甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

世界でもっとも貧しい大統領から1

2016-05-03 00:33:53 | Weblog
  世界でもっとも貧しい大統領から
「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあって満足しない人のことだ」2012年6月リオデジャネイロ国連会議での、ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領の衝撃的なスピーチの中の一節。
3月、「世界でもっとも貧しい大統領」という記事が新聞の片隅に載った。本も購入した。「貧乏とは、欲が多すぎて満足できない人のことです」目から鱗。
しかし、よくよく考えてみれば当たり前の言葉がいっぱい紹介されていた。
質素の哲学  「私は貧乏ではない質素なだけです」
「私は、持っているもので贅沢に暮らすことができます」「物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ自由なのです」   
「私たちは最も肝心なことを忘れてしまい、人類の幸福とは関係ないところに、人としての能力を無駄使いしているのです」
「人間のもっとも大事なものが生きる時間だとしたら、この消費主義社会は、そのもっとも大事なものを奪っているのですよ」
「スーツケースはいつも軽めで必要なものだけ。物を持つことで人生を複雑にするより、私には好きなことが出来る自由な時間のほうが大切です」
 理想への戦い
「余裕のある人には弱者を助ける義務がある。貧しい生活をしている人々の生活が改善されれば、我々の生活も良くなります」
「人生はもらうだけでは駄目なのです。まずは自分の何かをあげること。どんなボロクソな状態でも、必ず自分より悲惨な状態の人に何かを上げられます」
「私の人生は恵まれています。社会主義者として闘い、考えてもなかった大統領というアルバイトをさせていただいている。我々の世代は世界を変えようとした。格差をなくすために闘い、潰され、砕かれた。でも、私は、まだ夢をみています」
 指導者の言葉
「勝者も敗者もない。我々は支配者を選んだのではない。このことをはっきり言おう!2009年11月29日大統領選に勝利した際の会見より
「お金があまり好きな人たちは、政治の世界から出て行ってもらう必要があります」
「壁を作ることで、国民は政治から離れていきます。もっとも良くないことは、国民から政治が嫌われること。そうなると、政治は失敗に終わります」
「世界は、地球全体、グローバルな法整備をする能力に欠けている。本来すべてをカバーすべき政治が弱体化しているからです」
「国連には権力、独立性がないため、世界で押し潰されそうになっている多数派の貧しい人を助けることができません」
「私は自身の信念をもって政治運営します。たとえ正しいことであろうと、間違いであろうと。批判したければ、すればいい。それが自由ということだから。私の人生は常に批判を受け続けてきました」
以上「世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉」から抜粋
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