらを排除したのだと思う。
そうすることで平凡な日常生活のありがた味を訴えたかったのかもしれない。
ドクターは言っていたとおり、非日常的なことをやっていたけど…。
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爺ばか

2016年04月07日 | グルメ・他

硝子体出血の経過観察で雨の中を眼医者に通院。
少しは良くなっているようだ。
オンライン予約ができるようになって便利だ。

孫たちは昨日が入学式で、今日から小学校に登校する。
東京も雨模様で、彼等も雨の中を初登校だろう。
写真館で撮った記念写真をメールで送ってきたが、どこかいいとこのおぼっちゃま風で可愛い。
そんな風に思うのは身内だけで、爺ばかもいい加減にしろと言われそうだ。
本屋に立ち寄って小学一年生のドリルを見てみたが、私の記憶にある当時の教科書より相当レベルの高い授業を受けるようだ。
これだと、何も知らないと馬鹿にされるのも、そんなに遠い話でないような気がする。
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後部硝子体剥離

2016年04月05日 | グルメ・他

突然左目に墨を垂らしたようなものが現れ、糸くずの様なものも漂い始めた。
日曜日のことで近くの眼科は休診。
コンタクト専門の眼科がやっていることが分かり訪問。
電話で確認した時点で詳しい検査や治療は出来ないが眼科医がいるので話は聞けるとのことだった。
ネットで調べると症状的に飛蚊症(ひぶんしょう)と思われたが、早いほうが良いだろうと訪問。
診察だけで薬の処方箋もなく大学病院への紹介状だけをもらった。
月曜日は近くの眼科もやっていたので先ずはそちらでと訪問。
網膜の毛細血管が破れて出血しているとのことで炎症を抑える目薬と止血剤、色素沈着の薬をもらう。
紹介状は必要がなくなったので開封すると硝子体出血、後部硝子体剥離とあった。

硝子体が網膜から剥離する際に、網膜の表面にある毛細血管を引張り、血管が破れて出血が起こることがあるらしい。
飛蚊症では網膜裂孔や網膜剥離を注意しなければならないらしいが、今のところ私にはその心配はなさそうだ。
それでも目の中の黒い模様が完全になくなるのには数か月かかるとのこと。

左目だけだと墨の様なものが邪魔をして明かりは感じるが物は見えない状態で大枠しか判断できない。
右目だけで見ると物ははっきり見えるが平衡感覚や距離感がおかしい。
両眼で見るとその両方が合わさった状態でやはりうっとおしい。
映画を見ると映像の持つ表現力が損なわれてしまう。
しかたなく右目だけで見るが、慣れないとそれにも違和感がある。
しばらく映画館に行けないなあと思うとそれが悲しい。

しかしそれは自分の不快感だけの問題で、激しい運動を覗けば日常生活上の禁止事項はなく、しやがって飲酒もOKでこれはありがたい。
従来は50歳以上の人に多いといわれていたが、生活環境の変化で最近では20代でも発生しているとのことだが、加齢的なことも大いにあると思う。
嫌だねえ~、歳をとるのは…。
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