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ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

不思議のロシア

2022-03-07 08:04:10 | 日記・エッセイ・コラム
なんでだろう、ろしあ!
なんでだろう、ろしあ!
って言ってる場合ではない。
でもどう考えても不思議なのである。
私の大嫌いなリベラルだが、
それが共産主義をつくった。
主義って言葉には毒が集まりやすい。
現実を蹴散らしてしまうから。
さなればそこに毒が溜まる。
言葉には力があるのだが、
それがなべて毒と化す。
厄介千万。
・・・・・
ロシアは不思議である。
世界で最初に共産主義の実験場となった。
そのように仕組まれたのだ。
欧州はそも貴族社会であり階級社会である。
それは今も変わっていない。
その王侯貴族は喧嘩しつつも繋がっている。
特に王族は。
ロシアも欧州である。
その主流はウラル山脈以西だから当然に。
現に立派な白人らである。
そこには帝政ロシアがあって、
それをロマノフ王朝と言った。
それが潰されたのだ革命によって。
それだけでなく途絶えてしまった。
彼ら自身も欧州王族であり、
皆繋がっていたのに。
そうはいっても、
フランスやドイツのように王政でない国もある。
でも王侯貴族は排除されていない。
いまもって存在している。
ロシアだけが切り離されたのだ。
それがよく分からない。
なんでだろう。
シベリア以東を抱えているからか。
そんなの理由にならない。
てかそれなら、
そこに共産党政権が立てられたからか、
そこが共産党の実験場だったからか、
それとも匂い(文化)が違うのか、
さっぱり分からない。
・・・・・
今回の戦争もそうだ。
なんでだろう。
ロシアとウクライナは民族的にはそう違わない。
もとより戦争する理由はない。
プーチンの言によれば、
ウクライナがNATOに入ろうとするから、
らしい。
NATOは安全保障つまり平和を希求する機構である。
彼らが本当に平和を希求して、
ウクライナに手を出すのなら、
同時にロシアも誘えばいいのに。
そしたらより安全になる。
本当に平和になるだろう。
でもそんな様子は更々になさそう。
そうすればNATOの存在意義がなくなるからか。
いみじくもトランプ元大統領が言った。
ソ連のない今NATOの存在意味はないと。
そういうことなのに。
ここにも不思議がある。
作った溝を埋める気がなさそうなのだ。
本当に平和を求めているのか。
とてもそうは思えない。
なら誰が仕向けているのか。
それは分り切ったこと、
最初に溝を作った輩である。
それはともかく、
初めて共産主義の洗礼を受けたのはロシアだ。
彼らはその胡散臭さを知っている。
だから嫌っている。
今やその先兵をNATOがやっている?
とは言えNATO=リベラルではない。
NATOはただの機構である、
安全保障の為の軍事機構である。
軍を嫌う人がこの日本には多いようだが、
軍とは命懸けで国(民)を守るもの。
彼らはだから命令に忠実である。
目的に沿っている限りでは。
でもそれが利用される。
意味のない戦争に。
今は直接の戦争はしていないが、
もっぱら利用されている。
・・・・・
そも戦場で命を懸ける兵士に嘘はない。
命を懸けて戦うのみ。
必死の先にあるのは「まこと」。
本当の兵士ならばだ。
奴隷兵などは別だが。
今のウクライナ兵は本当の兵士だ。
余計なことだが靖国に祀られてる者らも。
彼らは皆神風の人である。
これ念のため。
ところで、
どこにいるのかは知らないが、
戦争を画策する輩は別である。
彼らこそが本当の敵。
それは遠い昔から存在している。
戦争や対立を煽って人を仕切ろうとする。
そして世界を思いのまま動かそうと。
ときに武器は言葉である。
目の前にいると思います。
平和平和と叫ぶ偽善者が。
彼らがまさにそれ。
プーチンは切れてるように見えても、
たぶん兵士のほうだろう。
本当の悪は見えないもの。
困惑!