シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

悪童日記

2014年10月31日 | 映画
昨日は色んな事があった。
あったと言っても私の場合、ほとんどが大したことのない出来事である。

朝目覚めてテレビをつけると、大丸百貨店で「どんぶりグランプリ」をやっていて各店が出す色んな丼の人気投票をするという催しものだ
見ようと思っていた映画「悪童日記」が後一日で終わってしまうので、丁度都合がいいかなと出かけたのだった。
思いついた時に行動できるのは年金生活者のいいところ。

どんぶりグランプリは催し物としては、まあこんなものかな…という感じ。
紹介されている写真は、さすがに美味しそうに撮れていてどれにしようか迷う。
現物を見ると、ちょっとイメージと違うな…。
それでも折角来たのだし、夕食の準備は要らないと言って出てきた手前、2種類を購入。
1軒目で、2軒目で購入した時に使える100円の割引券が頂ける。
具材は良かったが、まあ変わり丼という物珍らしさだな…。

映画はなんかスゴイ映画だったなあ。
スペクタクルのすごさとかじゃなくて、描かれている内容が強烈だった。
あのラストの訣別シーンは力強かったけど、それでもなあ…。
両親、祖母に実質的に見捨てられているのに、あんなに強く生きられるんだな。
双子の兄弟の生きるということへの力強さだったんだろうな。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
私にも双子の孫がいるのだが、彼等も別れるのが一番つらいと言いあう仲になるのだろうか?
三人目も含めて、この映画の兄弟のように強く育ってくれるだろうかと思ったりした。

その東京にいる孫の一人から、あすは幼稚園があると言うのに夜半10時頃にラインのビデを電話が入った。
第一声は「何んよなあ~、あの終わり方は!」というものだった。
言うまでもなく日本シリーズの9回1アウト満塁の一打逆転場面で、西岡が守備妨害を取られゲームセットとなりソフトバンクの優勝が決まったことである。
何であれがアウトなのかとしきりに聞いていた。
Yはいつの間にか、そんな野球談議が出来るようになっている。
一所懸命見ているので野球にも詳しくなっている。
大和のファインプレーも随分と褒めていた。

そんなことを通じて、今日は色々あったなと思うのだから平和なものだ。
私の色々は大したことはない。
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誰よりも狙われた男

2014年10月23日 | 映画
東京から帰って来て久しぶりに映画館へ。
「誰よりも狙われた男」を見て帰ったら、カナダの国会議事堂へイスラム信者の犯人が侵入し、銃を乱射しながらカナダ首相の目前まで迫ったというニュースに接した。
振り返れば20世紀は戦争の世紀だったと思うが、21世紀はテロの世紀になるかもしれない。
映画はテロ対策スパイチームの活動を描いたものだが、9.11のトラウマが各国にありその後の混乱を招いていることがよくわかる。
一体アメリカはどこに向かおうとしているのか?
ドイツの諜報機関を描いているが、CIAの暗躍も同時に描かれていて、一体アメリカはどこに向かおうとしているのかとも考えさせられる。
現実に監視下に置かれていた犯人によるカナダのテロ事件などが発生すると、事を起こされる前に力でもって始末してしまえの行動が起きるのかもしれない。
映画は正にそのことを描いていたように思う。
タイムリーな映画だったなあ・・・。
主人公を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンは46歳の若さで急逝したが、惜しい俳優を失ってしまったなあ。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
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阪神、日本シリーズ進出

2014年10月19日 | 阪神タイガース
阪神は宿敵巨人に4連勝して日本シリーズに進出することになった。
4試合とも叩きつぶしたと言っても過言ではない圧勝だった。

強い!

広島との第1ステージでは両チーム合わせて21イニングで1点という何と表現していいかわからない試合だったが、巨人との第2ステージでは見事に本領発揮。
そう、本領を発揮すればこれぐらいの力だったのだ。

マートンが首位打者で、ゴメスが打点王。
メッセンジャーが最多勝と奪三振王で、呉昇桓が最多セーブ。
外人4人がフル活躍し、オマケに福原が最多ホールド。
鳥谷もフル出場で打撃ベストテンに名を連ね、西岡の代役上本が大活躍。
何でこれで優勝できなかったのか不思議なくらいだ。

クライマックス・シリーズではタイトルフォルダーが伊達ではない事を見せつけた。
前健と投げ合ったメッセンジャーは広島を4安打に抑え込んで付け入るスキを与えず、巨人戦も杉内に投げ勝った。
呉昇桓は回をまたいだ試合を含め毎試合登板でシリーズのMVP。
ゴメスは8打点とチャンスに強い所を見せ、マートンも流石に首位打者と言わしめた。
巨人戦なんか毎試合、頭からボコボコにしたって、たまに先制点をやっても負ける気がせんかった。

日本シリーズも勝つで!
1985年以来の日本シリーズ制覇や。
あれから29年も経つんやな…。
いまだにバース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発が目に浮かぶ年やった。
その時の記念煙草は色が変わってしまってる。
色が変わってると言えば、2003年、2005年のリーグ優勝時のスポーツ新聞も色が変わってしまっている。
やっぱ、リーグ優勝して欲しかったなあ。

早い事決まってしもて間隔があくから試合勘が鈍らへんか心配やけど、こうなったら休養十分でパリーグ覇者を粉砕して欲しい。
1番…帰って来たムードメーカーの西岡
2番…頭部デッドボールでもへこたれへんかった上本
3番…堅守のキャプテン鳥谷
4番…チャンスに強い打点王ゴメス
5番…安打製造機、首位打者のマートン
6番…リーグ戦終盤から絶好調に復調した福留
7番…梅ちゃんを起用する余裕が欲しいけど、ここはベテランの藤井か鶴岡
8番…本来は2番の大和が控えてる
9番…メッセンジャー、能見、藤浪はバッティングもええがな
強力だせんや!
パリーグ粉砕や!
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和食懐石

2014年10月12日 | グルメ・他
今回の東京遠征は孫達の運動会と七五三及び記念撮影会、新生児の宮参りなど盛り沢山。
近くなったとはいえ度々行けるものでもなく、一気のイベントと相成った。
オマケに家人が還暦を迎え、娘夫婦がそれらを兼ねた食事会に招いてくれた。
場所は新宿高層ビルの48階にある高級そうな料亭だった。
孫達はそのたたずまいに旅館かと思い、お風呂に入ろうとか、ここに泊まろうとか言い出す始末。
実際、部屋は広々とした座敷で子供たちが駆け回るにも十分と思える広さだった。
見下ろすと東京の街並みが眼下に見渡せ東京タワーが彼方にそびえていた。


食前酒は菊の香りがする冷酒で、前菜は9品あって楽しめた。
中に松葉に刺した銀杏と楽京があって、どうやらラッキョウの方は当て字のようだ。
お椀は松茸と鱧の土瓶蒸しで実に美味。
孫達のメニューにはなかったが、与えると「美味しい、美味しい」と飲みほしていた。
子供は正直だ。


いちばん美味しいと感じたのが向付で、鯛、しまあじ、とろまぐろ、どれも新鮮でこれぞ刺身だったし湯葉や野菜が食感を際立たせた。
お祝いの席とあって、お店側が献立にない自家製のお豆腐を出してくれたが、これがまた出汁が利いていて何とも言えぬ味で実に美味かった。


旬菜は選択制で「甘鯛と松茸杉板焼」か「但馬牛朴葉焼」なのだが、私は魚の方にした。
これがメインなのだろが、私はそれよりも焚合せの「すっぽんまんじゅう」のほうが美味しかった。
家人はスッポンと聞いただけで食べる気がしなくなって、私はラッキーなことに二人前を頂けることになった。
スッポンの出汁で、中に黒っぽいスッポンの身が少し入っていたが、家人はそれを見ただけで悲鳴状態。


酢の物などもあったが、子持ち鮎の釜焚ごはんが美味しくてお代わりをしてしまった。
和食は本当によくできている。
器は綺麗だし、食材が豊富だし、何よりも胃に優しい。
場所代もはいっているの、高級店ではそうなのか、日本酒銘柄は普段行く居酒屋の倍以上の値段がしていた。
値段が気になって飲む気になれないのは貧乏人の習性だな。
京都が本店とかで入口には舞妓さんの団扇が飾ってあって、年に一度その舞妓さん達が来られるらしい。
こんなことでもないと来れないお店で、帰る頃には東京タワーが暗闇の中に赤く浮き上がっていた。
子供夫妻に感謝!感謝!
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線路はつづくよどこまでも

2014年10月11日 | グルメ・他
年中となった孫達の運動会。
台風との兼ね合いでやきもきしたのだが無事開催。
ダンナは自転車に乗って早朝より席取りに出かけ、娘は弁当作りに大忙し。
どことも運動会とあって、前日などはスーパーの売り場では唐揚げ用の鳥肉が消えていたそうだ。
3人目が生まれたのでタクシーは人数オーバーとなり娘も自転車で会場となっている小学校に向かったので、私たちは孫3人を連れて予約してあったタクシーに乗り会場へ。
幼稚園の運動会はメルヘンの世界で、おとぎの国に行ったような気分になれる。
昨年度はミッキーマウスマーチだった入場行進が、今年は「線路はつづくよどこまでも」で掛け声が可愛い。

線路はつづくよ どこまでも 「ピーポッポー!」
野をこえ 山こえ 谷こえて 「ピーポッポー!」
はるかな町まで ぼくたちの 「ピーポッポー!」
たのしい旅の夢 つないでる 「ピーポッポー!」

「ピーポッポー!」の甲高い掛け声に合わせて手を勢いよくあげる仕草に思わず笑みがこぼれる。

私は撮影班として写真担当。
どの子もこの子も似たような格好で望遠レンズを通しても発見するのが大変。
メインの一つである徒競争では双子の一人を見失ってしまいシャッターチャンスを逃してしまった(ヒンシュク)。
リレー競走などでは、他人の子でも応援したくなるような必死さがいい。
もうすっかり昔の出来事になっていた運動会での家族そろっての昼食が楽しい。
去年は年少で半日だったが、今年は午後からの競技もあり、7月末に生まれたばかりの乳児を日差しから守るのにも一苦労。
彼が運動会デビューする時は、二人は小学生でたくましくなっているだろうし、幼稚園、小学校の運動会となれば、その時は長期滞在になるのかも…。
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バトンドール

2014年10月08日 | グルメ・他
明日は孫達の運動会の為に上京。
手土産として「バトンドール」を購入するため阪急百貨店に行く。
いつ行っても長蛇の列が出来ているので、今日は開店と同時に入るつもりで家を出た。
いちばん近い入口に開店10分前に着いたが、そこは売り場への整列場所となっており、僕は18番目だった。
10人づつ案内されるが、そのひと組をさばくのに10分ほどかかっているので、僕は都合20分並んだことになる。
「バトンドール」フランス語で黄金のスティックの事らしいのだが、要するにポッキーのプレミアム版だ。
店頭では6種類があり、ケース詰めは6個か10個となっている。
バラは一人一種類30個までで、合計180個まで買える。
誰がそんなに買うものかと思っていたが、前のご婦人などは30個ほど買われ、2万円でお釣りをもらっていたから、もしかすると180個買う人もいるのかもしれない。
味はどうか知らない。
兎に角、購入する手間暇に感謝して欲しい品であることだけは確か。

買い終わって映画を見に大阪ステーションビルへ。
「ファーナス/訣別の朝」という極めて重い映画。
久しぶりに映画を見たなあ~という気分にさせてくれた。
ジャンルとしては犯罪映画なのだろうが、エンタメ性に飛んだサスペンス映画ではない。
どうしようもない不幸に付きまとわれる最下層の主人公を描いた作品だった。
見終わって、思わずフゥーッとため息をついた映画だった。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
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監視者たち

2014年10月02日 | 映画
来週は孫達の運動会。
年中となって徒競争では運動場を半周する。
夏休みに帰省していた時、野球遊びで毎日全力疾走を繰り返したためか、どうやらかけっこは期待が持てそうで、こちらの方が今からドキドキしている。
そんなわけで東京行きが予定されており、その前に映画を見ておこうと映画館へ。
映画は「監視者たち」という韓国映画。
監視カメラのシステムを使って犯人を追うだけの単純なストーリーなのに滅茶苦茶面白い。
冒頭から一気に引きずり込み、最後まで息を抜く場面などクソ喰らえとばかりに突っ走る。
またまた韓国映画のパワフルさを見せつけられた。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

帰りは御堂筋、心斎橋筋、三休橋筋を散策。
川にかかった三つの橋が人通りが多いために負荷がかかりすぎると言うことで開発された通りである三休橋筋は古い建物が所々に残っていて楽しい。
本町ではセンタービルに立ち寄ってウロウロし、東京行きに備えてキャリーケースを購入した。
5000円程度で、近所で買うより4~5千円は安かった。
もう二千円を出せばもう少し良い物が買えたが、一万円出せばもっと良いものが有り、それからさらにデザイン、機能、堅牢さに優れたものはもう少し高い。
キリがないし、たまにしか使わないこともあり安価なものにした。
友人と夕食を共にして帰宅。
充実した一日だったが、働いている人からはひんしゅくを買いそうな一日でもあった。
コメント (2)
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