アメリカン・スナイパーを見てきたら・・・

今日が雨の予報だったので、映画を昨日見に行った。
「アメリカン・スナイパー」
晩年に冴えをなくす監督が大半の中にあって、クリント・イーストウッドは衰えを知りませんねえ。
テレビ映画「ローハイド」にはじまり、「荒野の用心棒」から「ダーティ・ハリー」などの役者時代を含め、監督をこなすようになってからも彼を見ていますが、タフネスですわ！
この持続力はどこから来ているのかと、羨ましくなってしまいます。

映画はいいです。
米国賛歌の雰囲気ながら単純にそうなっていないところがいいです。
敵国側にも守るべき家族が居ることを一瞬の映像で見せたりしてます。
うまいなあと感心してしまいました。
クリスは番犬として弱い者を守っていたはずなのに、何を殺し続けていたのだろうかと悩み出していたよう。
番犬を殴り倒そうとしたところに凝縮されていました。

映画でも最後に伝えられますがモデルとなったクリス・カイルは2013年に元海兵隊員に射殺されていて、その犯人に対して昨日判決が降り「仮釈放なしの終身刑」になったようです。

なんたる偶然。

偶然といえば、この作品の準備中にクリスが殺されて脚本が書き直されたことも偶然です。
関係者には悲しい出来事ですが、この作品にラストシーンが付け加えられたことで、より一層完璧に近いものになったと感じました。
そこでのニュースです。

イスラム国問題があるのでタイムリーな作品でもありましたが、いよいよ地上戦に入るような報道を耳にすると「地上戦は凄惨で、泥沼にはまりこむ」と思わせる作品でもありました。

（映画の詳細はこちらでフィルムセンター）

雛飾り

ひな祭りが近い。
我が家の段飾りは物入れの奥に押し込められて取り出すのにも一苦労だ。
それ以上に座敷は生活空間となって、段飾りをする場所がなくなってしまっている。
しばらく飾るのもやめていたが、ここ数年は親王飾りだけを行っている。
今年も先日から鎮座していただいている。

物入れのスペースをとっているので処分を考えたが、子供の成長を願った人形だけに捨てるのはためらわれる。
ましてや義母が心を込めて贈ってくれた物だけになおさらだ。
ほかの人形はしばらくその顔を拝見していない。
寂しがっているだろうか？

ここで一句

雛飾り　母と子供を　思い出し

味園ユニバース

友人との飲み会で滋賀の野洲まで遠征。
交通費だけでもかなり飲める距離だが、久しぶりの参集ということでＭ君と途中で落ち合うことになった。
約束の時間には間があったので時間つぶしに映画を見る。

山下敦弘監督の「味園ユニバース」で場内は関ジャニ∞のメンバーである渋谷すばる君が主演していることもあって若い女性でいっぱいだった。
味園ユニバースと言えば大阪のミナミにあった大きなキャバレーだったが今は貸しホールとなって色んなイベントが行われているらしい。
映画でもラストシーンでライブが行われていた。
キタで遊ぶことが多かった僕は味園ビルに言ったのは１度くらいで、もう４０年以上も前のことである。
今は地下の味園ユニバース以外にも、多くのバーなどが雑居しているようである。
大阪を拠点にしているオッサンばんどの「赤犬」が中心になっているが、べつに大阪でなくても通じる話で「リンダ・リンダ・リンダ」とはまた違ったバンド映画になっていた。
渋谷すばる君は案外と（失礼！）いい雰囲気を出していて、存在感のある演技だった。
二階堂ふみは相変わらずいいわ。
時間に合わせて入った映画だったが、思ったよりいい映画だった。
（映画の詳細はこちらでフィルムセンター）

さて野洲には６時の待ち合わせで、駅前にある地元在住のＫ君行きつけの店に入る。
男三人寄ってもかしましく、バカ話に花が咲き時間の経つことの早いこと。
あっという間に９時半だ。
融通が効く店で、何時間でもＯＫだったが１時間半はかかる乗車時間もあって解散。
帰りにバレンタインデーとあってチョコレートをお土産に頂いた。
すっかり出来上がっていた私とＭくんは社内での会話も途切れることなくバカ話。
Ｍ君は野球選手の小ネタが豊富で懐かしい選手の名前がいっぱい登場した。
年金をもらう歳になっても、昔のバカが集まるとすぐに当時に戻れてしまうのがいい。

ラグビー

孫たちとラグビーをやって遊んだのは１ヶ月以上も前のことで過ぎれば早い。
ラグビーシーズンももうすぐ終わりだ。
大学選手権は帝京大学の優勝で終わった。
トップリーグはパナソニックが勝った。
今日からは日本選手権で、トップリーグ６チームと大学４チームが出場。
関西の大学がいないのが寂しい。
体力の衰えが忍び寄り、来年ははたしてラグビーで遊べるかどうか疑問である。
昨日は洗濯機を買い替え、今日が搬入日。
昨日はその事前準備で古い洗濯機を表に運び出したが、今日は早速腰が痛い。
ダメだなあ～、と言うより情けないなあ～。

深夜食堂

飲み会があって梅田に出る。
時間もあったので「映画　深夜食堂」をみた。
深夜食堂にあつまる常連客を中心にした人情劇だ。
特に感動を呼ぶ作品ではないが人の温かさだけは伝わってくる映画だ。
見ているうちに夕食前だったので食欲をそそるシーンに小腹が空いてきた。
主演は小林薫さんで深夜食堂のマスターをやっているんだが、あの顔にある傷はなんだったんだろう。
昔はヤクザだったんだろうか？
説明があってもよかったと思うんだけど・・・。
（映画の詳細はこちらでフィルムセンター）

飲み会は梅田プラザビル３階にある「れとろ空間 トリトリ 串カツ・焼鳥食べ放題居酒屋　梅田店」。
ゆっくり飲み放題３時間＋お料理１０品＋焼鳥食べ放題⇒２９９０円というコースだ。
これはボリュームたっぷりのお得なコースだった。
焼き鳥は特別美味いとは思わなかったが、何せ時間とボリュームには満足だった。
スパゲティや唐揚げサラダに筑前煮など種類も豊富。
何よりも、値段が税込で2990円なのがいい。
店内は広い。
平日に満席になることはないと思われる。
久しぶりに飲んだ、食った！

節分

WinDVDが「CPRMコンテンツをスキップしています。」というメッセージを出して録画DVDを見ることができない。
９時にコールセンターに電話して確認したら、色々調べて下さった結果「著作権保護のチェックに掛っていると思われるのでソフトメーカに問い合わせしてほしい」との返答。
ソフトメーカーではOEM提供しているものにはハードメーカで対処となっていてお答えできませんとの表示。
いつもながらの責任のたらいまわしで解決はできなかった。


諦めて恵方巻を購入に出かけた。
早朝にもかかわらず特設売り場は賑わっていた。
3000円以上もするものも並んでいたが、我が家は普通の恵方巻にした。
以前は珍しさもあって、そのようなものを買ったことがあるが、巻き寿司にしないで刺身などで食べたほうが美味しそうに思える昨今である（やせ我慢）。
したがって夕食は恵方巻とイワシということになる。
以前は柊にイワシの頭を添えて魔除けにしていた時期もあったがそれもしなくなった。
豆まきも後の掃除を考えて遠慮気味に撒く。
「鬼は外」は勢いよく撒くが、「福は内」を遠慮気味にしているので福は来ないかもしれない。
だんだんと寂しくなっていく節分である。
明日は立春。