シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

JR西も捨てたものじゃない

2005年06月26日 | グルメ・他
昨日の出来事。
娘夫婦ががマッサージ機を買ったので、晩御飯と引き換えに使いに来いと言うので、「電車男」を見たついでに、デパ地下でちょっと高級なお鮨を仕入れ、デザート用に1個1000円の「桃泉花」というゼリーを買い、各国のビールも買い込んでそちらに向かっていた。
自宅の最寄駅を通り越して、彼女達の最寄駅は5つ向こうである。
もうすぐ着こうかという時間帯にほんの一瞬寝込んでしまった。
目が覚めた時に駅名がかすかに聞こえ、あわてて紙袋を下げて飛び降りた。

両手に下げた紙袋がひとつ足りない!

あっと思って走り出した車内を見ると、誰も座っていない長い座席シートに僕の紙袋が・・・。
すごく映画的なシーンだった。

急いで階段を駆け下り、改札の駅員に紙袋を忘れた事を告げる。
すぐに車両(たぶん)に電話を入れ確認してくれた。
「何処におかれました?」
「先頭車両の、進行方向に向かって右側の一番前のシートです」
「ちょっと改札口の長いすに座って待っといてください」

掛けた長いすの隣にはカップルが腰掛けていて、どうやら車内に携帯電話を落としたらしい。
その携帯が終着駅にあることが判明し、男性が取りに行く事になった。
僕も終着駅まで行かなあかんかな・・・と待つ事10分ほど。
「隣の駅に届いてるそうです。改札口で預かってますから取りに行ってください」
なかなかテキパキした対応だった。

脱線事故で何かと批判の対象となっているJR西日本だけれど、すべてが悪いわけじゃない。
えーとこもあるやんかと知らされた出来事でした。
星田の駅員さん、お世話になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解凍お造りとタイガース

2005年06月25日 | グルメ・他
昨夜は新たに入社した社員の歓迎会やった。
茶屋町の白木屋というチェーン店で開かれた。
串に刺した焼肉はなかなかいい味がしてて美味かったが、出てきた造りはお粗末やった。
冷凍してあったものを解凍したんちゃうかと思うような造りで刺身のネタが死んどった。
プリプリ感がのうて、箸で持ったら両端がだら~りと垂れ下がって、おまけに食べたらべちゃーとしとる。
やはり刺身は新鮮やないと・・・。

10時前には解散となり、2次会に向かう若い(?)連中にはついて行けず、たらふく飲んだ事も有ってフラフラと大阪駅まで来たら、タイガースの黄色いユニホームを来たオバチャンがいた。
一目見ても甲子園帰りやとわかるから、つい声をかけたなる。
「今日はどうでした?」と聞くと、「延長11回でサヨナラ勝ちしたよ!」と興奮気味。
「ホンマ、よかったー!誰が打ったん?」と問い返すと、「ほれ、あれ、あれ、あれ・・・」と名前が出てこない。
だれか予期せぬヒーローが出て名前が思い出せんのかと思ってたら、「巨人が金本を敬遠しよってん」と言う。
「ほんなら、今岡がう打ったんですか?」
「せや、せや、今岡や!」と興奮が甦ったみたい。
これ以上興奮させると、オバチャンが心臓麻痺起こしそうで「帰ってニュース見ますわ」と別れた。
酔っていたとは言え、まだ冷静な判断力は残ってたんや。

帰ってニュース見たら、イメージに反してサヨナラの犠牲フライやった。
今朝起きて、スコアブック見たら、初回に3点取ってからあとは上原に完璧に押さえられてた。
それでも、満を持しての巨人を上原をやっつけたのは大きい。
巨人は走塁ミスを繰り返して、あれじゃなかなか浮上出来んのもわかるわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥谷デー

2005年06月22日 | 阪神タイガース
あー、疲れた。
今夜の阪神―中日戦は迫力のある試合やった。
お互いに、ピッチャーもよかったし、守りも締まってた。
お互いに9回の表、裏でお互いにホームベース上のクロスプレーで憤死する場面があった。

息止めて5時間も見つづけたらグッタリや。
グラウンドでプレーしてるわけでもないのにメッチャ疲れた。

負けてたらガックリ来るとこやけど、鳥谷のサヨナラ・2ランがでてバンザイ三唱や。
昨日が矢野なら、今日は鳥谷や。
何せ、追撃の口火を切るソロホームランに、延長12回のサヨナラホームランやもんな。

せやせや、忘れたらあかんのが、影のヒーロー赤星や。
昨日も今日も、わき腹痛めていながら、ここ一番で塁に出て相手ピッチャーをけん制し、得点を呼び込んでる。

野球の醍醐味を堪能できた試合やった。
巨人はホームランばっかしの大味な試合をするから、テレビの視聴率も取れへんのや。
阪神タイガースを見習らわなあかんわ。

それにしても、早稲田出身はなんでそんなに冷静なん?
岡田も鳥谷ももっと喜びを出せんか。
岡田の勝利監督インタビューは暗いで。
星野さんが懐かしなってくるやないか。
勝ったから、まー、えーか・・・。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛虎の要、矢野

2005年06月21日 | 阪神タイガース
交流戦が終って今日から再びセリーグの戦いが始まった。
しかも相手は2位の中日で、大事なスタートの試合や。
見ているこっちは2回目の開幕を迎えた気分やった。
晩飯を食いながら見る阪神戦は最高や。夜の時間がが充実する。

さて、試合は「流石に猛虎の要、矢野や!」っちゅう試合やった。
2-0でリードされてた所を、反撃開始のソロホームランを打った。
5回はノーアウト満塁が2アウト満塁になって嫌な雰囲気が流れ、1点も入れへんのとちゃうかと思ったその時、レフトにはじき返した。
今日のヒーローは矢野や!と叫んだ一瞬やった。
最後は久保田が手抜きして、4-3に詰め寄られて、なおも1アウト3塁の大ピンチを演出。
そこからストレート1本の開き直りピッチングで、2者連続の三振でゲームセット。
ハラハラドキドキ、最後まで楽しませてくれるやないか。
今夜も、明日の朝も、スポーツニュース見まくらなあかん。
今から忙しなるで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリント・イーストウッドの思い出

2005年06月15日 | 映画
過日、クリント・イーストウッド監督・主演になる「ミリオンダラー・ベイビー」を見た。
イーストウッドは最近切々たる映画を撮っている。
前作の「ミスティック・リバー」もそんな感じの映画だった。
彼とは4度ばかりの出会いがある。
最初は1960年代のテレビ映画「ローハイド」だった(正式には1959~1966)。
これはテレビの普及期の名作のひとつだと思う。
村でテレビを有している家はまだまだ少ない時代で、テレビのある従兄の家に泊まりに行くのが何よりの楽しみだった。
確か10時ぐらいからの放映で子供には遅すぎる時間帯だったし、中身も子供には高尚過ぎる内容だった。
隊長のフェーバーさんを助ける若き牧童がイーストウッドだった。
フランキー・レインの歌声と、ムチの音が今でも耳に残っている。

次に彼を見たのはマカロニ・ウェスタンだった。
ジュリアーノ・ジェンマ、フランコ・ネロ、リーバン・クリーフなどと共に初期のヒーローだ。
黒澤の「用心棒」のパクリで問題になった1964年の彼の主演になる「荒野の用心棒」がブームの火付け役になった。
派手なアクションだけの西部劇だけでは流石に飽きてきて、マカロニ・ウェスタンもやがて下火となっていった。
「夕陽のガンマン」や「荒野の1ドル銀貨」など、初期のものに面白い作品が集中している。
やはり、マンネリは避けて通れない。

その次に颯爽と登場したのが1971年の「ダーティハリー」シリーズ。
マグナム38とアウトロー刑事はインパクトがあった。
青春の真っ只中で一番映画を見た頃だ。
88年のシリーズ第5作まで18年の長きにわたって作られた。
テレビ放映も度々行われ、山田康夫さんの吹き替えがすっかり耳についてしまった。

そして、4度目は監督としてお目にかかることになった。
僕の映画鑑賞には空白期間があって、彼の監督作品は「許されざる者」(92)が初めてだった。
その後も監督としての力量を次々知らされて、むしろそちらに感心して今日に至っている。
イーストウッド作品はハズレがないと思っている。
これからも元気で撮り続けて欲しい。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さぬきうどん巡り

2005年06月05日 | グルメ・他
讃岐に一泊で出張した。
讃岐と言えばやはり「さぬきうどん」だ。
行く前からこれを食べるのが楽しみだった。

昼前に着いたので、とりあえずJR観音寺駅すぐ横の「はちはちうどん店」に駆け込む。
こちらのメニューは「釜かけ」「釜玉」「醤油」「ざる」のみ。
ボクはいつも熱いうどんと、冷たいうどんを食べる。

熱い方・・・釜から上がったばかりの麺をそのまま器に盛りつけ、だしをかけて食べる「釜かけ」を注文。
ねぎ・しょうが・ごま・七味・天かすなどは薬味として自分で自由に入れられる。
うれしいね。小だと170円で超格安。


はちはちうどん店の「釜かけ」


冷たい方・・・ゆで上げたうどんを水洗いせずにそのままか、冷水でキュッとしめてすぐに食べる「ざるうどん」で、小だと250円。
あー、お腹一杯になった。

二日目は、昭和2年創業の老舗のうどん店「柳川うどん店」に行った。
店の雰囲気を察するに製麺所らしい。
ここはスラリとした細めんである。
出来立ちを食べさせてくれるので、「釜あげうどん」を注文すると10分ぐらい掛かるとのこと。
こちらは例によって、2種類のつもりなのでもちろんOKを出し、「冷しうどん」も注文する。
冷水を好む体調なので「ざるうどん」よりも「冷やしうどん」なのだ。
両方たべてたったの560円である。
「味噌うどん」「昆布うどん」「醤油うどん」「鍋焼うどん」などメニューも豊富で、もう一品ぐらい食べたい気分になってくるお店だった。


柳川うどん店の「ざるうどん」


聞く所によると、古い店の方が美味しくて、新しい綺麗な店には観光客が行くらしい。
タクシーの運ちゃんが知ってる一番安い店は120円でやってるらしい。
ラーメン屋に連れて行って欲しいと言われると困るそうである。
最近はセルフサービスで、料金が安い店が数多く誕生しているとのことだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする