シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

グッド・シェパード

2007年10月28日 | 映画
先週は映画館に行けなかったので、今日は出かけて「グッド・シェパード」を見に行く。
ナビオは映画館と飲食街を残し今日で閉館。
キタのファッションをリードしてきた所だけに一抹の寂しさはある。
映画は9番シアターで上映につき、ナビオとは離れた旧OSでの上映だった。
なかなかの力作。
ロバート・デ・ニーロの力量なのか、コッポラの功績なのか?
「組織を取るか家族をとるか」そんな選択を迫られたらどうするかなあ・・・。
映画は過去と現在を交差させて語られていくが、人生はやり直せないからなあ・・・。

振り返れば雨上がりの道の如く僕の足跡が見える。
決して晴れの日ばかりではなかった。
もやもやした曇り空もあれば、雨の日もあった。
その時その時に決断して歩いてきた道で、いまここに立っている。
自分の足で歩き始めてからは、誰に指示されたわけでもなく、誰のせいでもなく、自分の責任に於いて存在している。
人への転嫁は良くないと思って再び前を見ると、色々な分かれ道があった今までと違い、どうやら道筋は限られてきたように見える。
先が見えたわけではないが、自分の責任に於いて、もうこの道を行くしかないのだ。

映画のテーマではなかったが、僕にとっては、なんだかそんなことを考えながら家路につかせた映画でもあった。
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OB会余話(6) 喫茶「あずまや」さんで名残のお茶席

2007年10月23日 | グルメ・他
遠路の参加者の帰りの時間もあり、昼食後のお茶を「あずまや」さんで頂いた。
こちらは自宅を改装した喫茶店で、お庭でも頂けるし応接室でも頂ける。
オーナーは資産家らしく敷地は相当広く庭木も綺麗に手入れされていて、車庫にはベンツが停まっていました。

我々は靴を脱いで応接室に上げていただいた。
さて、なににするかと悩んだが、宇治まで来たのだからと皆さん抹茶を所望されました。
中に一人「抹茶パフェ」と言った人間がおります。
当家の女主人はすかさず「え、え、えーっ!」と声を発せられました。
その叫び声に注文した人間は「すみません、雰囲気読めませんでした。僕も抹茶にします!」
若奥さんが出てきて「あらまあ、お母さんたら・・・」と笑っておられるだけで、「はい、それじゃ抹茶を九つ」と仕切られてしまいました。

残金が3,000円になりましたので、一人取りの抽選会をして解散となりましたが、私の計算違いで本当の残金は13,000円でした。
10,000円は別の機会にお返ししたいと思っていますが、多分、悪童三人衆U.T君、U.Y君、H.H君の飲み代として返却させていただくことになると思います。
他の参加者の皆さんスミマセンでした。
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OB会余話(5) 遊覧船予約は喜撰茶屋で

2007年10月23日 | グルメ・他
今回のOB会で一番好評だったのは遊覧船で昼食をとるコース。
下見に行った甲斐がありました。
昼食は持ち込みなので、乗り場前の「喜撰茶屋」さんで弁当を予約。
抹茶料理のきせん弁当は3,150円でした。
舟の手配もしてくれますが、こちらは一人600円です。
5人でも10人でも、一人600円ですが、一艘いくらにしたほうが合理的だと思うのですが・・・。
ビールは余分に積み込んでも余った分は引き取ってくれます。
「どないしたら、あんなん出来るん?」という声も聞こえましたが、上述の如く喜撰茶屋さんで予約するとOKなのです。

21日(日)の11時半の予約をしていたのですが、人数確定の連絡をしたら「予約が入っていません」と言われました。
「そんな筈無いですよ。お伺いして予約させていただいた時に女将さんはノートに書き込んでおられましたよ」
「ないですねえ・・・。そやけど映研OB会という名前は聞いた記憶がありますわ・・・」
「20日に隣の塔見茶屋さんに泊まるという話をしたので、もしかしたら20日に記入されてません?」
「あらあ、ホンマやわ。私、書き間違ってたんやわあ」と和やかな会話を一週間ほど前に致しました。

船頭さんが棹差す遊覧船は頻繁に出ていますが、舟に乗って川辺の風景を楽しむだけです。
それに比べてこちらはゆったりとした酒席で、結構なボリュームがある会席料理でワイワイやってます。
すれ違う舟の乗船客からは「美味そうやなあ。羨ましいなあ」などと声が掛かかりました。
仲間からは「えらい優越感持てますね。気分いいですわ」と喜んでもらえました。
今回初めて参加してくれたI.H君は、板付きのミニ蒲鉾を板ごと食べて痛がってました。
本当に小さな蒲鉾なのですが、ちゃんと板が付いているのです。

季節は桜の頃が一番良いそうです。
中の島側も、あじろぎの道側も桜並木が並んでいました。
桜吹雪の中行く舟はもっと気持ちが良いのだろうと想像します。
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OB会余話(4) 源氏物語ミュージアム

2007年10月23日 | グルメ・他
源氏物語ミュージアムは宇治上神社からさわらびの道を歩いて行った閑静な場所にある。
入館料は500円。
展示場は何部屋かに分かれていて、春の間は光源氏の邸宅である六条院の模型と、牛車や調度品が復元されて展示してある。
秋の間では光源氏の子である薫が八の宮邸に住む大君・中君を見初める宇治十帖でもっとも有名な「橋姫」の場面が人形で再現されている。

これで500円は高すぎると思っていたら、20分ほどの映画が映像展示室で上映された。
源氏物語最後のヒロイン浮き舟を描いた第五十一帖の「浮船」が人形劇で撮られていて監督は篠田正浩。
上映中の途中退場は出来ないシステムなっていた。

人形を製作された方と同姓同名の者が仲間にいて「お前さん、こんなバイトしてたん?」とそこだけで受けた。
もっとも場内が暗転すると前夜の睡眠不足がたたり睡魔が襲ってきて、階段状の長椅子から落ちないように必死だった。
それでもこの映画がなければがっかりだったと思う。
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OB会余話(3) 定朝作の阿弥陀如来坐像

2007年10月23日 | グルメ・他
平等院の鳳凰堂には50名づつしか入れない。
早朝は少なかった人出も好天に誘われてか拝観者の人数は加速度的に増えた。
鳳凰堂の拝観は、平等院の拝観料とは別の志として300円がいる。
(ちなみにミュージアムの鳳翔館への入場は拝観料に含まれています)

拝観予約をすると30分待ちで、我々が拝観できる頃には50分待ちになっていた。
「50分待ちだと、この整理券を500円で買う人がいませんかね?」
「50分だと300円の整理券だから、1000円でも買う人が居てるやろ・・・」
阿弥陀様の前で何という不謹慎な会話をするのだ。
これには前の人も思わず失笑していた。

ちなみに、定朝作と断定できるのは鳳凰堂の阿弥陀如来しかないそうである。
定朝とは寄木造りを考案し、その後の仏像彫刻に決定的な影響を及ぼした一代の名匠だったようだ。
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OB会余話(2) ボランティアガイド

2007年10月22日 | グルメ・他
私は準備もあって午前中に到着。
荷物をコインロッカーに預けて付近を散策。
国宝の宇治上神社を見学したが、こちらは拝観料なしの大盤振る舞いであった。
世界遺産登録の国宝が無料で拝観出来るのはありがたい。
人も少ないので説明文もゆっくり読めてノンビリと見学できた。
周囲の「さわらびの道」も風情がありなかなかの散歩場所である。

夜になりライトアップがされると、さすがに午前中よりも人出があって、それでも着物姿の女性をみかけたりで雰囲気に浸ることが出来ました。
境内は薄暗い。
道端に等間隔で置かれた源氏物語の宇治十帖をテーマにした行灯に照らし出されるだけです。

宇治上神社の一角に宇治七名水の湧き水がある。
「飲めるんですか?」と聞く仲間に、昼に見ておいた説明文を鸚鵡返しで復唱。
「煮沸したら飲めますが、そのままでは飲めません。宇治の七名水も現在はここからしか涌いておりません」などと説明していると、周りからは「なるほど・・・」と声が上がり、「○○さんはガイドと思われてましたよ」と仲間の声。
気を良くした私は祭神(応神天皇、仁徳天皇、あと一人は忘れました)の説明なども悦に入って行ってしまい、すっかりお調子者のボランティアガイドになってしまった。

中の島で行われた宇治田楽の催しは雅の世界が満喫できます。
自然の中で篝火に照らし出されて舞われる田楽は優雅なものでした。

翌日の日曜日の夜間には船上音楽祭が開かれ、琵琶の演奏があるとの説明を受けました。
言われた翌日に準備中の作業を目にしましたが、舞台は川辺に設営していました。
そちらの舞台をメインステージにして舟に乗った女官たちが琵琶の演奏をするのかと思いましたが、11艘ある舟で舞台の周りを回るのは一般客だそうです。
関東などの遠路から来る観光客で予約は埋まっているとのこと。
それって船上コンサートって言うのでしょうか?
我々はいづれにせよ見ることは出来ないのでいいですけど・・・・。

「宇治田楽まつり」は毎年10月の第三金曜日から日曜日までの三日間に催されるようです。
ぜひご覧あれ。
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OB会余話(1) 気配りの塔見茶屋

2007年10月22日 | グルメ・他
宿泊旅館は「塔見茶屋」さん。
こちらは長期滞在者可能の料理旅館で部屋に冷蔵庫はない。
ただし持ち込み自由で、食堂以外の場所では飲食自由である。
と言うわけで旅館に到着すると気配り屋のH・H君から宅急便で差し入れ品のミカン箱一ケースが届いていた。
隣の部屋からテーブルを運び込んで飲み場所を確保。
宴会の小間使いをさせるとH.H君は昔から天下一品である。
JR宇治駅に到着の連絡をくれたK.A君には氷の差し入れを所望した。
N.A君にはデザート用にマスクメロンを所望したが流石にこれはなかった。

3階の5部屋のうち4部屋が我々の部屋となった。
夜遅くまでワイワイとやるのは目に見えているので、残りの一部屋に泊まるお客さんは迷惑だろうなと話していたら、これまたこんなことに掛けての気配り名人のY.M君が「話つけてきました。工事現場の監督さんでした。気にせんでええと言ってくれました」とのこと。
既に出来上がっていた私とY.M君とで現場監督氏を訪ね、「これで一杯やってください」と差し入れの焼酎を持っていったら低調に辞退されました。
すでに酔っ払い集団と化している我々を見て覚悟を決められたのかもしれません。
それにしてもY.M君のフットワークの軽いのには感心しました。

旅館の女将も気配りの人です。
色々と手厚く指導していただきましたしサービスもしていただきました。
てきぱきした良い女将さんでした。
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OB会 in 宇治

2007年10月21日 | グルメ・他
20日、21日と大学のクラブ(映画研究部)のOB会だった。
さしずめ首長の元に結集した一族郎党といった感じ。
私が首長で居られるように、私の代を筆頭に当時の下級生達の集まりとしていて、3年に一度の割で開催している。
実体はクラブのOB会と言うより、当時我が家に入り浸っていた仲間の結集会になっている。
したがって私が首長なのだと思っているが、私の席をN君とU君が狙っている。
今年は我々の代が幹事年となっていて、近場の宇治で一泊二日のOB会だった。

持ち込み材の買出しもあってM君と11時に京阪宇治駅で待ち合わせ。
散歩しながら、昼は安く上げようと「あじろ木」というお好み焼きやさんで昼食。
もちろんお好み焼きなのでビールで一杯。
まだまだ集合までは時間があるので特別にイカの塩焼きを作ってもらって長居をする。
愛想の良いオバサンが一人でやってるこじんまりした店で、長居もこれまでかと外に出て函館寿司で仕切りなおしをたくらんでいる所へ、U君1号、2号にH君、鹿児島から遠来のY君から「何処にいてるのか?」と電話が入る。
居り場所を連絡し、宇治橋交差点で出会う。
前述のM君はすでに出来上がっていて、交差点で手旗信号の交通整理をしていた。
彼らは昼食がまだということで「おばさん・・・客引きをしてきました。20分ぶりのご無沙汰でしたね」と先ほどのお好み焼き屋へ。
「いやあ、有難うございます」と僕達の席を用意してくれた。
ここはお好み焼きのマヨネーズは大阪と違って別料金で、漢数字の縦書きでで一一0円と書いてある。
これは、20円なのか110円なのかなどと、つまらぬことで盛り上がる。
このつらなさがたまらなくいいのだ。

チェックイン可能時間になったので旅館へ向う。
こちらに向かうと連絡が入った鳥取からやって来たK君には氷を買ってくるように要請。
東京からくるN君にはデザートのメロンを頼んだが拒否され、やがて全員集合。
差し入れ要請をしていたので、ワイン・焼酎・日本酒がずらりと並ぶ。
黒木酒造の「百年の孤独」が二人から差し入れられた。
10,000円のプレミア価格の焼酎だ。
硬軟合わせて8枚のDVDも差し入れられたのは映研のOB会らしい。

すっかり出来上がったところで、ちょうど開催されていた宇治田楽まつりに出かける。
3日間だけ置き灯篭によるライトアップがなされていて、平等院と並ぶ世界遺産の宇治上神社までの「さわらびの道」は趣があった。
また中の島で開催されていた田楽はかがり火がたかれ、暗闇に浮かぶ舞いが幻想的であった。
夜間の散策、田楽の見学を続けたかったが、夜の宴会及び団欒も楽しみの一つなので早めに旅館に引き上げた。

食事時、部屋での団欒は気の置けない連中との至福の一時だった。
私は12時でダウンだが皆は1時頃までやっていたらしい。

3時半頃に廊下を歩く足音が・・・。
ドアを開けるとM君が散歩に行こうと誘う。
流石に目覚めが悪く、一風呂浴びて目を覚まし4時半から散歩。
外は宇治川の冷気を含み肌寒い。
1時間半ほど歩くとM君はローソンでパンを2個買って食べた。
かれの食欲はスゴイ。
帰って再度入浴。

朝食後は差し入れの余り物の抽選会。
一等は包装紙つきの百年の孤独で二等は包装紙なしの百年の孤独、以下10等まで。
そして世界遺産の平等院を拝観。
時間があるので源氏物語ミュージアムへ。

11時半から昼食付きの宇治川舟遊び。
他の観光客も船に乗って遊覧しているが食事はない。
事前に「喜撰茶屋」さんで予約しておいて良かった。
我々のビールを飲みながらの食事風景を見て「美味しそうやな」とか「羨ましい」とか声を掛けてくれ、土手行く人は指差しながら噂してる姿が見受けられた。
この時ばかりは優越感に浸れ、これが最高の企画だったと仲間に喜ばれる。

食後は個人宅を改装した喫茶「あずまや」さんで抹茶を頂き三年後の再会を約して解散。
楽しい2日間でした。
でも、疲れたあ~! 寝不足だあ~!

鹿児島、東京、鳥取、福井の遠来組の皆様、無事お帰りの上、次回も是非ご参集ください。
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野球はお休み

2007年10月17日 | 阪神タイガース
明日からセリーグのクライマックスシリーズの第2ステージが始まる。
今日はサッカーに配慮してパリーグのCSもお休み。
阪神は第1ステージで良いところなく負けたので、僕としてはオフシーズンに入っている。

ところで阪神は2005年に優勝して、2006年は最後に届かずの2位で、そして今年は善戦したとはいえ3位。
となると・・・・順序から言って・・・・来年度は4位?

ありゃあ~!もしかして、あの暗黒の弱小球団時代に逆戻りしてる過渡期なの?

日ハムもロッテもいいピッチャーいてるなあ。
一人でええから欲しいなあ・・・。
打者も欲しいし、福留がFA行使するんやったら、この際頂きたいなあ・・・。
何でも欲しがる乞食根性が身についてきているような気がする。
そんな根性をもたらすほど阪神のスタッフ不足は深刻だと思っているのですが・・・。

配慮したサッカーの試合はオシム・ジャパンのAマッチと、オリンピック予選の2試合があるが、今のところオシム・ジャパンはアフリカ王者のエジプト相手に、前半を終わり大久保の2ゴールで2対0で勝っている。
でもどうしてジャパンの前に監督の名前を付けて呼ぶのかな?
単にナショナルチームでいいと思うんだけど・・・。
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小さい秋

2007年10月14日 | グルメ・他
今日は町内の秋祭りで少しばかりの志を納める。
五穀豊穣を願った祭りだった筈だが、周囲からはすっかり田畑が消えて祭りの意義も失われつつあり淋しい限りである。

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
めかくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
よんでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

ちいさい秋はさらに

お部屋は北向き くもりのガラス
うつろな目の色 とかしたミルク
わずかなすきから 秋の風

さらに、むかしの むかしの 風見の鳥の
ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ
はぜの葉あかくて 入日色

と続く。

サトウハチローの詩である。
目下、ハチロー氏とは異母兄妹である佐藤愛子さんの「血脈」を読書中。
ハチロー氏は小説家・佐藤紅緑氏の長男として生まれたが、父も父なら子供も子供といった無茶苦茶な人生を送る。
父も無茶なら、兄弟たちもまた無茶苦茶である。
中学を落第し、喧嘩、勘当、拘置所入りを重ねる。
四男は次男の嘘のため、19歳で女と心中。
兄弟たちは父から金をせびり、彼自身は三度の結婚を繰り返す。
そんな無茶な人生を歩んだ人から、どうしてあんな優しい詩が生まれるのだろう。
生きるという事に一所懸命、精一杯の生き方に、持って生まれた才能、感受性に神が共感したのだろうか。

作品は長編である。
佐藤家の厄介事の始末を常に引き受けさせられる、詩人・福士幸次郎氏に共感めいたものを感じる。
いつか彼の詩集も読んでみよう。
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