シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

防災訓練

2021年11月29日 | グルメ・他
去年はコロナの蔓延で実施されなかった防災訓練が規模を縮小して実施されたので私も参加。
避難所となっている中学校の体育館で3班に分かれて行う。
大地震を想定した避難所についてメンバー同士で検討した。

先ずは全体の配置案である。
施設の安全が確認されるまでの待機場所、体育館内のレイアウト、仮設トイレの場所やペットの預かり場所、炊き出し場所などを検討し合ったが、実際に起きた時に施設がどうなっているかは分からないので、基本的な考え方として臨機応変に対応せざるを得ないだろうとなった。
パーテーションは改良されていてある程度プライバシーが保てるようになったものを備蓄している。

簡易ベッドを含めて実際に組み立ててみる。
キャンプ用のテントと同じで、広げるのは簡単だが撤収するのはコツがいる。
備蓄倉庫も確認したが保存食の期限が来年に迫っていた。
心構えと準備は必要だが、無駄骨に終わってほしいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そして、バトンは渡された

2021年11月26日 | 映画
コロナが落ち着いているので映画館へ久しぶりに行った。
何か月ぶりだろう。
最下位としては肩の凝らない作品がいいだろうと「そして、バトンは渡された」を近くにショッピングモールにあるシネコンの12:30の回に行く。

「そして、バトンは渡された」


監督 前田哲
出演 永野芽郁 田中圭 石原さとみ 岡田健史
   大森南朋 市村正親 稲垣来泉 朝比奈彩
   安藤裕子 戸田菜穂 木野花 萩原みのり

ストーリー
泣き虫の小学生みぃたん(稲垣来泉)は実の父親の水戸(大森南朋)が仕事でブラジルに旅立ってしまい、義理の母・梨花(石原さとみ)と日本で2人暮らし。
美しくて自由奔放な梨花だったが、みぃたんには深い愛情を注いでいた。
梨花はみぃたんに精一杯の愛情を注ぎ生活していたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。
一方、料理上手な義理の父・森宮さん(田中圭)と2人暮らしをしている高校生の優子(永野芽郁)。
彼女は将来や恋、友だち関係などに悩みながらも一生懸命生きていた。
複雑な生い立ちもあまり気にすることなく、今は卒業式に向けピアノを猛特訓中だった。
ピアノを通じて早瀬君(岡田健史)と知り合うが、早瀬君はピアニストを夢見ていた母親(戸田菜穂)に反発していた。
やがて心を通わせ合う優子と早瀬君だったが・・・

寸評
本当の家族とは愛情に満ち溢れた人たちの結びつきであって、けっして血のつながりで結ばれているものではないと再認識させてくれるホッコリした作品である。
みぃたんは実の母親に死なれて義理の母親と暮していたが、父親とも別れることになって義母に連れられて何人もの父親と暮すことになる。
内容的には辛い話の筈だが、登場人物が皆ポジティブな人たちで、幼いみぃたんも明るく生きているので微笑ましく見ることができるが、そのような作風の為に僕は少々手抜きを感じた。

梨花の登場シーンは、同窓会の会場に現れて男性に囲まれている女性の背後に近付きわざとファスナーを下ろしたと思いきや「背中のファスナー、開いてるわよ」と親切心を装って声をかける場面である、
したたかでずる賢い女性という印象である。
水戸さんと結婚したり、泉ヶ原さんと結婚したリするのは、彼女のしたたかさとも言えるが、ファスナーを下ろしたようなずる賢い面は見えない。
梨花には嫌味な女を感じず、梨花はみぃたんを必死で育てるいい女になってしまっている。
梨花の生きざまとして、そうせざるを得なかった訳が明かされるが、それならもう少し嫌われる女として描かれても良かったような気がする。
石原さとみのキャラはそれを許さなかったとは思うけど・・・。

優子は父親を森宮さんと呼んでいるから実の親子ではないことがすぐわかる。
妻の連れ子で、妻に逃げられたらしい雰囲気でスタートする。
血のつながらない優子を過保護的に育てる田中圭は適役である。
優子は学校ではイジメにあっていて、彼女の言によれば「誰もやりたがらない町内会長を無理やり引き受けさせられた感じ」ということで卒業式でのピアノ演奏を押し付けられている。
嫌がらせを行っていた女生徒が優子の境遇を知って、突如友人に早変わりしてしまう。
彼女たちの関係はそんなに単純なものだったのかと違和感を持った。
父親の作るキャラ弁に辞めてくれるように頼んでいるので、多分学校ではそのキャラ弁をからかわれていたっと思うのだが、それでも父親の弁当を受け入れる心情もよく分からなかった。
同性として嫌われているような優子だが、男性にはモテていたのかもしれない。
野球部の男子と早瀬君との三角関係を期待したけれど、優子の男子生徒との関係は早瀬君い集約されている。

途中で時空を超えて描かれていることに気付かされ、原作を読んでいない僕はそこで初めてバトンの意味が分かった。
鈍感なことである。
回りから攻め落とそうとして親探しを始めた優子と早瀬君だったが、探した親は同意を得るためにどのような役割を果たしたのだろう。
もっと突っ込んで描いて欲しいことは色々あったのだが、最後はホッとして映画館を出ることができたのでハッピーな気分だけは与えてくれた。
母一人、子一人で育った僕には羨ましく思えた家族を描いた映画であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長老たちと

2021年11月23日 | グルメ・他
コロナが治まって来たので昨夜は1年半ぶりに町内の長老たちとの飲み会。
私を入れて4名での酒盛りで、仕切り役さん宅で開催。
酒の肴は奥さんが用意してくださった。

いつも招待してくださるのでありがたい。
いつも食べきれないほどの料理を用意してくださる太っ腹である。
手土産代わりに焼酎を持参したが、帰りに代わりの焼酎を頂戴した。
「三岳」を持参したら「きりしま」が帰ってきた。
ラッキー!

長老たちの話は私の知らないことばかりで面白い。
ビールで乾杯、焼酎もやったがウイスキーは遠慮した。
ボジョレヌーボが2本空いた。
食べきれない料理を残して解散。
有難い人がいるものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田マハ キネマの天使

2021年11月17日 | グルメ・他
過日に高校時代の仲間4人が久しぶりに集まった。
コロナが落ち着いているので久方ぶりの飲み会である。
場所は京橋にある「海鮮処 とも吉 京橋店 」。
久しぶりの再会で話は盛り上がった。
鰻を出し巻きで撒いたう巻が美味かった。

僕が映画チラシを収集していると知って、出席者のI君がかつて見た映画のチラシをプレゼントしてくれた。
僕はリバイバル時の物しか持っていなかったので嬉しかった。
彼は読書家で、僕に原田マハさんの「キネマの神様」を勧めてくれた。
たしか山田洋次さんが映画化していたはずだが僕はコロナ騒ぎのため未見である。

地元の図書館を訪ねて原田マハさんのコーナーに行ったが目的の本はなかった。
備え付けのパソコンで検索するとか貸し出しは可能状態だが「閉架」となっていた。
受付でその旨を伝えると、別室から持ってきてくれたが「水濡れ部分があって汚れていますが・・・」と告げられたが、読めればいいので了承した。
本の表紙にはその旨の警告シールが貼られていた。
読み始めると、一気読みであった。
出てくる映画が懐かしいし描写に心が躍る。
僕は今、保存している1700本ほどの映画の感想文を書きあげることをライフワークとしている。
登場した親父さん達のように映画を愛し、彼のような感想文を書きたいものだ。
「ニューシネマ・パラダイス」はいい。
僕は映写室で作業をしたことがあるので尚更この映画には思い入れがある。
映画は映画館で見るのが一番いい。
コロナが下火になり、やっと映画館で映画を見る雰囲気が出てきたのが嬉しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランナー出せども点とれん

2021年11月08日 | 阪神タイガース

阪神タイガースのシーズンが終わってしまった。
昨日の試合は阪神そのものだった。
守備力が相変わらずで中野、大山のエラーがことごとく得点に結びつけられた。
エラーの数は12球団1。
13残塁の拙攻で、ここ一発が打てず得点力不足も解消できていなかった。
新人の佐藤輝明が打ってる時は好調だったけど、彼の不振に引っ張られるように独走から逃げきれなかった。
ヤクルトとゲーム差なしで、勝ち星は一番多いのに優勝を逃した。
交流戦を含めてまんべんなく勝ち星を重ねたが大勝ちするお得意さんチームがなかった。
ヤクルトが大勝ちした横浜から、いつものような勝ち星を得れず勝率で負けた。
チームの要の4番が固定せず、エースの西が借金する始末。
厳しさの足らんチームに戻ってしまった。
星野さん、生き返ってもう一度監督やってほしい。
一義は7ゲーム差をつけて、今年は優勝すると思ったんやけどなあ~。
また来年やなあ・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする