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ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

誤解する人

2016-07-14 10:04:45 | 日記・エッセイ・コラム
よく誤解されると言ったが、
では誰が最も誤解するのか。
もちろんリベラルを自称する人である。
これは当然であり、ここでは除く。
ではどういう人か。
それは主に二つある。
ひとつは、一見保守的に見える人、
ひとつは、一見善良そうに見える人、
である。
というか、ほとんどの場合は両方とも備えている。
つまり、一見保守的で善良そうに見える人である。
・・・・・
還暦を過ぎて、
今までほとんどなかったのだが、
同窓会が開かれるようになった。
暇なのでたいてい出ている。
あまり政治的な話はしないようにしてるが、
何かのきっかけで話題に上る。
彼らはとにかく平和主義なのである。
それには当方も異論はないのだが、
現実を見ていないのには閉口する。
自衛隊は特に否定することはない。
最低限の軍隊は認めているようだ。
でも軍という武力より前に、
何より覚悟が必要だと思うのだが、
国民一人ひとりの覚悟が。
そう言えば、
「ひいぇ、怖い」と言って、
取りつくしまがない。
とにかく他人事なのである。
多くがそのようである。
・・・・・
団塊の世代である。
どうも真剣に考えたことがないようだ。
この平和がずっと続くと思っている。
勝手に続くと思っている。
自らの意思で維持しようとは思わない。
どうしたら維持できるのか考えようともしない。
彼らの多くは同時に自虐史観である。
その濃淡はそれぞれだが。
彼らが学んだ小中学校の先生方は、
戦前の教育を受けた人達であり、
決して自虐史観など教えていない。
にもかかわらずである。
戦後マスコミの垂れ流す情報に、
ただただ無防備に流されてきたのか。
言葉を失う。
・・・・・
ちなみに私がそうであるように、
皆が皆そうではない。
とはいえ、同じ世代として忸怩たる思いである。
今回の参議院選挙での投票傾向には安堵してる。
若い人に期待しよう。




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