大晦日

今年も大晦日を迎えることになった。
過ぎてしまえば早いものだと思う。
床の間の掛け軸を正月用の掛のものに掛け替え、若松も活けられお鏡も飾られた。
秋口くらいから遅ればせながらの５０肩に悩まされたりして、あまりよい年とは言えなかったが、年の瀬を生け花を飾って新しい年を迎えることができることに幸せを感じ、感謝をしないといけないのかもしれない。
残り少なくなった時間はのんびりと炬燵に入りテレビでも見てお菓子でもつまみながらノンビリと過ごすことにする。
これこそが幸せではないか・・・。
一杯やりながらは明日からにしよう。

年の瀬

正月を迎える準備。
今朝は先ずは墓参り。
お墓は山上にあり、しかも寒波の寒風が吹きすさび寒かった。
それでも今年は凍っていなかったからまだ暖かい方なのだろう。
墓石を掃除して最近の出来事を報告する。

玄関には正月の花が入った。
冬は花持ちが良いのでクリスマスの花と同居だ。
神も仏も受け入れる日本人の素晴らしい宗教観が我が家にも垣間見える。
昨日はスキャナの買い出しに行ったついでに「その名にちなんで」を見た。
家族の物語の膨らみと、文化的なアイデンティティーを見事に描いていた。
昨日の余韻があって先祖と日本文化に思いを馳せた。
明日はいよいよ大晦日だ。

Vista

クリスマス・イブ。
この歳になるとクリスマスでもない。
我が家にはサンタは来なくてビスタがやって来た。
先日から来ているのだが、この３連休で本格的セットアップを行う。
旧の98で使っていたソフト移行が大変。
無料ソフトもあれば、Vistaに対応していないソフトもあったりして四苦八苦。
データ移行もあるし時間ばかりとられる。
ハード、OS、ソフトのバージョンアップはPCのネックだ。
ほかの家電ではありえないことがPCでは許されている。
機械を買い替えてCDが聞けなくなったとか、ビデオが見れなくなった話を聞いたことがない。
不満タラタラでセットアップを続けたが、立ち上がりの早さと画面の綺麗さに満足する。
もっとも以前のモニタは7～8年は使っている骨董品だったけれど・・・。
チマチマとセットアップしていくのも楽しかったけれど、でも気がつけば終わっていた３連休になってしまった。
パソコンがなくなれば生活に支障をきたすぐらいに生活に入り込んでいるし、壊れかけの旧機からの逃避が迫られていたのも事実なのでやむを得ずか。

堂島ロール パートⅡ

出勤日が振り替わって本日は休日となった。
都合の良い事に今日１日は「映画の日」ということで、1000円で映画が見れる。
今年３０本目の映画は「４分間のピアニスト」で12：35から初回上映。
時間があったので、先日買いそびれた堂島ロールのフルーツ入りを買い求めに行った。
開店１０分前に到着したらすでに長蛇の列。
店がオープンすると堂島ロールは飛ぶように売れていった。
一人で５本、６本と買われる方もおられる。
包装とかもあってなかなか列は進まない。
先日買いそびれた「シンデレラロール」という堂島ロールにフルーツが入ったロールケーキを購入。
周りの人の購入される勢いと、売り切れになってしまう物を入手したい欲望とで、予定になかった「プリンセスロール（マロンロール）」も購入してしまった。
「ぼくのプリン」を２個と共に保冷バッグに入れてもらってお店を出た時は10：30になっていた。
あれでは「シンデレラロール」は１２時前に売切れてしまう筈だ。

保冷バッグをコインロッカーに預けてテアトル梅田に向かう。
チケットを購入してカッパ横町の古書店をハシゴして昼食。
刺身定食で腹ごしらえをしてロフトの地下にある映画館へ。
外はロフトから流れてくるクリスマスソングで賑やかだった。
映画はアメリカ映画にはない雰囲気を醸し出していた。
特に憎悪と敵意をむき出しにしたヒロインが、その感情のすべてをピアノに叩きつけるラストの１０分間はいい。
鍵盤だけでなく弦も弾き、ピアノのボディをドラムのように叩いてリズムを取って、椅子を蹴り飛ばしステップを踏む。
それはまさに魂の叫びだった。

映画館を出ると曇り空。明日は好天になるのかな？