甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

新旧の 異国情緒の 坂の街 歴史感じる 今も長崎

2024-09-29 07:18:04 | Weblog
   思えば、遠くへ来たけれど。
 
 24日火曜日、事務所を8時過ぎに出る。先日、仕事が終えた福山の日光寺によって9時半、福山西インターから山陽高速に乗った。そして宮島のサービスエリアで休憩をしたのが10時半。
 
 山口に入って、高速道路付近で火災が発生したという情報がナビから入る。柳井に近いインターで高速道路から降ろされて、1時間くらい下道を走っただろうか?下松インターから再び高速道路へ戻る。下松サービスエリアで昼食を取ったのが12時半頃。
 
 14時過ぎ、関門橋の壇ノ浦パーキングで休憩。芳井を出発して6時間が経った。高速道路付近の火事の影響で1時間はロスしたとは言え、それを引いても5時間掛かっている。25~6歳の頃、熊本まで6時間くらいで行ったことがあったが、随分飛ばしたのだなと思いながら・・・今では考えられないことだ。
 
 16時、西多久サービスエリアに到着、あと1時間くらいな、ところまで来た。これから、約一ヶ月お世話になる京都の徳舛瓦店の深町健ちゃんに電話する。
レオパレスの住所を確認すると、西彼杵郡長与町高田郷。大学の1年先輩、寺坂さんが住んでいる町だということに驚かされた。

 17時20分頃、レオパレス高田Ⅲに到着。深町健ちゃんが迎えてくれた。明日から、自炊生活ということに少し緊張する。近くのスーパー、マックスバリューで買い物をした後、リンガーハットで夕食を取る。長崎ちゃんぽんと炒飯。この炒飯の美味しいことに驚かされた。

 25日、朝5時半に起きて、朝食を作ろうとするが、IHのクッキングヒーターが作動しない。せっかく昨日買っていた卵もウインナーも調理が出来ず、漬物と、練り物の天ぷらで朝食を取り、弁当はご飯を入れて、おかずはやはり漬物と天ぷらの惣菜を詰めて出来上がり。6時40分に出発、現場に向かう。現場には7時10分頃到着。7時に出ようものならラッシュに巻き込まれ始業の8時に間に合わないそうだ。

 初日の仕事は、瓦の葺き土を耕運機で再度の練り直し1年前に練った土を寝かせておいて再度練るとい昔ながらの仕事。国の重要文化財の仕事だと改めて感じる。昼休み、先輩の寺坂さん、これから一ヶ月ほど、長与町の住人になるとメールを打つ。夜、電話すると「高田郷は俺が住んでいるところだ。」

 そして、今日、瓦上げ等の仕事を終え、レオパレスに帰って見ると、どこかで見たおじさんが。寺坂さんが、奥さんを伴ってレオパレスの駐車場にいるではないか。なんと嬉しいことか、早速尋ねて来てれた。

 思えば、遠くへ来たけれど、身近な先輩がいる。長崎には、同期も、後輩もいる。ありがたいことだ。
   
  令和6年9月28日             笹原 真二
コメント
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