ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

仕掛け人は

2017-07-23 08:53:58 | 日記・エッセイ・コラム
もりかけ報道の酷さには呆れているが、
では誰がそれを仕掛けたのか。
それが分からない。
まったく分からないのだ。
それなりの線を幾ら辿っても…。
でも大きく捉えれば大体分かる。
それは戦後体制そのものであり、
日本の頭を押さえておきたい力である。
・・・・・
今回の主役は反日新聞は当然ながら、
特にテレビのワイドショウの役割が大きかった。
番組には打合せがあり、大筋は決められている。
MCが自分の意見を言うことはほぼないだろう。
つまり初めから筋書きがあるのだ。
コメンテーターはそれに添って意見を言うが、
それにも脚本はあるだろう。
でもそこには少しは綾があると思う。
生番組では編集できないこともあり、完全には押さえられない。
当然出演者を選別してるとしても、
ある程度バラエティーも必要だし、
レギュラーメンバーもいるだろう。
だから予期せぬ意見が出ることもある。
多くは御用コメンテーターか人寄せパンダの芸能人である。
彼らには反保守が多いようだが、
そうでなければ事情のよく分からない芸能人である。
そこでは適当に話を合わせるより他ない。
でも普段から関心のある人もいる。
そんなこんなで時に異議を唱える。
そういう場面もあるようだ。
・・・・・
どちらにしても現場の人は直接の手先ではない。
手の中で踊らされてるだけだ。
だから仕掛け人には決して辿れない。
それはプロデューサーとかディレクターでも同じだろう。
本人の出自や思想が巧みに利用されてるのだ。
もっと上へ行ってもそれは変わらないだろう。
そういう風に種が播かれている。
だが種があるだけでは動かない。
時に動くように仕向ける者が必要だ。
糸を引く者がいるのだ。
それが一本ならともかく、何本あるか分からない。
たぶん蜘蛛の巣状態である。
でまあ結局分からないのだ。
分かってるのは意図してやらなければ、
こんなことにはならないということだ。
今回は民進党はあくまで脇役であった。
あんな無理押しを引き受けたのは痛恨の極みだろう。
これで国民からほぼ見放される。
それにしてもこんな犠牲を払ってでもやったのは、
余程追い詰められてるということか。
安倍政権にも相当ダメージがあった。
それでも潰れないだろう。
期待を込めてだが、
そうあってほしいと思っている。
・・・・・
種はどこに播かれたのか。
それは教育界に、それは新聞等メディア界に、
それは政界官界に、そしてその他あらゆる業界に。
日本を良しとする主たる人々は追放された。
とは言え、すべての人を追放することはできない。
元々ほとんどの日本人は日本を良しとしていた。
だからこそ戦争をしたのだ。
だからこそ所謂A級戦犯が靖国神社に祀られてるのだ。
そういうことである。
最大最強の種は元日本である朝鮮・台湾に播かれた。
だがご存知のように台湾では逆効果であった。
決定的に効いたのは韓国である。
彼の国の国民性か現下は箸にも棒にも掛からない状況だ。
言語に絶する酷さである。
もはや国が潰れるまで直らないだろう。
仕掛けた者も手を焼いてる、かも。
シナも勿論その種の一つである。
一時は本気で友好を結ぼうとしたのに。
胡耀邦の時である。
それは結局、戦後体制の意に反するものだった。
だから潰された。
・・・・・
本当の奥の院はアメリカにある。
アメリカこそ先の戦争の唯一の戦勝者であり、
戦争を欲したのはその中枢である。
国民も軍も使われただけだ。
戦争などしたくないのに。
その象徴が「リメンバー・パールハーバー」である。
その言葉にまんまと乗せられた。
それが太平洋戦争である。
ちなみに、だからである。
南京大虐殺というインチキ本が出版されるのも、
慰安婦像という偽りの像が建てられるのも。
訳があるのだ。
ところが今日では日米同盟は日本の大きな支えである。
素晴らしい支えであるが、同時に危うい支えでもある。
彼の漱石は言った、
とかくこの世は住みにくい、
と。

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