世界を創ったのは創造主である。
聖書はそう言っている。
そもそも、現に世界(宇宙)はある。
それを在らしめている力が当然にある。
その力の主を創造主と言っている。
一般的には神と言う。
・・・・・
モーセは出エジプト記でその神に出会った。
問答の末、神に名を問うた。
神は言った。
「私は在る者である」と。
英語では「I am」である。
動詞は現代形である。
がそれは過去も未来も含んでいる。
場所も同様。
すべての時と場所ということだ。
孫悟空の物語の「仏の手」と同じである。
孫悟空がいくら速く遠くへ飛んでも、
やはりそこは仏の手の中。
仏の手とはすべての時と場所である。
ならば神も仏も同じだ。
つまりは神仏混交なのである。
・・・・・
日本は神国である。
元総理が揚げ足を取られた言葉である。
どういう文脈で言ったか知らないが、
言っていることは間違いではない。
その通りである。
神の成したものは神のものだ。
この世界はすべて神が成した。
ならば世界はそもそも神的なのである。
すべてのものに神が宿る。
日本人はそう思っている。
そう思っている日本人にとって、
この世界は神の世界である。
ゆえにである。
日本は神国である。
・・・・・
日本人は日本だけが神国だとは言ってない。
隣の国も他の国も皆神国である。
ただ隣の国はそう思っていないだけである。
どう思おうとそれは自由だ。
だが、他国がどう思おうと日本は神国である。
しかし不思議である。
日本の神は聖書の神に同じだとは。
ふむふむ…
まあそういうことか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます