東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

平生町尾国と柳井市阿月与浦の史跡巡りウォーキングの下見(2/2)

2020年03月17日 | 歴史探訪他ウォーキング

 昼食休憩が終わると、峠を越えて平生町尾国に入りました。光輝病院入口道から少しばかり尾国に入った所で、尾根筋に皇座山に向かう道に入りました。数年前、土砂崩れでこの尾根道は通行できなくなりましたが、今は通ることができるのでしょうか?その道をどんどん進んで、与浦側の旧観光ミカン園跡に降りる道へ行きました。ところが、その道は紐が張ってあり通ることができませんでした。やはり、通行することができないようです。きびすを返して、尾国の加茂神社に向かいました。

       万葉の碑が建つ、ひなびた尾国の里山


 尾国の加茂神社に着くと、アニメのコスプレの写真を撮影していました。そのコスプレは、周りの木々の静寂とは対照的な派手な衣装でした。コスプレの方々は広島から来たとのことですが、事務所がこの近くにあるそうです。平生町の静かな里山に消え入るように建つ神社が、アニメーション世界と通じているとは驚きでした。この尾国がアニメの聖地の一つになればと思いました。

平生町小郡を見下ろして   旧観光ミカン園跡へ   尾国の加茂神社へ
  

 尾国の加茂神社を出ると、法隆寺に向かいました。立派な石垣の上に本堂がありました。ご就職のご了解をいただいて本堂に上がらせて頂きました。ご主人のお話によると、田布施町麻郷助政の覚勝寺が、佐合島へ移転する時に本堂をこのお寺へ移築したそうです。

     尾国の加茂神社         創建1605年の法隆寺
 

 また、創建は1605年(慶長10年)とのことでした。関ヶ原後に毛利氏と一緒に周防長門に移り住んだ小早川氏の家臣の一人がこの寺院を開いたとのことです。その他貴重なお話を聞いた後、尾国バス停に向かいました。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れ様でした。

    下見ウォーキングした平生町尾国と柳井市阿月与浦

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