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ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

歴史の虚実

2013-04-08 16:28:48 | 日記・エッセイ・コラム

歴史とは魂の軌跡である。

もとより、事実は事実としてありのまま記すことは当然である。

しかし、単に事実の記録なら歴史に意味はない。

事に臨んでどう思い、どう行動し、どういう結果になったか。

事実の顛末には、そこにいたる思いが乗っている。

それが人の歴史である。

・・・・・

同じ事実であっても、人によって思いは違う。

一時、自分史というのが流行った。

自分に特化した事の記録であり、思いの系譜である。

自分の思いが、その事に関わった他の人の思いと一緒でなければならない、

ということは当然にない。

でも、奇怪なことに思いは同じでなければならない、という人がいる。

それは人それぞれの思いを否定することになる。

そういう人に限って事実をも捻じ曲げる。

情けない限りである。

・・・・・

日本の歴史学者には「まがいもの」が多い。

他国が日本をどう思おうと、それは自由である。

立場によって思いは異なるものだから。

事実にたいして、歪曲・捏造がなければであるが。

だが、日本人でありながら自らの父祖に唾するものがおる。

他国におもねって、自国を貶める者がおる。

自国を貶めるために、他国を利用する者がおる。

歴史を取り戻さなければならない。

歴史を取り戻さない限り、

日本の復活はない。


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