シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

にわとりの日

2012年02月28日 | グルメ・他
本日28日は28でニワとなって、ケンタッキーでは毎月28日は「にわとりの日」といって、「とりの日」パックが売り出される。
通常1360円のセットが950円と超お得価格となる。
昼食代わりに購入し、それを食しながら録画映画を見る。

焼却ビデオの中から溝口健二の「近松物語」を選んだ。
昔の映画っていいセットを使ってますね。

ホームシアターで、パクパクやりながら映画を見る生活を望んでいたので、今は充実した生活が出来ている。
私は充実していると感じているのだが、家人などにはぐうたらしているように見えているかも知れない。
お互いの生活に干渉しないを実践出来ているので家庭内に波風は立っていない。

明日は何を見ようかなあ…。
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作品賞は「アーティスト」

2012年02月27日 | 映画
第84回アカデミー賞が発表されました。
作品賞は、フランス映画なのでどうかな?と思っていた「アーティスト」だそうです。
主演女優賞はマーガレット・サッチャーを演じたメリル・ストリープに決まりました。
昨年度の主演男優賞は「英国王のスピーチ」のコリン・ファースでしたから、アカデミー会員は英国物が好きなのでしょうか?
主演男優賞も監督賞も「アーティスト」でしたから、84回は「アーティスト」の年だったということですね。
イスラエルとイランの対決となった外国映画賞はイランの「別離」となりました。
イラン情勢は予断を許さず、米国とイランは緊張状態ではありますが、政治と映画は別を示したと言えますし、ずっとそうであって欲しいものです。
短編映画賞の「The Tsunami and the Cherry Blossom(津波そして桜)」は受賞を逃しましたが、東日本大震災のことは忘れないでおきましょう。
瓦礫の受け入れ拒否問題が起きていますが、同胞への支援と「絆」という言葉も忘れないでいたいものです。
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役所広司の役の広さ

2012年02月24日 | 映画
昨日の雨の中「キツツキと雨」と「アニマル・キングダム」を見に行ったのだが、雨は少し前の氷雨でなくひと雨ごとの暖かさといった趣だった。
映画はどちらも面白かった。
上映館が違っていて、しかも上映時間の繋ぎがタイトで焦らされた。
「キツツキと雨」は役所広司と小栗旬のダブルキャストだったが、とりわけ役所広司の上手さが光っていた。
この人、何をやっても様になる人だ。
しかも、何をやっても自然体なのが良い。
映画撮影のことを知らない朴訥感を、さも当たり前のように演じてしまい、笑いを誘う演技でもないのに、こちらは笑ってしまう。
緒形拳は過去の人となってしまったが、僕の中では緒形拳 ― 役所広司 ― 香川照之 ― 本木雅弘 とつながっていくポジションなんです。
本木雅弘の伊右衛門シリーズもいいけれど、ダイワハウス・シリーズは面白いもんね。

(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
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塩魚汁鍋(しゅっつるなべ)

2012年02月18日 | グルメ・他
昨日は友人のM君と野洲のK君宅を訪問。
例によってチケットショップで割引切符を購入し、コンビニでビールを買って、阪神百貨店の下鴨茶寮で弁当を手当て。
割引切符は1280円が800円なので値打ちがある。
弁当は2100円だが油ものはなくヘルシーなものを好むようになった私たちには誠に結構なメニューとなっている。
途中で後輩のN君から電話があり、天気もいいし体調も良いので合流するとのことだった。
N君はウィルス性の胃腸炎を患っていて月曜日に退院したばかり。
埼玉県の和光市在住なのだが、なんでも福井で同窓会があるとかで、そちらに出席のついでに会いたいとのことだった。
我々は弁当での昼食を済ませK君宅へ。
ネットオークションを行っている彼の税務申告書類の作成を行う。
ビールは飲み放題となっている。
もっとも、書類を作成しているのは税理士のM君で、私はもっぱら飲んではチャチャを入れるだけの傍観者で、出来あがった決算書に批評を加える評論家となっていた。
あとはいつもの「ほがらか亭」での食事だけとなったところで、N君が15:33野洲に到着。
なんでも、4時半に店を開けてくれるとのことなので早速草津へ向かう。
こんなに早く店に入るのは初めてだ。
今日の料理は「塩魚汁鍋」。
魚を塩につけ込んで発酵させて作った醤油出汁の鍋で、イカの胆なども漬け込んだ自家製出汁だった。
キノコ類や野菜と共に、蛤、海老などに加えてブリ、鮭、鱈などを煮込む。
出汁は臭みがあるかと思ったがそんなことはなく飲んでも美味しかった。
N君は病み上がりにもかかわらず随分と飲み食いしていた。
興が乗ったところで学生時代の仲間たちに電話を入れまくる。
流石に後輩たちはまだ現役で、2年下のU1君、Y君、U2君らは7時頃だと皆仕事中だった。
同期の福井にいるN君は今から食事で、鳥取のK君は宴会中だった。
学生時代の仲間との馬鹿騒ぎは大いなる気分転換となった。
N君は20:22草津発で武生に向かうとのことなので8時に解散となる。
帰りの切符は私もN君も1280円だった。
う~ん、福井の武生は随分と遠いような印象があるのだが、距離的には同じぐらいなのだろうか。
確かに福井県は滋賀県の隣で、京都をまたぐ大阪は新快速などで時間的な距離は短いのかもしれない。
M君からは焼酎の「村尾」を御土産にもらった。
久しぶりに「村尾」が飲める。
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死出の旅路は草津

2012年02月16日 | グルメ・他
埼玉県和光市在住のN君からの携帯が鳴った。
彼は大学時代の後輩で福井県の武生出身である。
なんでも週末に田舎で同窓会があるらしくそれに出席するとのことで、出来れば出かけるついでにこちらにも向かいたいとのことであった。
明日は滋賀県野洲氏在住のK君宅で半年に一度の税務申告用の事務作業を行うので、そちらに合流しないかと誘ってみた。
聞けばN君は最近まで入院中で、胃と腸を患っていたらしい。
先生は治ったと言っているらしいが、まだ自覚症状としては完治とは言い難いらしい。
それでも同窓会に出席して、我々の飲み会にも合流したいらしい。
奥様には「先も長くなさそうだから、昔の仲間に会いに行ってくる。死出の旅路に出て行く」と言っているらしい。
以前のように無茶飲みは出来ないので、明日の様子を見て同窓会に備えるとの作戦らしい。
もっとも、明日の体調と相談らしいが雰囲気からして来たそうであった。
こちらは昼から夕刻までK君宅で飲みながら仕事して、5時ころから草津の行きつけの店で一杯やるからそちらで落ち合おうと言うことになった。
来月早々には定年退職となった、これまた大学時代の後輩のH君の慰労会をやる。
どうやら我々は死出の旅路が冗談ではない年齢となってきたようだ。
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ホイットニー・ヒューストン

2012年02月13日 | 映画
昨日ホイットニー・ヒューストン死亡のニュースが飛び込んできた。
ケビン・コスナーと共演した「ボディガード」は、映画としての出来はイマイチだったが、彼女の歌声は素晴らしかった。
大ヒットした、いつもあなたを愛するでしょうと歌い上げる「オールウェイズ・ラブ・ユー」を始め、「アイ・ハブ・ナッシング」「アイム・エブリ・ウーマン」と続くオリジナル・サウンドトラックは今もパワフルだ。
手元にあるCDを聞き返して彼女を偲びながらパソコンと向かい合っている。
あまり幸せとは言えないような彼女の生活も同時に伝えられたが、グラミー賞6回受賞と言うその実力は色あせることはない。
我が家には身分不相応なオーディオ設備があるが、家人がいるときはボリュームをあげることが出来ず、宝の持ち腐れ状態でいることが多い。
不在時を狙って久しぶりにそちらの部屋で彼女の歌声を聴いて彼女のご冥福を祈りたいと思う。
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サラの鍵

2012年02月09日 | 映画
昨日「サラの鍵」を見た。
これはいい映画だ。
久しぶりに見終わった後で「いい映画だったなあ」と思わせてくれた。
強いアジテーションを行わないで、切々と迫ってくる哀しみと希望が素晴らしかった。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

初回が12:00からで、それが終わって外に出ると大阪市内は吹雪いていた。
帰る途中で学生時代によくたむろしていた「マxx」という喫茶店に入る。
店内は当時のままで長時間滞在してもよさそうな雰囲気がある。
出される灰皿はひどいものだが喫煙はOKでコーヒーが250円なのがよい。

寄り道してニコンギャラリーとキャノンギャラリーをのぞいてみたが、偶然の結果でどちらもギャラリーは展示室の作品替えで3時からクローズとなっていた。
ギャラリーを出ると後輩から電話があって、H君が定年退職したので慰労会をやりたいとのこと。
もちろんOKだ。
久しぶりに学生時代の仲間が集まれそうだ。

ついでに立ち寄ってみたデパ地下のスウィーツ売り場はバレンタイン一色で、出店数と品数の多さに驚いてしまう。
不景気とは言え、日本はまだまだ平和な国家で良かったと思わせた。
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J・エドガーは善き人?

2012年02月02日 | 映画
寒い!
日当たりの悪い我が家は室内にいても寒いぐらいで、エアコンをつけると足元がかえって冷え込んでくる。
月が変わったことでもあるし、いっそ映画館にでもと「J・エドガー」を見にゆく。
主人公は日本人の僕でも知っているフーバー元FBI長官。
フーバーのことを描いた作品だからというよりは、これがクリント・イーストウッド作品だからだ。
イーストウッドはかのキネマ旬報のベストテン撰者にとても人気のある監督である。
学生時代に出会ったかれも随分御大となって映画監督としても貫禄が出てきたようだ。
ただこのところの大上段に構えたような作風は少し気になるところ…。
この手の作品においてアメリカ映画は実名で描くので、それだけで興味しんしんとなって面白い。
オーサカステーションシネマで見終わると丁度時間が合ったので、ガーデンシネマへ行って「善き人」を見る。
到着は上映の3分前でドンピシャだった。
映画はこっちの方が堪能できた。
それにしても外は風がきつくて寒くて、冬だ!を痛感する。
家人からは毎日散歩するように言われているのだが、とてもこの寒さでは散歩する気にはなれない。
とりあえず今は春待ち時期だ。

(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
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