東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
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母子同服

2010-08-28 | 人生の気づき
漢方に母子同服(ぼしどうふく)という用語がある。意味は子供の病気に母親と子供が一緒に薬を飲むことを示している。

子供の夜泣き、あるいは精神的なものからくる腹痛・下痢等の場合、漢方の治療では、薬を母子とも一緒に服用してもらう。つまり、夜泣きや腹痛の原因が子供の側だけにあるではなく、母親のぴりぴりと張り詰めた精神状態なども影響している。

西洋医学ではこのような考え方がないが、さすが東洋医学である。時には、仕事に疲れた父親に服してもらうこともあるとか。私も反省しなければならない。自分のイライラは、人にも移っていくのだから。