つい先日まで家人は郷ひろみのファンクラブに入会していたのだが、友人K君の奥様もつい最近まで西城秀樹の追っかけをされていた。
その西城秀樹と役名を芸名にしてしまった早乙女愛の「愛と誠」が妻夫木聡と武井咲で帰ってきた。
御三家(橋・西郷・舟木)と新御三家(郷・西城・野口)の間の世代として食指を動かされて映画館に足を運んでしまった。
リメイク作品と言うよりも再映画化と言った方がいいような作品だった。
なぜなら、今回はミュージカル仕立てのギャグ満載映画となっているからだ。
「愛と誠」と言えば梶原一騎の愛三部作の一つで、一つは"父子の愛"を描いた川崎のぼる作画による「巨人の星」で、二つ目が"師弟の愛"を描いたちばてつや作画の「あしたのジョー」で、三つ目がこの"男女の愛"を描いたながやす巧作画の「愛と誠」なのだ。
なかなかイメージに合う描き手がいなくて構想を練るうちに、ながやす巧と出会い作品となったと聞いている(記憶に間違いがなければ)。
映画では、大賀誠が青葉学園を支配下に収めて行く過程や、早乙女愛が「学園のジャンヌ・ダルク」と讃えられるエピソードはない。
又重要人物であるはずの座王権太の父親や新宿の暴力組織である緋桜団の砂土谷峻も登場しない。
そんなことは映画とは関係ないのだが、こんなことを語り始めるとキリがなくなってくるのが男の性なのだ。
1972年といえば僕にとっては青春まっ只中の時代で、あの頃は劇画として「あしたのジョー」があり、「同棲時代」や「愛と誠」があって「子連れ狼」もあった。
いい作品があったんだなあ~。
今は何なん?
思い当たらないなあ…。それとも知らないだけ?
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
その西城秀樹と役名を芸名にしてしまった早乙女愛の「愛と誠」が妻夫木聡と武井咲で帰ってきた。
御三家(橋・西郷・舟木)と新御三家(郷・西城・野口)の間の世代として食指を動かされて映画館に足を運んでしまった。
リメイク作品と言うよりも再映画化と言った方がいいような作品だった。
なぜなら、今回はミュージカル仕立てのギャグ満載映画となっているからだ。
「愛と誠」と言えば梶原一騎の愛三部作の一つで、一つは"父子の愛"を描いた川崎のぼる作画による「巨人の星」で、二つ目が"師弟の愛"を描いたちばてつや作画の「あしたのジョー」で、三つ目がこの"男女の愛"を描いたながやす巧作画の「愛と誠」なのだ。
なかなかイメージに合う描き手がいなくて構想を練るうちに、ながやす巧と出会い作品となったと聞いている(記憶に間違いがなければ)。
映画では、大賀誠が青葉学園を支配下に収めて行く過程や、早乙女愛が「学園のジャンヌ・ダルク」と讃えられるエピソードはない。
又重要人物であるはずの座王権太の父親や新宿の暴力組織である緋桜団の砂土谷峻も登場しない。
そんなことは映画とは関係ないのだが、こんなことを語り始めるとキリがなくなってくるのが男の性なのだ。
1972年といえば僕にとっては青春まっ只中の時代で、あの頃は劇画として「あしたのジョー」があり、「同棲時代」や「愛と誠」があって「子連れ狼」もあった。
いい作品があったんだなあ~。
今は何なん?
思い当たらないなあ…。それとも知らないだけ?
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)