いま応援させてもらっている会社の経営者の考え方が素晴らしく、いつも楽しく仕事させてもらっている。何しろ、庭造りの仕事をされているのだが、ご自分の仕事を「街並みを綺麗にするための接点が庭であり、その庭に自然を持ち込むことによって、施主の方には人間として尊重しなければいけない自然を学んでもらっている」と位置付けておられる。久々に哲学的経営をされている方に巡り合えた。
彼は、施主の方が関心を持って庭を見守ってもらうために、実のなる木を庭に配置するらしい。普通の植物ではなかなか世話をしてもらえないので、食べられるものを植栽することにしているとか。すると、人間の習性からして、その木を枯らさないように世話してもらえるそうだ。非常に人間的発想の庭造り、なかなか見事だ。
この方が大切にしている価値観は「美」であり、庭・植栽・社員・仕事のいずれにも美を磨くという視点で取り組まれている。
彼は、施主の方が関心を持って庭を見守ってもらうために、実のなる木を庭に配置するらしい。普通の植物ではなかなか世話をしてもらえないので、食べられるものを植栽することにしているとか。すると、人間の習性からして、その木を枯らさないように世話してもらえるそうだ。非常に人間的発想の庭造り、なかなか見事だ。
この方が大切にしている価値観は「美」であり、庭・植栽・社員・仕事のいずれにも美を磨くという視点で取り組まれている。
そして、1年に1度、庭師さんにやってもらうだけの所が多いと思います。
うちも、その中の一軒だと思います。
でも、目から鱗ですね。
実のなるものが庭にあれば、ついつい、庭を見て、そして季節も感じることが出来る。
それは、本当に大切なことです。
意識する感覚を身につけさせる、まさに自然にその方向にもっていかせるという、いわば、人間の心理を利用した技だと思います。
今日の東矢先生のブログから、「意識する感覚を演出」という言葉を連想しました。
これは、どんな場面でも利用できると思います。
子供にただ単に勉強しろと言っても反発するだけ。
それを、見て、意識して、面白そうという感覚を周りから、言葉でなく、環境から演出する必要がありますね。
私も、自分の仕事で、そんな演出、考えてみます。
お客様が、何も言わなくても、その商品を触ってみたいという演出、大切ですね。