シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

CUT

2011年12月22日 | 映画
学生時代の僕たちは「CUT」という映画機関紙も発行していて、何冊かは今もって手元にあるのだが、それと同じ題名の映画が公開されているので定期健診が終わってから見に行った。
中身は映画を愛する男が借金を返済するために愛する映画を思い出しながら殴られ料をとりながら殴られ続けるというだけで、ストーリーに大きな変化がないのも係わらずのめり込まされるものだった。
ラストで100発殴られる度に思い出す映画の最後(99発目と100発目)は「市民ケーン」と「8 1/2」だったけど、ロビーに張り出された新聞記事の中にテロップされた作品は100本ではなく103本あったそうだ。
黒澤、溝口、小津の墓も登場するし、「捜索者」や「裸の島」の実写も登場する。
過去の映画タイトルもたくさん登場することなどが、僕をして画面に食い入れさせたのだろうか?

映画館のロビーには次回作のポスターやら、目下上映中作品の関連記事やらスチールパネルなどが張り出されていた。
かつての映画館では上映中のスチール写真が数多く張り出されているのは当たり前のことだったが、最近はスチール写真を見なくなった。
館内の音がロビーに漏れてくることもない。
シネコンは便利になったけれど、映画を見る前のワクワク感や余韻といったものがなくなったような気もする。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

久しぶりだったので師走の街をうろついてみた。
アメリカ村から心斎橋筋に出たが、平日とあって人出は少なめだった。
道頓堀も千日前も早足で歩くことが出来た。
例外的に「NMB48」のオフィシャルショップだけは入場制限を設けた入口周辺は大混雑の長蛇の列。
不似合いなおじさんまで並んでいてAKB人気はとどまるところを知らないようだ。
長蛇の列といえば、なんばパークスにあるトイザラスのレジも長蛇の列だった。
日本はまだまだ豊かである。
黒門市場はそろそろ正月モードに入りつつある。
今年はフグもカニも例年より高そうな気がした。
う~ん、正月どうしようかなあ・・・。
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大学ラグビー選手権

2011年12月18日 | グルメ・他
今日はラグビー大学選手権の1回戦。
1回戦は関西の1位と2位が花園に登場する。
花園での大学選手権は1回戦のみで、テレビ放送もないので花園まで出かけた。
最寄駅の東花園で下車し、駅前のスーパーで弁当、ビール、ハイボール、つまみを購入してスタンドへ。
道行く人の多くもスーパー「KINSHO」の袋を提げている。
11時前に到着したが、関西の雄「同志社」の登場とあって早くも長蛇の列が出来ていた。
今年は天理大学が7戦全勝で関西リーグを制したが、それでも関西の雄と言えばやはり「同志社」だ。
天理は関西の覇者といった呼称になると思う。
去年はその同志社が入れ替え戦に回ると言う不成績で、今年の登場を待ちかねたファンも多かったのだろう。
バックスタンド側の当日券(1500円)を購入して列に並ぶ。
いつもはある、バックスタンド側の指定席はなかったので幸運にも中央近くを陣取ることが出来た。

先ずは弁当とビールで気合を入れる。
選手も気合が必要だが、みる方も気合を入れなくてはならないのだ。

第1試合は、同志社―大東文化戦。
いつも見かける応援団のお兄さんがいて、そのお兄さんは同志社がトライすると校旗をもって通路を走り回る。
今日はコーチの幼いお譲ちゃんも応援に来ていて、一緒に走り回っていた。
同志社の復活がどの程度か見極めたいと思ったが、大東文化もかつての大東文化ではく49-17で同志社が勝利した。
シーズン初めに見た時よりは進歩していたが、次の帝京戦は危ないと思う。
かのお兄さんはサンタクロースの格好で走り回っていたのだが、帝京戦も応援に行くのだが、帝京の赤のジャージに遠慮して次はサンタクロースの格好はしないそうだ。

第2試合は天理の登場。
法政を粉砕してほしかったが楽勝とは言えない戦いぶりで、気合を入れなおす必要がありそうだ。
開始早々のノーホイッスルトライで気が緩んだわけでもあるまいが39-19なのだが、後半は2トライをうばわれ12-10とリードされての勝利なので素直に喜べない。
次の慶應戦までに立て直さなくては国立はない。

関西勢、頑張れ!
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忘年会 第3弾

2011年12月15日 | グルメ・他
叔母からのお誘いもあって、義姉宅で忘年会兼早めのクリスマスパーティをやった。
我が家はケーキとデザートのイチゴを持参。
病院での定期検査の日だったのが、朝一番の検査を受けるために通勤電車に乗って病院へ行ったので10時頃には帰宅することが出来た。
百貨店のオープンを待ってケーキを買ったのだが、プレートにメリークリスマスのプレートをつけてもらった。
11:45に義姉宅到着。
叔母からはお寿司と赤飯の差し入れ。
義姉は手料理をふるまってくれた。
最長老の叔母(74歳)が長短合わせて9本のローソクの火を吹き消した。
これ以上の数になると叔母の息が続かず命が危ないと思われたが、見事に吹き消し拍手と共に無事開宴となった。
車を運転するのでビールはノンアルコール。
飲み比べてみたが「キリンのフリー」より「サントリーのオール・フリー」の方が嫌味な香りがなく美味いと感じた。
何かにかこつけての親族の集まりはいいものである。
戦後崩れていった大家族制の良さを思い出させてくれる。
叔母は夕刻に引き上げたが、ずうずうしい私たちは夕食も御馳走になり22時過ぎまで逗留した。
オマケに自家農園んでとれた新鮮野菜のお土産付きだったのだが、開けてびっくり、体長58センチ、胴回り30センチの巨大大根が入っていた。
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名物ゆどうふ 「順正」

2011年12月04日 | グルメ・他
忘年会第2弾!

恒例の秋季撮影会で紅葉盛りの南禅寺界隈まで行った。
メンバーはいつものK君、T君である。
紅葉は終盤で盛りは先週あたりだったのかもしれないが、撮影にはさらにもう少し前が良かったのかもしれない。
我々にとっては紅葉は口実で、その実は南禅寺の「ゆどうふ」を食べに行ったようなものだ。
8:15祇園四条での待ち合わせにもかかわらず、到着早々昼食のことが頭をよぎる。
南禅寺界隈を撮影中も、T君などは時間を気にして「今何時?」と盛んに問いかける。
昼食を取る店は決めていて、南禅寺の門前にある「順正」という有名な店である。
10:45頃と早めにお店に到着したのだが、すでに予約の受付が始まっていて、我々は11番だった。
11番とは縁起がいい(阪神の永久欠番11は村山の背番号だ)。
季節とあって、座敷はすぐに満席となった。
ゆどうふ御膳(花)3,000円也を注文したが、メニューとしては少し割高感がある。
内容的には2,500円だと思うが、南禅寺三門前という場所代が含まれているのかもしれない。
少し冷え込みもあって、いつもはビールでスタートするが、今日は熱燗でスタートした。
以前この店で地ビールをサービスしてもらった(?)ことがあったのだが、今日のアルバイトと思われる御嬢さんはしっかりしていてそれはなかった。
一つ鍋に入っている豆腐の数も正しく3人分入っていたように思う。
これも以前に嵐山で食べた「鯛豆腐」の時は、二人でも三人でも鯛は同じで一匹だった。
一番に入って最後に出るのがポリシーだったので10番までの人よりは遅く退出するつもりだったが、女性グループの1組に負けてしまって、彼女たちに我々よりも長居をされてしまった。

残念!

肝心の写真だが、K君の撮ったポップモードの写真が驚きで、まるっきり事実と違う色合いの写真となっていた。
鮮やかを通り過ぎて、創作写真となっていた。
茶色のレンガが青く映っていた。
落ち葉が真っ赤に映っていてペテンもどきだと思うのだが、これがデジカメの威力なのだろう。
池の鯉を写したものなどは絵画的な仕上がりで、是非引き延ばしてもらいたいと思っている。
もっともK君はフィルムの時から、半シーズンぐらい遅れてプリントすること度々だった人なので、プリントされた作品を見ることはかなわぬ夢になるかもしれないなとも思っている。
K君、現像した写真を見せてくださいネ…。

食した「ゆどうふ御膳(花)」にはお造りがなかったので帰りに鯛の刺身とイカの刺身を酒の肴に買って帰ったのだが、夕食のおかずは麻婆豆腐で今日は豆腐三昧の一日となった。
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忘年会 第1弾

2011年12月02日 | グルメ・他
今年も師走に入って残り少なくなってきた。
過日にお世話になった永源寺の御主人にお礼の品を届けてもらっていて、その分担金を立て替えてもらっていたので支払いのため、学生時代以来の友人であるM君と会い、昨日昼食を共にした。
昼食と言っても男二人があったので串カツ屋で一杯やった。
無料のキャベツをお代わりし、串カツも結構な本数を平らげて会話が弾んだ。
腹ごしらえが出来たところで雰囲気を変えようと、近くにあるエビスバーで軽く引っかけることとした。
エビスビール(ハイボールもある)と単品があるのだが、値段的にはランチメニューした方が安上がりだし、ボリュームもある。
M君はランチメニューを注文し、ライスはほとんど残していた。
外は結構冷え込んでいるのだが、地下街にこもっていると案外と暑い。
涼みに地上に出て、することもないので後輩のU君に電話を入れてみたが、あいにくと姫路にいるとのことであった。
「なんなら今から姫路に行こうか?」と茶々を入れると、「僕はまだサリーマンの現役ですからね」と言われてしまった。
来月にはU君と同期のH君が退職するらしいので、その慰労会をやることで一致を見た。
最後に阪神百貨店の地下にあるビアレストランで軽く一杯やってのお開きとなった。
お互いに職を離れて自由の身になって、昼間から飲んだくれているのはいかがなものかと思うのだが、毎日のことではなし、気の置けない学生時代の友人との飲食は実に楽しいもので、40数年前にタイムスリップさせてくれる。
あっちをウロウロ、こっちをウロウロした為か、帰宅して万歩計を見ると10,853歩を表示していた。
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