ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

経済評論家の嘘

2015-02-23 16:52:55 | 日記・エッセイ・コラム
経済に関して嘘を言う人がいる。
学者・評論家の他、政治家・官僚にも。
曰く、円が暴落する。
曰く、財政破綻する。
これらは明らかに嘘である。
はてさて何を考えてるのか。
さっぱり分からない。
・・・・・
円はただの紙である。
そもそも価値はない。
価値あるものに交換できるというだけである。
その交換価値は日本国が保証している。
日本国を信用している限り価値はある。
円の価値はそんなもんである。
ともかく、
日本国に価値あるものが在る限り、
円は価値がある。
円が暴落するとは、
日本国に価値あるものが無くなるということだ。
ところで日本国とは何か。
日本国とは具体的に何を指すのか。
取り敢えずは政府である。
が、政府を成り立たせているのは国民である。
ならば日本国とは日本人のことである。
言わずもがな。
ということは、
円を担保してるのは日本人である。
日本人が担保してるのである。
勤勉で物作りに長けた者、
好奇心旺盛で新し物好きな輩、
それに何より「まこと」の人、
それが日本人である。
だから円は暴落しない。
暴落するとは日本人が壊れることであり、
日本人が日本人である限り暴落することはない。
とはいえ、
もちろん刷れば刷るほど価値が下がるのは当然だ。
そこは留意が必要だ。
・・・・・
終戦直後は確かに大きなインフレがあった。
相当酷いものであった。
でも、いわゆるハイパーインフレではなかった。
そこまで酷くはなかった。
暴落と言われれば否定はできないが。
でも、それは戦争の結果である。
それでも復活する。
それは日本人の力である。
それが日本人の力である。
それなのに、
平時においてハイパーインフレが来るなどとは、
どの口で言えるのか。