●日蓮宗聖典に記載される禮讃式文
日蓮宗聖典の一部を抜粋します。明治45年7月の版です。
初版は明治45年二月。日蓮宗管長、旭日苗の名前があります。
(旭日苗は江戸末期の天保4年(1833)〜大正5年 (1916)8月8日)
参考画像 2ページのみ。
本文全てと多くの注意書きは省略しています。
旧漢字と新漢字が混じってしまったのはご容赦下さい。
禮讃式文
一、勤行法式(1244ページ)
◯禮仏偈
◯奉請
◯敬禮
◯開経偈
◯読誦(方便品と寿量品。注意書きあり)
◯運想
◯正行
◯宝塔偈
◯回向
◯四誓
◯三帰
◯奉送
二、施餓鬼法会儀(1248ページ)
◯禮仏偈
◯奉請
◯敬禮
◯供養
◯散華
◯行堂
◯施食偈
◯灑水咒
◯対揚
◯諷誦(寿量品偈)
◯開経偈
◯読誦(提婆達多品を訓読)
◯咒讃
◯繞鉢(ふりがなは「ねうはち」と書いて「にょうはち」と読む。シンバルのような楽器で漢訳の方便品と法師品由来。チベット仏教にもシンバル楽器あり。日蓮宗辞典を参照のこと)
◯讃歎
◯正修
◯宝塔偈
回向文
◯三帰
◯奉送
三、礼法華儀式(1261ページ)
◯奉請
◯正修
◯献供
◯帰依
◯敬禮
◯懺悔文
◯帰命禮
◯開経偈
◯読誦(寿量品、神力品、安楽行品、普賢品)
◯讃歎
◯運想
◯唱題
◯宝塔偈
◯回向
◯四誓
◯三帰
◯奉送
四、放生慈済法会(1267ページ)
◯禮仏偈
◯総拝
◯勧請
◯供養
◯敬礼
◯運想
◯咒水
◯放生式文
◯誦経(方便品と寿量品)
◯唱題
◯回向
◯四誓
◯通戒
◯三帰
以上で礼讃式文終わり。
●補足
日蓮宗、現代宗教研究所関係者によると三派合同以前に各寺院や各教団ごとに様々な勤行のあり方や儀礼、儀式があったそうです。
前記事で紹介した日蓮宗の本との違いは、こうした経緯によるものと思われます。
以上
ブログ内参考リンク
433.日蓮系における勤行や儀礼(その1)世雄偈読誦について - 創価学会の信仰に功徳はあるか?
日蓮宗聖典の一部を抜粋します。明治45年7月の版です。
初版は明治45年二月。日蓮宗管長、旭日苗の名前があります。
(旭日苗は江戸末期の天保4年(1833)〜大正5年 (1916)8月8日)
参考画像 2ページのみ。
本文全てと多くの注意書きは省略しています。
旧漢字と新漢字が混じってしまったのはご容赦下さい。
禮讃式文
一、勤行法式(1244ページ)
◯禮仏偈
◯奉請
◯敬禮
◯開経偈
◯読誦(方便品と寿量品。注意書きあり)
◯運想
◯正行
◯宝塔偈
◯回向
◯四誓
◯三帰
◯奉送
二、施餓鬼法会儀(1248ページ)
◯禮仏偈
◯奉請
◯敬禮
◯供養
◯散華
◯行堂
◯施食偈
◯灑水咒
◯対揚
◯諷誦(寿量品偈)
◯開経偈
◯読誦(提婆達多品を訓読)
◯咒讃
◯繞鉢(ふりがなは「ねうはち」と書いて「にょうはち」と読む。シンバルのような楽器で漢訳の方便品と法師品由来。チベット仏教にもシンバル楽器あり。日蓮宗辞典を参照のこと)
◯讃歎
◯正修
◯宝塔偈
回向文
◯三帰
◯奉送
三、礼法華儀式(1261ページ)
◯奉請
◯正修
◯献供
◯帰依
◯敬禮
◯懺悔文
◯帰命禮
◯開経偈
◯読誦(寿量品、神力品、安楽行品、普賢品)
◯讃歎
◯運想
◯唱題
◯宝塔偈
◯回向
◯四誓
◯三帰
◯奉送
四、放生慈済法会(1267ページ)
◯禮仏偈
◯総拝
◯勧請
◯供養
◯敬礼
◯運想
◯咒水
◯放生式文
◯誦経(方便品と寿量品)
◯唱題
◯回向
◯四誓
◯通戒
◯三帰
以上で礼讃式文終わり。
●補足
日蓮宗、現代宗教研究所関係者によると三派合同以前に各寺院や各教団ごとに様々な勤行のあり方や儀礼、儀式があったそうです。
前記事で紹介した日蓮宗の本との違いは、こうした経緯によるものと思われます。
以上
ブログ内参考リンク
433.日蓮系における勤行や儀礼(その1)世雄偈読誦について - 創価学会の信仰に功徳はあるか?