東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

ミーティングの活性化

2009-04-28 | 経営の気づき
会議が多すぎる場合の解決方法は・・・
「無駄な会議をするな」このようなボードを会議室に貼り付けましょう。意識改革が広がるはずです。あるいは、全社の会議の棚卸しを進めて、一定数の会議を減らすことを前提に「生産性の上がらない会議」「必要性のない会議」を強制的に廃止しましょう。社員に会議の必要性を考えさせて、正当な意見を述べる社員については、「会議の出席拒否権」を持たせることも意義があります。

意見が出ない場合の解決方法は・・・
会議資料の事前配布を徹底して、必ず意見をもって会議に出席する体質を育てましょう。部下の発言を押さえてしまう上司は、議長役に就けないことも一つの方法です。会議の開始前に役割と目的を宣言してから始めることも必要です。あるいは、バーカウンターで、輪になって会議するのも面白いですね。缶ビール1本を手にして進める会議、ほろ酔いトークは「新しいアイディア」を生むかも知れません。そして、若い人達にうけるのが、ゲーム方式です。賛成派と反対派に分かれてディスカッションを進めれば、議論も白熱してきます。

結論が出ない場合の解決方法は・・・
だらだら会議しないで、必ず終了時間を守りましょう。そして、必ず結論づけることを、銘々が自覚しましょう。社内に会議を進めるプロを育てることも必要です。普通、考えられるのは議長役の育成ですが、実は、書記役が非常に重要なのです。会議の内容をPCにて、ビジュアルにまとめる(コラジェクタ)技術を持っていると、議論が行き詰まったときに、新しい展開が開ける可能性があります。まとめた内容をプロジェクタで見ることによって、新しいアイディアが湧いてきます。