菩薩様退院

昨年度、義兄の入院が始まってから時々訪れてはお願い事をしていた寺院の一つに野崎観音がある。
昨年の台風21号の被害にあわれ怪我をなさって入院されていた薬師菩薩様が、無事治療を終えられ退院なさって元の場所にお帰りになった。

留守の間は入院中の張り紙がしてあったのだが、空席となっていた場所に綺麗になって帰ってこられていた。
５月の野崎参りの期間は賑わうが普段は静かな場所である。
眼下を見下ろすと大阪市内が一望できる。
朝は清々しい。

花博記念公園復活途上

朝の散歩で花博記念公園まで出かけた。
この時期の早朝は訪れている人も少なく公園内は静かで広々とした感じを受ける。
昨年度の台風21号で被害を受け立ち入り禁止区域が相当あったのだが、1月19日から少し禁止区域が取り除かれていた。


折れた枝は伐採され、倒れた木々は切り刻まれうず高く積まれていて被害の大きさを今もって感じる惨状である。
植林された木々のためか、根こそぎ倒れている木が数多く見受けられた。
それでも倒れた木に花が咲いているし、新しい芽も出ていて植物の力強さを感じる。
生命力は動物よりも植物の方が強いのだろうと思った次第である。

訃報

すい臓がんで入院していた義兄の訃報が届いた。
阪神淡路大震災の24年目、平成最後の1月17日のことだった。
翌日はお通や、昨日は告別式であった。
義兄はじっとしているのが嫌な人で、何事にも一生懸命になる凝り性の人でもあった。
趣味の貸農園を始めてからは研究熱心で農家の人のようになっていた。
新鮮な野菜を随分ともらった。
木工は玄人はだしで随分と手の込んだものを制作していた。
厚かましい私は度々お宅を訪問しご馳走にもなった。
淋しいことである。
お通やではお寿司とオードブルで故人をしのんだ。
昨日は精進上げの会席をご馳走になった。
昔は精進料理だったが、今では肉や魚も入った通常の会席のお膳などが一般的なようである。
葬儀を見ながら自分の時を想像した。
遺影を見ると義兄に発破をかけられているような気がした。
「俺は先に逝くが、残ったお前は時間を無駄にせずに生きろ」と。
精一杯、悔いを残さないように時間を使いたい。
あちらの世界に行ったときは、美味い野菜を味わって義兄と一杯やりたい。

新年会No2

大学時代の友人たちとの新年会。
梅田の「あぶりや」という焼肉店。
前にも訪れていたがなかなか美味い店だし、アルバイトの女性店員が美人ぞろいで接客態度もいい店である。
野洲からのＫ君と大阪駅で待ち合わせていたが、あいにくの人身事故で電車が遅れていた。
高槻からくるＭ君も遅れてきたがＫ君は３０分遅れである。
店に行くと仲間たちが先に始めていた。
遅れた我々はピッチを上げ皆に追いつく。
肉は上質な部類だと思う。
レアで食べるのが美味しいというステーキもある。

締めに雑炊と山芋あんかけうどんを注文しデザートも食す。
貧乏人ぞろいの我々は元を取ろうとがっついた。
回りは若者たちのグループばかりで、オッサン集団は我々だけだったような気がする。
今年は３年に１度のＯＢ会の年。
秋での再会を約すが、多分暇人ばかりで秋まで持たないと思う。
飲み放題で一人当たり４３００円だった。
帰ると義兄の訃報が届いていた。
義兄も逝ってしまった。
段々と私の周りは淋しくなってくる。

初詣

娘一家が喪中だったし、我が家はインフルエンザで全滅だったので今年の初詣は遅くなってしまった。
地元の氏神様へは詣でていたが、例年お札を頂いている神社には参拝できていなかった。
1月15日は「とんど焼き」の日なので、しめ縄や昨年度のお札をもって神社を参拝し「とんど焼き」で燃やしてもらった。
臨時のお札の授け所は閉鎖され、大幣、破魔矢も数少なくなっていた。
家内の安全をお願いし昼食へ。
出かけた時は持ちこたえていた空も午後からはあいにくの雨。
石切神社の参道は結構賑やかでお店が並んでいる。
参道のうどん屋さんで昼食。
昨日までの３連休は人出があったらしいが、平日の今日はお客が少ないとのことで、お店の方もゆっくりしていってくださいとゆず茶をサービスで出してくれた。
やっとインフルエンザから解放されて神社詣が出来るようになった。

新年会

先週末は町内の各種団体役員が集まっての新年会が開催された。
市長や府議も出席して総勢５０名弱の懇親会であった。
役員は夫婦同伴ということで私たちも夫婦で出席。
家人は社交界デビューである。
飲み放題で大いに盛り上がり、町内の人々と親交を深めた。
酒を酌み交わしての応対に忙しく、各人の料理は手つかずのものがあちこちに見受けられた。
個人的にはぶり大根と茶漬けが美味かった。
顔ぶれを見るとまだまだ先輩方が多いが、それでも消防団を初め私よりも若い連中が増えてきた。
先輩の代表格は老人会。
氏神様の氏子団体の方々も先輩格。
私は顔と名前を一致させるので精いっぱい。
市長、府議とも歓談でき、私には有意義なひと時であったが、家人はお役目を果たしたという程度のことだったらしい。
このあと各種団体の新年会が続く。
年が明けたということだ。

インフルエンザ 香港A型

年末年始は超多忙であった。
30日は孫たちを花園へ高校ラグビーの観戦に連れて行った。
31日はお節の最後の買い出しを行い、午後から孫たちを指導して重箱に詰めた。
31日は除夜の鐘での住民接待で22時より善哉をふるまった。
０時を過ぎて孫たち一家も参加して除夜の鐘を突いた。
1日の2時頃に帰宅し、その日は朝昼兼用でお節を頂きお屠蘇でお祝い。
孫のＹはインフルエンザに感染したらしく食欲不振、および体調不良陥る。
それを引き金に、家族全員がインフルエンザを発症し、全員ダウン。
休日診療は子供しか受付してくれず、大人はひたすら安静で、正月どころではなかった。
私も何十年ぶりかのインフルエンザ発症となりグッタリ。
体調が戻らず、ギリギリの７日に彼等は帰京していった。
こちらは後片付けするのがやっとで、本格的復活には程遠い状態。
１２日には早くも町内役員による新年会が開かれる。
こちらは夫婦同伴での出席。
翌週は大学時代の友人との新年会が待ち構えている。
飲み会だけは順調にやって来る。