読書日和

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記憶との付き合い

2015-09-10 20:26:20 | 記憶と心


以前こんな言葉を貰ったことがあります。

人間の記憶は湖の上をボートが走って、水面が揺れているようなもの。

最初は何を伝えようとしたのかは分かったものの完全には意味をとらえ切れていなかったのですが、最近ふと完全に意味を捉えたので、私の解釈を書いてみます。

ボートが走った後の水面は最初は激しく揺れていますが、段々と収まっていきます。
人間の記憶もそれと同じで、時間が経てば穏やかになっていくということです。
その時はとても辛くて受け止められないような出来事だったとしても、時間が経てばやがて受け止められるようになるということだと思います。

私の場合も受け止められるようになりました。
時間は遡ってはくれないので、重大なできごとも既に起きてしまったことであり、消えてはくれないです。
良かったこと、悪かったこと全てがあって、現在の私が形作られているということです。
これを受け止め、受け入れるのは意外と難しいです。

ただふとした時に、色々とあったことを思い出すとやはりムカつく心境になったり苦しい心境になったりします。
これは仕方がないなと思います。
水面の揺れが収まっても湖の水自体はなくならないように、記憶も完全に消えてはくれないので、上手に付き合っていくのが最善だと思います。

浜崎あゆみ「SEASONS」の歌詞の一節にこんなものがあります。
「今日がとても悲しくて 明日もしも泣いていても そんな日々もあったねと 笑える日が来るだろう」

高校生の頃によく聴き、影響を受けた歌です。
テスト勉強で疲れた時に目を瞑って横になって聴くと気持ちが穏やかになったりもしました。

一度は”そんな日々もあったねと笑える日”、そんな日は来ないだろうと思ったりもしたのですが、最近はそうでもなくなりました。
「人間の記憶は湖の上をボートが走って、水面が揺れているようなもの」の言葉が示すとおり、段々と揺れが穏やかになってきたようです。

もう一つ、kiroroの「Best Friend」という曲に以下の一節があります。
「時には急ぎすぎて 見失うこともあるよ 仕方ない」

これは心に染み入る一節で、包み込んでくれるような包容力を感じます。
時には自分を見失うことがあっても、それが人生というもの、と穏やかに語りかけているような気がします。
嫌な記憶が出てきた時は良い歌を聴いて気分転換するのも良いのではと思います。
コメント (4)
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