シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

佐藤をゲット

2008年01月27日 | グルメ・他
久し振りに野洲のK君宅をM君と訪問。
最寄り駅に向かう途中で大阪府知事選の投票を済ませる。
ちゃらんぽらんな私だが、選挙の投票は欠かせたことがない。
大阪駅で途中下車し、阪神百貨店が開くのを待ってヘルシーな弁当を二人分購入。
続いてK君宅への手土産として節分用の和菓子を購入後、高槻での待ち合わせが10:45なので大急ぎで大阪駅に向かう。
M君が飲み屋で一杯やろうと佐藤の黒を持参して来た。
以前も「村尾」を持参した来ていたのだが、それは飲み屋で飲みそこねて寄付した形になってしまっていた。
今回は私がお昼の弁当と引き換えにせしめる事に成功。
佐藤・黒麹仕込は1800mlで3000円ぐらいの焼酎だが、なかなか酒屋では手に入らず、ネットでは12,000円前後しているようだ。
以前に「焼酎でっせ大阪」という催しに参加したことがあって、そこに佐藤酒造の方が参加されていた。
佐藤の白と黒を出されていましたが(飲み放題の会だったのです)、「燗で飲むのがよろしい」とお湯割りではなく燗をして配られていました。
したがって燗で飲みたいと思ってるのですが、滅多に手に入らないので飲べえの子供達が来た時に提供しようかとも思っている。
税理士のM君がK君の会社の帳簿を見てやっているのだが、一仕事終えるとK君が毎回なじみの飲み屋でご馳走してくれる。
今回は寒ブリのしゃぶしゃぶ。
鰤は琵琶湖に限るねなどと冗談を言いながらその味を堪能する。
おまけにいつもお土産を持たせてくれて、今回はさば寿司。
ゴチでした。
すっかり出来上がった私は高槻でM君と別れたら眠りこけて芦屋まで行ってしまった。
ところが交通網は整理されていて、折り返して尼崎で同志社前行きの快速に乗り換えると大したロスは起きなかった。
姫路まで行ってたら大変だったけど・・・。
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皿鉢料理

2008年01月21日 | グルメ・他
親戚で法事があり、精進上げとして皿鉢(さわち)料理がでた。
皿鉢料理と言えば高知の郷土料理として有名で、なかなか豪快な料理と聞いていたが、それを目の当たりにした。
奥様の祖父母が高知在住ということで、新鮮な物をと従兄弟が昨夜その食材を大阪から高知まで取りに行ってのもてなしだった。
大阪ではなかなかお目にかかれない料理である。
刺身、寿司、組み物がそれぞれ大鉢に10杯はこれでもかと盛り付けられていた。
刺身は鰹、トロ、イカ、タイなどで冷凍物にはない新鮮さがあった。
特に鰹のタタキは流石に土佐だけあって絶品の味わい。
寿司は甘鯛の姿寿司に鯖の姿寿司、種々の巻き寿司などで、大阪の押し寿司をもっと野性味溢れる豪快なものにした感じだ。
皿鉢料理のハイライトはその寿司類と組み物だと想像できる。
組みものは本当に何でもござれの盛り付け。
アワビ、さざえ、つぶ貝などの貝類に、車海老、セミエビなどのエビ類、蟹などの甲殻類。
鮎の甘露煮、エビフライ、蒲鉾、天婦羅、果物、ようかんなどなど・・・。
煮物、焼き物、あえ物、フライ物、酒の肴にデザートまで、品数が多くて覚え切れないくらいの食材がカラフルにしかも豪快に盛り付けられている。
酒好きのおじさんは羊羹を肴に飲んでいたが、流石にあれはマネが出来なかった。
酒豪横綱は土佐と言われるのは、酒の肴にこと欠かないこの郷土料理のせいだと思った次第。
何十人も集まる法事の席などには、老若男女、子供に至るまで楽しめる料理だと思ったが、果たしてあのボリュームを平らげるだけの集まりがこれからも残り続けるのだろうかと法事に集まった人々の賑わいを見てふと思った。
形だけ残した居酒屋の宴会料理としてその存在を留めるのではないかと不安になった。
もう土佐にしか残っていなさそうなこの料理形態を何とか維持して欲しいものだ。
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四季自然喰処 「たちばな」

2008年01月19日 | グルメ・他
今日から封切りの「やわらかい手」を見に行った。
東京では昨年に封切られたが、大阪では今日からの上映。
昨年に見ていたらベストワンに挙げたいような秀作だった。
見終わると丁度お昼で、給料前だし、舌先に口内炎ができてることだし、軽くソバでも食べて帰ろうかと思って地下街の広場を通ったら、屋久島のキャンペーンをやっていた。
近くの阪神百貨店では物産展もやってるとかで、特産のミカンが配られていた。
無料配布とはラッキーとばかりそれを頂くと、隣のテーブルで焼酎を同じく無料配布していた。
これがなかなかうまい焼酎で「旨いなあ」とつぶやくと、「どうです、もう一杯」と、先ほどよりたくさん注いでくれた。
これも名産なのか、お漬物が置いてあってそれを肴に焼酎を試飲(と言うには多かったけど)。
お昼は軽く済ませるつもりが、俄然エンジンが掛ってしまった。
気がつけばヒルトンプラザの地下にある「たちばな」という和食処でお昼の特別御膳を注文していた。
ミニ会席セットのようなメニューで、突き出し3点、吸い物、造り三種、天ぷら三種、茶碗蒸し、香の物、かやく御飯がこぎれいに並んでいた。
これに豆乳湯豆腐がセットされて、ミニとはいえ結構なボリュウム。
エンジンが掛った私は完食で、エビの天婦羅の尻尾まで食べた結果、残されたのは甘エビの造りの頭と尻尾に梅干しの種だけだった。
店内は静かで、混雑具合も手ごろなのでノンビリできて、豆乳スープを飲みながら読みかけの文芸春秋を読み切った至福のひと時を味わう事が出来た。
軽い食事のつもりが、無料焼酎のせいで高いものになってしまった。
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シネ・ヌーヴォ

2008年01月13日 | 映画
今年初めての映画に出かけた。
久しぶりに九条にある「シネ・ヌーヴォ」を訪ねてみた。
こちらは映画監督の小栗康平氏や原一男氏などが劇場顧問を務める69席のマニアックな映画館である。
環状線の森の宮で地下鉄の中央線に乗り換えて九条まで。
奈良まで接続したこともあって以前よりは混雑している路線になっている。
近くに大阪ドーム球場(現京セラドーム)がある。
映画は小林政広監督の「愛の予感」。
初回上映が12:20からなのでチケットを購入して、近くの商店街(九条なので商店街の呼び名をナインモールと言う)で昼食。味噌カツ煮定食=630円だった。
鉄板に入った味噌カツが熱くて上顎を火傷した。

映画館は駅からの案内板も、劇場入り口もユニークでアートっぽい造りになっている。
作品は第60回ロカルノ国際映画祭でグランプリを受賞したらしいのだが、その映画祭の存在を初めて知った。
かつてはミケランジェロ・アントニオーニの「さすらい」やスタンリー・キューブリックの「非情の罠」などもグランプリを取っているらしい。
内容は被害者の父親が新聞記者ということもあって佐世保の女子小学生殺害事件を彷彿させる内容だが、作りは実験映画めいていて同じようなシーンが何回も描かれ台詞がほとんどない。
詳細は本館にアップします。

帰りにカッタ文芸春秋の特別企画として昭和の美男を読者アンケートで掲載していた。
長谷川一夫、上原謙、石原裕次郎がベスト3らしいのだが、そろそろ昭和を語る時代になってきたのかも。
いつの間にか平成も20年だもんなあ・・・。
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2007年度キネ旬ベストテン

2008年01月11日 | 映画
キネマ旬報社から2007年度のベストテンが発表されました。
81回目となる伝統の行事です。
外国映画では圧倒的に面白かった「あるいは裏切りという名の犬」が入っていないのが不満です。
正月早々の映画だったので地域によって公開年度が違ったのでしょうか?
邦画では「キサラギ」を入れてほしかったなあ。
ベストテンは本館(http://www.d3.dion.ne.jp/~masaji.s/)のNewsにありますので、そちらをご覧ください。

シネコンが増えて劇場も綺麗になり、見やすくなり、スクリーン数も増えて映画人口が回復したのは喜ばしい限りなのですが、反面リバイバル作品を上映してくれる名画座と、2番館・3番館がなくなり、見逃した作品を見る機会が持てなくなったことが不満です。
外国映画で関西未公開の「やわらかい手」を除いて、「今宵(こよい)、フィッツジェラルド劇場で」「クィーン」「ドリームガールズ」「ボルベール〈帰郷〉」は見に行こうかと思った時には終わっていた作品で、その後の上映館を見つけることができませんでした。
日曜日を休養日にあてて、土曜日に映画を見ることが多い怠け者の私には、昔のように2番館や3番館があって、雨が降る傷んだフィルムでも遅れた上映をやってくれる映画館があれば有難いなあと思っています。
今はその役目をTUTAYAに代表されるレンタルビデオ店が担っているのでしょうかね。
でもやっぱりスクリーンでみたいしなあ・・・。

明日からは3連休。
久しぶりに映画に行こう!
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元旦

2008年01月01日 | グルメ・他
2008年がスタート。
今日はのんびりとした一日を送る。
訪ねてくる人もいないので応接室のテーブルにお節料理を並べ、朝からチビリチビリと自堕落な一日を過ごす。
毎年ニューイヤー駅伝を見ながらお節をつまむのが習慣となっている。
飲兵衛には正月のお節は有難い。
夕刻に誤配された年賀状をポストに投函に行ったが、スーパーは通常の営業をしているし、飲食店もお客の入りは少ないとは言えオープンしていて正月の風情はない。
なんだか淋しい気もする。
年中無休を謳っている鉄板焼き・お好み焼きチェーンの飲食店が閉店していた。
これは偽装表示の一つではないのか?
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