夏はガリガリ君

８月に入ると孫たちがやってくる。
１ヶ月ばかりの滞在になるが賑やかなことで今から楽しみにしている。
チビたちをご接待申し上げないといけないので昨日から準備に入った。
まずは食料品から。
流しそうめんを楽しみにしているので素麺を。
関西はやはり「揖保の糸」だな。
ざるそばも好きなのでそれもついでに。
十割、二八、地方特産など種類も豊富だがとりあえず値段の一番高いやつにした。
高いといってもざる蕎麦なのでしれている。
デザート用にリッツを買い、それにあしらうミカン、白桃、パイナップルの缶詰を用意。
一番高かったのが、自分たちが飲むウィスキーだった。

今日は花火を買いに行く。
100円ショップでもいいのだが、ドラッグストアで売っている物は長持ちするとか、色が変わるとかの謳い文句があり980円もした。
水てっぽうが壊れているので、ついでにそれを２丁ほど。
そろそろ水遊び用のプールを物入れから引っ張り出さねばならない。
売り場をうろついているとアイスクリームのコーナーがあって「ガリガリ君」を発見。
こう暑いと、アイスクリームより「ガリガリ君」だ。
自分で可笑しくなってくるのだが、彼らが来るとなるとやけに張り切っている自分が居る。

ライフワークにしている保存DVDの映画評を書いているのだが、本数もあってなかなかはかどらない。
保冷剤を頭に巻いて、「ガリガリ君」を食しながらの作業である。
今日も暑い。

飲み歩き

先日は学生時代の友人たちと久しぶりに飲み歩いた。
まだ現役で働いている者もいるので集合時間は６時。
暇な私は早めに出かけて界隈をウロウロしていると、後輩のＹ君から３時半ころに携帯に着信があり、そのときは電話に出れなかった私が４時前に電話を入れると、「もしかしたら近くにいるかと思って‥」という内容。
なんのことはない、かれも早く到着していて事前に一杯やろうというのである。
４時１５分頃にＭ君も合流したので、３人で「ヨネヤ」という串カツ屋へ直行。
中ジョッキに串カツ５点のセット料金が980円なのでリーズナブルだ。
おまけにキャベツはお代わりがきく。
それで済むわけはなくチューハイを２杯追加。
６時前となったところで店を出て集合場所へ。
Ｕ君、Ｈ1君、Ｈ2君が合流。
予約を入れてくれていて「KICHIRI茶屋町店」に行くところを、近くのビルの「KICHIRI茶屋町阪急駅前店」に入ってしまい、丁重に間違いを指摘される。
メニューは飲み放題で一人２点までなので１２品を注文。
ビール、ワイン、中ハイ、日本酒と制限がないものはどんどん進む。
お開きとなったが時間がまだ早い。

JRの高架下の食堂街のスタンドバーに立ち寄る。
つまみにピーナッツを注文すると、皮付きの落花生が出てきた。
むいた皮は足元に捨てる。
捨てられた皮が地面にめり込んでいてクッションがわりだった。
さすがに６時間も飲み続けると疲れた。
それにしても、気のおけない連中との飲み会って話題が尽きないものなのだと改めて感心した次第。
うぃ～ッ！

「オン・ザ・ハイウェイ」と「きみはいい子」

梅雨の晴れ間といった天候になったし、月も変わったことなので、今月になって初めて映画館に足を運ぶ。
ついでということもあり、時間の接続が良かったといこともあり、先ずはシネ・リーブルで「オン・ザ・ハイウェイ　その夜、８６分」を見る。
変わった映画だった。
登場人物はたった一人。
主人公が車を運転してロンドンまで行く１時間半をリアルタイムで描いているだけだが、ハイウェイから見える景色と車内で電話する主人公の姿しかない。
その間の電話のやりとりを描いているだけの映画だが、なぜか引き付けられてしまう面白い映画だった。
終わるとすぐさまテアトル梅田に向かい呉美保監督の「きみはいい子」を見る。
前作「そこのみにて光輝く」に感銘したからだったが、前作ほどのものはなかって、ちょっと拍子抜けだった。

出かける前の玄関先にクマゼミが飛んできていた。
地中から出たばかりか。飛び去ることもできずにたので、庭先の木に止めておいたがいつの間にかいなくなっていた。
鳴き声はまだ聞こえないが、そろそろ梅雨明けも近そうで鳴き始めるかも知れない。
泣いているのは阪神ファンのオイラで、昨夜もハラハラドキドキさせておいて、延長戦の上なんとも締まりのない勝ち方をした。
勝っただけマシか・・・。