読書日和

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旧毛利家本邸 和の邸宅の美

2018-05-17 20:51:05 | フォトギャラリー
毛利氏庭園のすぐ隣に旧毛利家本邸があります。
旧毛利家は安芸の国(広島県)の小領主から中国地方10ヶ国、120万石の大名に上り詰めた毛利元就の子孫で旧萩藩(長州藩)藩主です。
明治天皇から山口県内に本邸を構える承諾を得た公爵毛利家(戦国大名毛利元就の子孫で旧萩藩(長州藩)藩主)が、明治維新の元勲、井上馨の協力を得て明治25年にこの地に建設することを決定し、建てられました。
※「毛利氏庭園 美しい新緑」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。


-------------------- 旧毛利家本邸 和の邸宅の美 --------------------


旧毛利家本邸に入ります。


国の重要文化財です。


毛利家の家紋「一文字(いちに)三星(みつぼし)」。
一は「一番乗り」「一番槍」など人に先んじるという意味で、三星は武運を司る神を表す将軍星でオリオン座の真ん中にある三つの星を指しているとのことです。
大河ドラマ「毛利元就 第二回 若君ご乱心」の感想記事でも紹介しています。


毛利本家と分家(徳山毛利家、長府毛利家、清末毛利家)で一文字に差があります。


家の中はかなりの広さがあります。


三ノ間。


一部屋が広いなと思います。
襖を開けるといくつか先の部屋まで見渡すことができ、とても開放感のある作りです。


次ノ間。


縁側。


縁側から毛利氏庭園を眺めることができます。


大広間。




次ノ間。
襖の模様が変わりました。


公居間(こういま)。
この部屋は大正5年11月に大正天皇、大正11年3月に貞明皇太后、昭和22年12月に昭和天皇、昭和31年4月に昭和天皇皇后がお泊りになったお部屋です。


昭和天皇御製歌です。
昭和31年御来邸の節に詠まれました。


寝室。
公居間と同じで、大正5年11月に大正天皇、大正11年3月に貞明皇太后、昭和22年12月に昭和天皇、昭和31年4月に昭和天皇皇后がお泊りになったお部屋です。


奥内客室。


食事ノ間。




女中詰所。


階段を上って2階に行きます。


襖の模様がいくつもあり、変化を見るのも楽しいです


広間。


上段之間。
身分の高い人が座る場所です。


書院。
床の間の横に設けられる障子窓のある座敷飾りのことです。




2階からの眺め。
「毛利氏庭園 美しい新緑」のフォトギャラリー6枚目の写真で、2階から外を眺めている人がいるところから私も眺めています。


旧毛利家本邸内を歩いてみて、襖の雰囲気が良いと思いました。
心を和ませる和の雰囲気があり、落ち着いた美しさがあります。
さらに襖が開いているといくつか先の部屋まで見渡すことができ開放感があります。
一つ一つの部屋も広さがありゆったりとしていて、襖や畳による和の雰囲気で和んだ気持ちになりました


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

※3号館はこちらをどうぞ。
コメント (4)
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