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シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

最後の忠臣蔵

2010年12月22日 | 映画
今年最後の診察日。
早めに終わったので梅田に出て映画を見る。
上映開始まで時間があるので少し早目の昼食を取る。
牛肉しゃぶしゃぶ定食920円。
ごはん、うどん、野菜が食べ放題である。
貧乏人根性で、お腹が一杯なのに追加のうどんを注文し、野菜もバイキングスタンドに取りに行って追加。
うぃ~い(ビールをぐっとやる)。
食べ過ぎたぁ~。

今年最後の映画は「最後の忠臣蔵」。
旧浅野家家臣が駆けつけてくるところはなかなかの感動的シーン。
でも全体としては、もう少し撮りようがあったような気もするが…。
詳細はまとまり次第アップします。
http://www.d3.dion.ne.jp/~masaji.s/
でご覧ください。

まもなくチビ達が帰ってくるので、帰り際にクリスマスパーティ用のスパークリーングワインを買う。
リーガロイヤルホテルのオードブルセットも予約しておいた。
当日は若鳥の丸焼きとホームパックわいわいセットとフルーツケーキとフランスパンを購入予定。
あしたはそのための部屋の片づけで、すっかり孫に翻弄される年齢となってしまった。
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100点ゲーム

2010年12月19日 | グルメ・他
絶好の観戦日和となったので花園ラグビー場まで、大学選手権の1回戦を見に出かけてみた。
バックスタンドの方が日当たりも良いのでそちらの自由席を確保。
数人で来ている人はビールをケースで持ち込んでの応援である。
野球場では見られない光景だ。(ラグビー場は持ち込みOKなのです)
当然私も東花園駅前にあるスーパーで、おにぎりにビールやらハイボールやらおつまみなどを買い込んでいる。
サブグランドではトップリーグに所属する近鉄が練習していて、昨日試合のあった(東芝に大敗したけれど)レギュラー選手がバックスタンドのあちこちで観戦していた。
第一試合は近畿大学対慶應義塾大学。
地元も地元とあって開場まえからスタンドの周りに学生を始め大勢の関係者がいた。
試合の方はどこまで頑張ってくれるかと期待していたが慶應の早い展開につい行けず完敗。
後半に1トライを返すのがやっとだった。
第一試合を終わったところで、以前近所に住んでいたK.Oちゃんに出会った。
第二試合は席を変えて二人で観戦。
関西リーグを久しぶりに制した天理大学と関東リーグ戦グループ5位の大東文化大学の一戦である。
ここで天理が苦戦するようでは関西の今後が心配になってくる試合だ。
開始早々に早くもトライをあげ、ゴールもなって7対0。
見てる間に天理がトライを量産していって、手に汗を握って試合に集中するような雰囲気でなくなってきた。
こうなってくると二人とも「練習にもならんなあ」とかつぶやきながら、「雑なプレーすな!次の試合があるんやぞ!」などとヤジを飛ばしながら、意識は飲む方に行ってビール、ハイボール、チュウハイとすすむ。
一人で見るよりペースが速い。
後半になっても勢いは衰えず、終了間際にもトライをあげて結局101対0の100点ゲームになってしまった。
花園で100点ゲームを見たのは初めてだ。
オマケに各地で行われた8試合で天理は唯一0点に抑え込んだチームとなった。
次が楽しみになってきた。
もっとも、次に当たる東海大学も京産から83点も取ってるけど…。
関西は関学も勝ちあがったが、次は早稲田で苦しいと思うので是非とも天理に頑張ってほしい。
大東文化は元気なかったけど、メインスタンドで大東を応援する姉ちゃんが最後まで大声で応援していて滅茶苦茶元気やった。
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同級生の死

2010年12月15日 | 映画
近所に住む同級生のM君が亡くなった。
御母堂の死から1カ月も経っていないのに後追うように逝ってしまった。
母上の御不幸前後くらいから体調を崩していたらしいのだが、入院となって5日目の出来事であった。
入院中は点滴やら管などを通されて痛々しい姿だったとお聞きしたが、その死顔は安らかで穏やかなものだった。
人がこの世から消えていくということの呆気なさとはかなさを感じて、私への残り時間は少ないのだと再認識させられた。
そう思うと、一体私は何のために生まれてきて、何を残して消えゆくのだろうと、取りとめもない疑問がふと過る。
私という人間の証明は何においてなされるのだろう?
「こんな本を読んでいたのか」と思われることもあるだろうから、私を想像してもらえるような書物だけを残すように、少しは蔵書を整理しないといけない。
「こんな映画が好きだったのだ」と思われることもあるだろうから、映画資料の整理もしておきたい。
無いようで有る、有るようで無い時間を有意義に使わなくてはならない。
差し当たってはもう少し家族のために生きる必要が有りそうだし、孫たちが物心つくまでは頑張りたいので今日は関西医大まで定期検査に出かけた。

時間があったので梅田に出て東陽一監督の「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」を見る。
主人公はアルコール依存症の男。それが原因で離婚しているのだが、妻も含めて子供たちとも交流が有る。
アルコール病棟に入院した男は回復を見せるが、腎臓癌で死期が近いことを知る。
男は心の居場所である別れた妻と子供たちのもとへ帰っていく切ない物語だった。
話にはモデルが居て、妻である漫画家の西原理恵子さん(映画では園田由紀)を演じた永作博美が抜群の演技!
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忘年会シーズン到来

2010年12月11日 | グルメ・他
昨日、自称ホームシアターでヒッチコックの「知りすぎた男」を見ていたらAmazonで注文していた書物が宅急便で届いた。
それをバッグに忍ばせて友人との会食に梅田まで出かけたのだが街はクリスマスムード一色だった。
待ち合わせの時刻頃になると飲食街は忘年会のムードとなり、12月の金曜日とあって流石にどの店も満席状態。
よく利用する店では、「飲み放題90分、滞在許容時間は2時間厳守」と言われ「そんな短いのはあかんわ」と別の店を探す。
交差点を渡ると若い客引きの兄ちゃんが「小さな店で融通がききます。空いていれば長くなってもかまいません」と誘うので、誘われるままに東通脇の「こいさん」という店で会食。
説明通りの小じんまりした店で、案内してもらわないと分からないような所だったが、かの兄ちゃんの客引き技術なのか、彼の人当たりの良さなのか次々とお客を案内してきて、しばらくすると満席状態となる。
二人掛けのテーブルだったので酒の肴をたくさん並べることもできず思ったよりも安上がりであった。
場所を取らないジョッキとグラスは飲み放題とあって次々とお変わりをして、近況などを語り合う内にすっかりほろ酔い気分となり解散。
乗り換えが面倒なので酔いざましも兼ねて大阪駅を通り過ごして北新地駅に向かっていたら小腹がすいてきたので駅の前にあるスタンド式のすし屋で少しばかりの握りを食べる。
あらかじめ作り置きしてあるシャリにネタを乗せて注文の品を次々握っていく様は芸術的とさえ言えた。
駅のホームに着くと「何だ、この混雑は!」と叫びたくなるような人混みである。
自分もその要因の一人なのだと思うとやはり早めの忘年会帰りの人達なのだろうか?
一駅行くと前の座席が空いたので持参した書物を紐解く。
読み込んでいるうちにその面白さに引き込まれ最寄駅を乗り過ごしてしまった。
酔った揚句に眠りこけて乗り過ごしたのではなく、その文章に酔って乗り過ごしてしまったのだ。
書物は瀬戸内寂聴の「奇縁まんだら 続」、城夏子さんの部だった。
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松島遊郭

2010年12月06日 | 映画
久しぶりに映画を見にゆく。
今日の映画は大阪では九条にある「シネヌーボ」での1館上映となっている『信さん 炭坑町のセレナーデ』。
かつての炭鉱町を舞台としたノスタルジックで切ないドラマだった。
平山秀幸監督&鄭義信脚本のコンビによる作品でなかなか良い映画だった。

シネヌーボと九条商店街をはさんで反対側にあるのが松島遊郭である。
今はどうなっているのかと、映画を見終わってから散策してみた。
飛田遊郭と同様に料亭街ということになっており、界隈は「松島料理組合」の看板が上がっている。
料亭の仲居との自由恋愛との名目になっており、営業形態は以前からそれほど変わっていないと思われる。
飛田遊郭に比べると界隈の道幅は広く、店構えも大きく扉をあけ放すと温泉旅館の玄関を思わせるような造りの店が多く受付カウンターなどもある。
好き嫌いもあるだろうが私は陽が落ちた後の飛田遊郭の風情の方が好きだ。
松島新地も昼間散策する分には開いている店はないので町並みの雰囲気を堪能できる。
ここがそれとわかる昔風の家が立ち並び、まるでここだけ戦後も取り残されたような情緒あふれる空間だ。
大抵の店の入口にはホステス募集の張り紙と、18歳未満出入り禁止の張り紙が貼ってある。
夜になれば全く違った雰囲気を醸し出すのだろうことは想像できた。

ノスタルジックな映画を見て、ノスタルジックな町並みを散策して、帰りに大阪城を散策したが、こちらではノスタルジーを感じなかった。
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おいしい中国

2010年12月05日 | グルメ・他
楊逸(ヤンイー)さんの食べ物エッセイ「おいしい中国」を読む。
食べ物に対する思い出は人を問わず限りないものがあるらしく、楊さんも小さいころからの色々な食べ物と思い出を書き綴っている。
漢字の母国らしく初めて目にする文字もたくさん出てくる。
流石に芥川賞作家だけあってその文章の巧みさに引き込まれて一気に読み終えてしまった。
今の日本から見ると極めて粗食なのに随分と美味しい食べ物の様に感じるのは、それにまつわるエピソードに悲惨とか惨めとかとは無縁の語り口によるものだろう。
半世紀前にもなる私の子供の頃も大して違わなかったような気もするが、少しはましだったかも知れない。
きっとそれは統制経済と自由経済がもたらした格差だったような気がする。
特に下放と称して楊さん一家が農民体験のために田舎に行ってからの生活は想像すらできない。
再びハルビンに帰ることになった時に、飼っていた豚はともかくとして犬までが場につれていかれて皆の口にはいり、後日父上が愛犬の毛皮をとりに村まで行き、その毛皮が母君の敷布団になっているところなどは可笑しさもありながらもらい泣きもしてしまうエピソードだった。
これだけ多岐にわたり書けるのはやはり才能のなせる技なのだろうな…。
一読に値する書物だった。
紀伊国屋では「たかじんのそこまで言って委員会」コーナーがあって、かの番組の関係図書が並んでいるらしいのだが、楊さんも時折出演されているのでこの本も並んでいるのだろうか?
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