シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

1月は岡田監督

2007年01月30日 | 阪神タイガース
もうすぐ1月も終わろうとしている。
書斎のタイガース・カレンダーの1月を飾っているのは岡田監督だがその監督ともも
うすぐお別れだ。
監督をめくると2月は関本&鳥谷で、キャンプがいよいよ始まる。

星野シニアディレクターはジャパンの監督に就任するが、その結果として阪神のフロ
ントは大丈夫かと心配になる。
フロントの安易さがタイガースの弱体化を招いたのだから、常勝チームを作るために
はフロントがしっかりしたチーム作りをしてくれないと困る。

井川が抜けて、ローテーションの一角が空いたのだから若手のピッチャー陣はチャン
スの筈や。
岡田監督が「今岡も特別扱いせん」て言うてるし、その今岡かて下がった年俸を取り
返すためには今年は復活せなアカン筈や。
赤星かて今年はもう一度走りまくってくれる筈や。
浜ちゃんは100打点を意識するて言うてるから、脅威の6番打者になってくれる筈
や。

筈や筈やがよーさんあって、チョット心配も出てきた。
シーズンが近づくにつれて心配が大きくなっていく毎年のパターンにはまりかけてる
今日この頃・・・。
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夫婦特割

2007年01月28日 | 映画
珍しく家人のボウリングクラブの活動がなかったので、久方ぶりに二人して本日初日の映画「魂萌え!」を見に出かけた。
一人だと1800円だが、二人だと200円追加するだけでよいのですごく得した気分になる。
劇場は守口の大日にオープンしたショッピングモールと併設のワーナーマイカルにしたので車が利用できて30分で到着した。
それでも初回が9:25だったので、出かけるまでに先日来の片づけででた衣類やらを子供会の廃品回収に出したり、洗濯物を干したりと忙しかった。
8番シアターに入ると早朝の為か空いていた。
ポップコーン(たらこマヨネーズ味)、ホットコーヒー、ダイエットペプシを買って席に着く。
都合1000円だったが、レギュラーサイズのポップコーンが思いのほか大きくて、劇場内では食べきれず、余った分を持って帰った。
見終わると丁度昼時だったので飲食街で昼食をとった。
120グラムステーキと和風ハンバーグで平凡な昼食だった。
精算を終えそうな家人の元に行くと、シネグルメということで、映画の半券を見せると割引してくれる案内があった。
「申し訳ない」と半券を見せると精算のやり直しをしてくれて5%引きになった。
ショッピングモールはすっかり人出で賑わっていて、その集客力はすごいものがある。

映画は少し前にNHKで放映したテレビドラマと原作を同じにしているが、描いている内容は違っていた。
テレビは妻と愛人の葛藤に重きを置いていたが、映画は妻の女としての自立に重点を置いていたと思う。
ラストシーンで映写技師となった主人公が写す映画が「ひまわり」のラストシーンだと思ったので帰ってからビデオでそのシーンを確認した。
阪本順治監督は主人公をあの映画の凛としたソフィアローレンにダブらせたかったのだろう。
そうだとしたら「ひまわり」を知らない観客はどうなるの?
永年の映画ファンだけに許された特権なの?
まあそれも映画の面白い所のひとつだな。
家人は「テレビの方が面白かった」と言っています。
今日一日も無事終りそうで、残った私の楽しみは買って来た焼き鳥で一杯やる事だけとなりました。
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夕&Eye

2007年01月24日 | グルメ・他
今日の日経新聞の夕刊の「夕&Eye」のコラムの一つは「楠木正成 駆けた山野」で、千早赤阪村のこと、楠木正成のことについて語っている。
大阪では豊臣秀吉のことは「太閤さん」と呼び、楠木正成は「楠公さん」と親しみを込めて呼ぶ。
正成は後醍醐天皇に応じて兵を挙げた南朝の英雄である。
太平記にも「千人に足らぬ小勢にて、誰をたのみ、何を持つともなく、城中にこらえて防ぎ戦いける、楠が心の程こそ不敵なれ」と記されているらしい。
しかし、僕にとっては楠公さんとは、正成の子の楠木正行(まさつら)で、正成は大楠公と区別している。
その正行は四条畷の戦いで破れて討ち死にしている。
僕はその正行の墓所がある近くで育ったので、特に小楠公に親しむ気持ちがある。
自転車に乗って四条畷の商店街に買い物に行くときは「ちょっと楠公まで買い物に行ってくるわ」と言って出かけたものだ。
戦場になっ飯盛山には正行を氏神とする四条畷神社もある。
テレビがやっと家に来た頃、「大楠公」なるテレビ映画が有った事を思い出した。
楠木の菊水のご紋は常に目にしていて、楠木こそ正義のシンボルだった。
今度は是非ともこのコラムで楠木正行を取り上げて欲しいものだ。
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ディパーテッド

2007年01月20日 | 映画
今日から封切りの映画が多いので朝早くから梅田に出かけた。
「ディパーテッド」の前売り券を購入していたのでそれを見ることにした。
ブルク7は初回が10:30で、ナビオは9:50だったのでナビオで見ることにした。
チケットに引き換え、モーニングでも食べに行こうとしたら、休日出勤していたN君から緊急電話で、どうやらネットワークが異常でパソコンが使えないらしい。
情報のA君に連絡してリモートアクセスで対処して貰った。
連絡を取り合っている内に時間がきてしまいモーニングはお預けになってしまった。
開演直前にA君から無事復旧の留守電が入った。
これで安心して映画を見ることが出来ると思ったが、期待に反して映画はイマイチだった。
どうやら僕はマーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオのコンビ作品は感性に合わないようだ。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」もダメだったなあ~。
どうもこの作品は説明的シーンが長すぎるし、そのせいか緊迫感に欠けるなあ・・・。
各映画賞の作品賞にノミネートされそうだとの噂を聞くが、そうだとすればハリウッド映画も先が見えてきた。
ドンパチとCGで押しまくる映画を作り過ぎたんじゃないのかな。
先週見た「あるいは裏切りという名の犬」に比べると月とスッポンに感じてしまった。
期待が大きかったので落胆の度合いも大きい。
この映画、ジャック・ニコルソンが出ていなかったら空中分解してたんじゃないか?

気分転換に少し歩いて久し振りにジュンク堂まで本を買いに行った。
この巨大な売り場を見ると小さな書店は辛いだろうなと思ってしまう。
書店の地下にある飲食街で「一寸御膳」というランチメニューで昼食を取った。
かやくご飯に香の物、造り、豚の角煮、鯖の甘露焼き、赤出し、から揚げとサラダで1,500円だった。
これだけあるとビールが欲しくなるのだが、帰ってからの家の整理作業が待っているので我慢した。
いい気分になるとやる気がなくなってしまいそうな気がしたので、決死の覚悟でアルコールを見送った。
なんだか今日はよくわからない一日だったなあ・・・。
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あるいは裏切りという名の犬

2007年01月14日 | 映画
昨日の土曜日は会社に出て、今日は午後から家の片付けの予定があったので、わずかの時間を惜しんで朝からテアトル梅田まで映画を見に行った。
「あるいは裏切りという名の犬」というフィルム・ノワールで、近年で最も素晴らしい映画だった。
9時40分頃に着いたら開場されてはいたが入場券購入の行列が出来ていた。
遅れた私は前から3列目の席になったが、前の席が好きな僕にとってはなんてことはない。
見終わったときに、こんな映画に出逢ったことですごく幸せを感じ、それだけで午後からの片づけを頑張る気になれた。
フィルム・ノワールとは元来1940年から1950年代に流行したアメリカの犯罪映画を指すのだろうが、僕にとってはフランスのある時期の一連の映画こそフィルム・ノワールだ。
俳優ではジャン・ギャバンであり、監督ではジャン=ピエール・メルヴィルなのだ。
懐かしいとでも言うべきフランス映画が帰ってきた。
重厚な交響楽と研ぎ澄まされたカメラワークに小粋な会話。
計算され尽くしたストーリーと画面展開にうっとりしてしまった。
なんでこれがミニシアターでの公開なんだ?
見終わった後の感動のあまり、本当に久し振りにパンフレットを購入してしまった。
600円という値段のわりには内容が乏しかったパンフレットを除けば、全てパーフェクトの映画だった。
(詳細は本館にて http://www.d3.dion.ne.jp/~masaji.s/)

あの映画館の暗闇での至福の一時から目覚めた現実世界は、箪笥を異動させての畳の上敷きの取り替え、さらには襖の張り替えなど、本来年末にやるべき大掃除だった。
襖の張替えに四苦八苦してすでに腰が痛い。
子供が赤ちゃんの時にミルクを吐きまくったカーペットも取り替えた(捨てた)。
大仕事のあとの入浴は快適で、アルコールと共にあった晩飯も美味かった。
体は動かせと言う事か?!
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キネマ旬報ベストテン

2007年01月09日 | 映画
恒例のキネ旬のベストテンが本日発表された。
最近は決算特別号ぐらいしか買わなくなったが、キネマ旬報は以前に定期購読していた愛読誌だ。
書庫(と呼べるか疑問だが)には30年ほど前の5年分ぐらいのバックナンバーが揃っている。
というわけで、毎年この時期発表されるベストテンを楽しみにしている。

今年は邦画が「フラガール」で洋画が「父親たちの星条旗」だった。
僕の推薦する「ゆれる」は2位だった。
イーストウッドの2作品が1位、2位だったから、やはりあの2部作は皆が素晴らしいと認めているということだ。
監督賞が「雪に願うこと」の根岸吉太郎さんで、脚本賞が「ゆれる」の西川美和さんだったのは全くの同感だ。
主演女優賞の中谷美紀さんは「嫌われ松子の一生」の汚れ役をやった事が評価されて良かった。
本人は最後の醜い姿を演じたことに不満を持っていたような事をどこかで読んだが、汚れ役をやらないと女優は大成しないと思う。
残念ながら、主演男優賞の渡辺謙さんの「明日の記憶」は未見である。

発表されると、洋画に見逃した作品が多い。
僕はやはり邦画ファンなのだと思い知る。

詳しくは本館(http://www.d3.dion.ne.jp/~masaji.s/)のNewsをご覧下さい。
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山田洋次の原風景

2007年01月08日 | 映画
三連休の最後だし、今日は雨も降ってないので、「山田洋次の原風景展」に出かけた。
監督45周年、松竹110周年記念展として高島屋のグランドホールで15日まで開催されている。
山田監督及び監督全作品の写真による紹介と、山田監督との対談が放映されていた。
若干の加筆、修正した生台本や、撮影機材や、今上映中の「武士の一分」で使用した衣装なども展示されていた。
「くるまや」のセットも再現されていたが「男はつらいよ」のだんごやは「とらや」だったから、あれはまた別のセットだったのかな。
渥美清さんとのやりとりや、撮影風景を見ていると、なぜだか自然と涙が出てきた。
あんな風に映画を愛した人たちが集まって作っていたんだと思いを巡らすと、渥美さんはいないし、高羽カメラマンも亡くなっておられる。
初代のおいちゃん役の森川信さんも故人だ。
「馬鹿まるだし」のハナ肇さんもいない。
人間は死ぬものなんだなあ・・・。

僕は「男がつらいよ」以前だと1964年の「馬鹿が戦車でやって来る」が好きだ。
「男がつらいよ」シリーズでは、リリーの浅丘ルリ子さんが出た三作品「忘れな草」「相合い傘」「ハイビスカスの花」にぞっこん。
「望郷篇」や太地喜和子さんの「夕焼け小焼け」も良かった。
シリーズの間に撮った作品にむしろ感動作があって、「家族」「幸福の黄色いハンカチ」「息子」「学校」などもよかった。
振り返れば数々の名作があって、やはり日本の映画史に欠くことのできない名監督の一人だと実感する。
対談で「身につまされる映画を撮りたい。つまり自分も同じだと思えるような・・・」と言われた言葉に感動した。
氏が豊中生まれなのも親近感がある理由の一つではある。


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チキンラーメン

2007年01月08日 | グルメ・他
昨日は安藤百福さんの葬儀が行われた。
百福さんはインスタントラーメンの生みの親で、1958年に発売開始されたチキンラーメンは子供の頃の愛用食で、発売開始時は僕はまだ小学生だった。
どんぶりに乾燥麺をいれてお湯を注いでフタをしておくだけで出来て、子供でも簡単に作れたことが愛用食になった理由だったと思う。
我が家は百姓家で家族全員が野良仕事に出かけていたので、一人で作るには格好のおやつ食になった画期的食品だった。
その百福さんが亡くなられたニュースに接したので、チキンラーメンとカップヌードルを買ってきて食べた。
チキンラーメンは真中にくぼみがあって卵を落とせるように若干の工夫が追加されていたが、ほとんど記憶の中のチキンラーメンだった。
味は少しまろやかになっていたような気がした。
何十年ぶりかの味わいだった。

久し振りの味わいと言えば、昨夜は貰っていた「ゆず」がたくさん余っていたので、浴槽に放り込んで「ゆず湯」を楽しんだ。
浴室に入ると柑橘類の甘酸っぱい香りがプーンとして心地よかった。
もっと絞りだしてやろうと、ギュッと握ると果汁と共に中から種も飛び出した。
面白いので2,3個やってみた。
大人気ない仕草をやったおかげで、浴槽に沈んだ種の掃除に難儀した。
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初詣

2007年01月03日 | グルメ・他
正月の三が日最後の日だし、休みも今日までなので初詣に石切劔箭神社に行った。
ご神体が岩でも切れ刺し貫く剣と矢であることから、腫れ物を切り取ると解釈され、できもの封じや病気回復の神様として有名で、私も子供の頃にひどい「しもやけ」を治して貰ったらしい。
お賽銭をあげるのにも並ばないといけないぐらいの混雑だったが、破魔矢だけは買って帰った。

朝方に姪御から電話があり、近くの親戚に来ているとのことだったので、お土産代わりに参道近くのミスド(ミスタードーナツ)で福袋を買った。
1000円でドーナツが10個と色々なミスドグッズが入っていたから割安ではあった。
行ってみるとWiiを持ってきていた。
「なかなか手に入らないのではないか」と聞くと、「諦めてたけど、サンタさんが持ってきてくれた」とのこと。
対戦用に振り回す付属品を1台買い足していた。
Wii Sportsをやると、テニスだのベースボールだのゴルフだのと色々なゲームがある。
ボーリングもあって、家人などは得意のボーリングとあって本気モードで子供と遊んでいた。
オイオイ、子供相手にそんなに本気になってどうするの?
だけどつい本気になってしまう。こりゃ売れる筈だわ・・・。
私などはボクシングで連続ノックアウトを喰らった。

晩御飯は例によって歓待で、フグの白子の塩焼きなどを出してくれたが、車だったので飲むことも出来ず、流石にあの濃厚な味はそんなに食べる事が出来なかった。
後ろ髪引く引く思いで食べ残したが、山芋の山葵漬けとゆず大根で頂いたお茶漬けがことの他美味かった。
結局、正月の最後は茶漬けが一番美味い。
「あー俺は日本人だ」と実感する。
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新年

2007年01月01日 | 映画
新年を迎えた。
今日からぐうたら生活が始まる。
一年に一回、文句を言われずこんな生活が許されるのだから正月も捨てたものではない。
昨日は大晦日のあわただしい中を、大阪の台所と言われる黒門市場に買出しに出かけたついでに千日前の国際シネマに立ち寄った。12/31まで有効のタダ券があったからだ。
この劇場は、流行りのシネコンタイプではなく、懐かしいタイプの入れ替えなしの自由席である。
おまけに二階席があって、サイド通路の前の席は斜めに椅子がついている。
その通路の突き当たりの遮光カーテンをくぐるとトイレがある。
シネコンの映画館に比べると見やすくはないがこの雰囲気が好きだ。
映画は仲間由紀恵主演の「大奥」。脚本が悪いのか、監督が悪いのか、盛り上がる事もなく終った。時間つぶしにはなった。

黒門では予定になかったアワビを買った。
他店では5000円していたのと同じくらいの肉厚の物を路地横の店で3700円で売っていた。なんとか3500円にしてもらった。
朝の番組でアワビを焼いてバターを乗せ、醤油を垂らして美味そうに食べているのを見たので、思わず手が出てしまったのだ。
夜にワインと共に食すると美味だった。サザエを上品にした歯ざわりで、焼いたせいか身はすごく柔らかかった。

今日はおせちの食材に合わせて、日本酒、ビール、ワイン、焼酎と飲み分ける。
必然的に酒量が多くなってしまう。
昨夜の紅白のDJ OZMAのパーフォーマンスには驚いたが、今日からテレビはスポーツ中継三昧で、一杯飲みながらのコタツ観戦は最高だ。
こんな幸せがずっと続けば良いのにと、飲んべえの初夢ならぬ初願いで一年がスタートした。
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