
陽気に誘われ昨日はショッピングセンターに併設されている映画館へ出かけた。
映画は「花まんま」で、主演の鈴木亮平も有村架純も関西出身なので言葉に違和感がなかった。
兄妹愛を描いた一種のファンタ―ジー映画なのだが、もう少し上手く撮ればよかったのにとは思ったが、それなりに感動させてくれた。
両親を早くに亡くし、大阪の下町で2人きりで生きてきた兄の俊樹と妹のフミ子。
“何があっても妹を守れ”という亡き父との約束を胸に、俊樹はフミ子を懸命に育ててきた。
そのフミ子が結婚することになり、ようやく肩の荷が下りると感慨ひとしおの俊樹。
ところが結婚式を目前にして、フミ子が俊樹に隠していたある秘密が明らかとなり、戸惑いを隠せない俊樹だったが・・・
という内容である。
僕は冒頭で種明かしがされているのは不満だったし、ユーモアもシリアスの中で見せてくれた方が良かったように思う。
それでも繁田さんがバージンロードを歩く姿は、彼なりの花嫁の父としての気持ちが想像されて、僕は泣いてしまった。
兄として鈴木亮平が語る挨拶は長いシーンとなっているが、笑いをもたらし、涙も誘った。
僕は最近すっかり涙もろくなった。