創価学会の信仰に功徳はあるか?

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【参考記事】宗教心は人間の脳に組み込まれている

2013年06月30日 21時20分15秒 | 創価学会
宗教心は人間の脳に組み込まれている - ジャパンスケプティクス
http://www.skeptics.jp/column/57-130607.html


宗教心は人間の脳に組み込まれている

作成日 2013年6月07日(金曜)15:03
作者: 松田卓也

「ボノボと無神論(The Bonobo and the Atheist)」という本がある。チンパンジーは人間の幼児と同じ程度賢いと言われているが、どちらがより迷信に陥りやすいか。若いチンパンジーと4歳の子供を使って実験してみた。

透明なプラスチックの箱にキャンディーが入っている。それを、棒を使って取り出すやり方を二通り研究者が教えこんだ。その一つは実際に役に立つ方法だが、もう一方は役に立たない。チンパンジーはすぐに学習して、役に立つ方法だけを行った。しかし人間の幼児は役に立たない方法も何度も行った。幼児は実験者を信頼しているからである。だから実験者を盲目的に信頼して、役に立たない方法も試すのである。これは迷信の起源であると著者は言う。

このように人間の脳は現実を簡単に無視すること、つまり非合理性や信仰心であるが、それが人類の文明における宗教の起源であろうと著者のデ・ワールは主張する。彼は霊長類学者で無神論者である。しかし他の無神論者と異なり、神が存在しないとか、宗教は阿片であるとか主張するわけでは無い。彼は人間社会になぜ宗教がこれほど根をおろしているかに興味を持っているのだ。

彼は宗教とは善行の教えであると言う。人間は善行を行うのは神の怒りを恐れるためではなく、我々の感情から発している。動物にも感情にもとづく倫理的な行動がみられる。例えば象は重い物を運ぶのに助けてくれる友達を集める、チンパンジーは貰うに値しない褒美を断る、ボノボは喧嘩の後で仲直りをする。このような同情や社会性は社会の基礎であるが、それは宗教よりももっと根深い進化的な根を持っているように思われる。

倫理は感情から発し、宗教は迷信から発するとすれば、なぜこの両者は深く結合しているのであろうか。著者によれば、社会が複雑になればなるほど、宗教は倫理的な行動に対する大きな影響力を持つようになるという。

私の結論
宗教とは倫理と迷信の組み合わせである。倫理は社会性動物に進化論的に組み込まれている。迷信は人類の脳に組み込まれている。したがって宗教は人間に進化論的に組み込まれている。そう考えると、疑似科学とは、倫理を取り去った迷信の部分のみである。これは人間の脳に深く組み込まれているので、それを是正することは極めて困難である。
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【参考記事】「尖閣棚上げ合意なかった」’78年の園田・小平会談同席の元中国課長

2013年06月30日 07時28分49秒 | 創価学会
「尖閣棚上げ合意なかった」 78年の園田・小平会談同席の元中国課長+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130629/chn13062908300000-n1.htm

「尖閣棚上げ合意なかった」 78年の園田・小平会談同席の元中国課長
2013.6.29 08:24 (1/2ページ)[尖閣諸島問題]
沖縄県・尖閣諸島=2012年9月

  ■「一方的思い」

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐり、中国政府が主張する領有権問題の「棚上げ合意」について、元外務省中国課長の田島高志氏は28日までに産経新聞の取材に応じ、「中国側の一方的な思いで、合意はなかった」と述べた。田島氏は、中国側が合意があったとする1978(昭和53)年の会談に中国課長として同席した。

 会談は、日中平和友好条約をめぐり同年8月10日、北京で園田直(すなお)外相(当時)と小平副首相(同)の間で、同条約の批准書交換のため来日した小平氏と福田赳夫首相(同)との間で10月23、25の両日にそれぞれ行われた。

 田島氏によると、8月の会談では、氏が「日中間には釣魚島(尖閣諸島の中国名)や大陸棚の問題があるが、それ以上に共通点がある」と発言。これを受け、園田氏が同年4月に起きた中国漁船団による尖閣諸島周辺の領海侵入事件を念頭に「先般のような事件を二度と起こさないでいただきたい」と主張し、氏が「中国政府としてはこの問題で日中間に問題を起こすことはない。数年、数十年、100年でも脇に置いておけばいい」と応じた。園田氏は聞き置いただけで反論しなかった。日本側は尖閣諸島を実効支配しており、中国側に現状変更の意図がないことが確認できたため、反論は不要と判断したという。

 中国側資料には、これに似た氏の発言だけが記録されており、外務省が公開済みの記録には、尖閣関連のやりとり自体が含まれていない。

2013.6.29 08:24 (2/2ページ)[尖閣諸島問題]

 また、記録公開済みの10月25日の福田・会談では、氏が終了間際に「次の世代は、われわれよりもっと知恵があり、この問題を解決できるだろう」と「独り言のように」(田島氏)発言。福田首相は応答しなかった。氏は会談後の単独記者会見で「国交正常化の際も、平和友好条約を交渉した際も、この問題に触れないことで一致した」と主張した。

 田島氏は、一連の会談での合意を否定した上で、中国側が、昨年9月の尖閣諸島購入で「日本側が共通認識(合意)を破壊した」(外務省声明)としていることには「事実に反する言いがかりだ」と批判した。

 ■72年も合意なし

 中国側は、国交正常化交渉が行われた72(昭和47)年9月27日の田中角栄・周恩来両首相の会談でも合意があったとしている。交渉に条約課長として同行した栗山尚一氏は「両首脳の間で棚上げの暗黙の了解が成立した」と指摘する。

 ただ、産経新聞の取材に「あったのは暗黙の了解で、中国側が『合意があった』と言うのは言い過ぎだ」とも話した。田島氏も「条約交渉当時、田中・周会談で棚上げの合意があったという認識はなかった」と72年の合意説を否定した。

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