東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

薄板を使って、オリジナル糸巻きを試作

2020年03月02日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 田布施コットンクラブで糸巻き台を作っていた時、子供の頃に何故だか木片で糸巻きを作っていた事を思い出しました。糸の束から1本の糸を取り出している時によく糸が絡まりました。せっかちな私は、それがが面倒くさくて糸巻きに糸を巻き付けていたように記憶しています。せっかくの機会のですので、何種類か糸巻きを作ってみました。

       試作してみた糸巻き、左二つに糸を巻き付け     


 薄板の糸巻きを作ってみたもう一つの理由に、コットンクラブで懐かしい薄板の糸巻きを見せてもらったことです。子供の頃に見覚えのある糸巻きでした。同じ形のものや変わった形の糸巻きを、仕事の合間を利用して作ってみることにしました。まずは、正方形のもの、正方形ですが角が立ったもの、そして、犬の形をした糸巻きを作ってみることにしました。難しかったのは、どんな形にするかデザインを考える事でした。決まってしまえばあとは楽です。

  ハート型に切り抜く   ハート型を貼り付け   着色後に剥がす
  

 デザインが大切であることを感じたのは、先日のコットンクラブで猫の形をした糸巻き案をみなさんに見せた時のことでした。見せると、亀ではないか、ムササビではないかとの散々な感想でした。これにはまいりました。そのため、猫はやめて犬に変更しました。

   犬を描いて糸鋸で切り抜く      切り抜き後にやすりで磨く
 

 単純な正方形の糸巻きは、愉快さが足りません。ハートの形を残すように着色してみました。今回は3種類の糸巻きを試作してみました。今度は、ラジオのトロイダルコア芯形の糸巻きや、不評だった猫型糸巻きの改良型、ムササビ型糸巻きなどを作ってみようと思います。

   紙に製図をする     着色して完成    検討中のムササビ案
  

コメント
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