シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

12度目の完封負け

2022年05月27日 | 阪神タイガース
交流戦が始まり、阪神は楽天に負け越した。
負けるのは仕方がないけど、完封負けを何回やれば気が済むのか。
打てない! とにかく打てない!
これで完封負けは12回。
そのうち半分の6回はヤクルトやから工夫してないのかと言いたくなる。

昨日は1対0の1点差負け。
1点差負けも15回を数える。
せめて半分を勝ってたら今の位置にはいない。
1対0の負け試合が6試合もある。
ピッチャーは頑張っているのだが、先取点を与えられないプレッシャーを受け、3点目を与えると負けてしまうプレッシャーにも耐えないといけない。
これでは投手陣はもたない。
打者は全員給料を半分返して、その分を投手に回さないといけない。
今日はロッテ戦で、あの佐々木朗希が先発。
パリーグ打者が完璧に抑えられているけれど、ここは意地を見せてノックアウトしてもらいたい。

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流浪の月

2022年05月20日 | 映画

久しぶりに映画館に出向いた。
9:35上映開始。
この時間帯は駐車場も空いていて入り口近くに止めることができる。
気が重くなる映画だった。

「流浪の月」 2022年

監督 李相日
出演 広瀬すず 松坂桃李 横浜流星 白鳥玉季
   多部未華子 趣里 三浦貴大 増田光桜
   内田也哉子 柄本明

ストーリー
10歳の少女・更紗は、引き取られた伯母の家に帰ることを躊躇い、雨の公園で孤独に時間を持て余していた。
そこに現れた孤独な大学生の文は、少女の事情を察して彼女を自宅に招き入れる。
更紗は文の家でようやく心安らかな時を過ごし、初めて自分の居場所を手にした喜びを実感する。
しかし2ヵ月後、文は誘拐犯として逮捕され、2人の束の間の幸せは終わりをつげる。
15年後、恋人の亮と同棲生活を送っていた更紗は、カフェを営む文を偶然見かける。
事件のせいで辛い日々を送ってきたであろう文のことが、どうしても気になってしまう更紗だったが…。


寸評
マイノリティはなかなか理解してもらえない存在だと思うし、偏見や差別に苦しんでいるのだろうなと想像する。
そう思うこともマジョリティの偏見なのかもしれない。
一度押された烙印はなかなか消すことができない。
ましてや文の場合は間違った烙印なのだ。
LGBTを扱った作品が撮られるようになってきたが、本作はロリコンを取り上げている。
マイノリティである文は大人の女性を愛せないだけで、少女に悪戯をするような男ではない。
なんとか大人の女性を愛せるようにと、あゆみと付き合っているが性交渉はない。
あゆみが文の事実を知り問い詰める場面は辛いものがある。
文は「大人の女性を愛せるか試したかった、ゴメン」と告げるが、あゆみは「そのために私としなかったのね」と確認する。
そうだと答える文の元を去るあゆみは痛い気だ。
更紗が大人の女性と幸せになれてよかったと喜んで去っていった姿と対照的である。

週刊誌は今の二人をセンセーショナルに取り上げる。
ネットでは誹謗中傷する書き込みが行われる。
事実を告げようとする姿勢など微塵もない。
事件当時に更紗は可哀そうな少女として報じられたのだろう。
しかし実際の更紗は幸せな時間を過ごしていて、私は可哀そうではないと更紗は言う。
更紗の恋人である亮は逃げ場のない女性を選んで付き合っている男である。
幼児体験がある更紗は我慢して亮の求めに応じている。
亮から暴力を受けて更紗は彼と別れるが、そうでなくても我慢しての生活など長続きするはずがない。

文の母親は自分の子供をハズレと思っていて、文の存在を恥じているようだ。
文は寡黙で表情も暗い。
しかし、預かった梨花と戯れた時に唯一の笑顔を見せる。
この時の笑顔、少女だった更紗の唇に触れた時の親指、文の心の動きが感じ取れるシーンだ。
更紗は性行為をしたくない女性で、文は性行為が出来ない男性である。
二人は好奇の目がない土地へ二人して流れていくのだろう。
それもまた愛し合う男女の姿である。

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元気な植物

2022年05月12日 | 映画

私は何とか年初からの軽ジョギングを続けているが、か弱そうな観葉植物は毎年この時期になると元気に咲き誇ってくれる。
か弱そうで冬場はすっかりしおれているが、この時期になると新しい芽を出す。
もうかれこれ10年以上になるだろうか。
水やり程度で特段のことはしていないのに、たくましいことである。
後期高齢者が見えてきた私も見習わなくてはならない。
過日に送られてきた母の日のカーネーションは見事に咲き誇っている。
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元気な植物

2022年05月12日 | グルメ・他

私は何とか年初からの軽ジョギングを続けているが、か弱そうな観葉植物は毎年この時期になると元気に咲き誇ってくれる。
か弱そうで冬場はすっかりしおれているが、この時期になると新しい芽を出す。
もうかれこれ10年以上になるだろうか。
水やり程度で特段のことはしていないのに、たくましいことである。
後期高齢者が見えてきた私も見習わなくてはならない。
過日に送られてきた母の日のカーネーションは見事に咲き誇っている。
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