寒くなってきました。駅伝シーズンよもやま話

　３日前の13日から、急に寒くなってきました。昨日の朝は、氷が張っていたというわけではないのですが、小さな氷が金物容器の中にチラホラ・・・確かに寒かったのですが、この氷には少し驚きました。考えてみればあと一月半で正月がきます。寒くなってくるのも当たり前のこと。
　今日は山口県で中国高校駅伝が行われました。母校の興譲館高校の女子は優勝。記念大会でワイルドカードの目があった男子は、力及ばず都大路への出場権は獲得できませんでした。しかし、この興譲館高校の男子チームの1区を走った竹内颯という選手は夏までは、野球部の選手でした。昨年から森政監督が、来年の男子の駅伝には、選手が揃わないだろうから、野球部から借りてチーム作りをすると言っていましたが、その森政監督はTOTOに行っていなくなり、彼の愛弟子の藤井コーチがお盆前に、竹内と話をして陸上部の練習に参加、なんと二月ほどの練習で5000mを14分台で走るという驚異的な記録を出しました。2日の県大会では3区を担当,入りの１ｋｍを2分43秒で入るというオーバーペースを犯しましたが,それでも25分30秒で走りました。ちなみに同期間の倉敷高校のエースの区間賞は24分少々、1分20秒くらい負けたのですが。今日の中国大会では1区を担当30分30秒で区間11位。ちなみに区間賞は29分56秒で34秒負けただけでした。信じられない素質です。こんな人間がいるなんて、素質のない私から見ると妬ましくなるようなそんな選手なのですが、話してみるとものすごく素直で人が良いのです。素直な人間は伸びるから是非、陸上競技をしてほしいのですが・・・