東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年も、ユスラウメとグミの実を収穫

2019年05月30日 | 樹木,果樹

 もうすぐ初夏の今、今年もユスラウメやグミの甘酸っぱい実を収穫しています。これらの実を果物店で見たことがありません。同じような大きさのブルーベリーはお店で売っています。何故ブルーベリーは売っていてユスラウメやグミは売っていないのでしょう。流通しない理由はおそらく、作っている農家が皆無なこと、甘みがそれほどないこと、さらに傷みやすいためだと思います。

          枝下に隙間なく実った、ユスラウメの赤い実


 今日たまたま、小学校の引率ボランティアでイチゴ農家を訪れました。その農家さんのお話では、イチゴは次々に品種改良して甘さを追及しているそうです。最近は、酸っぱさがなく甘さが強いイチゴが売れているそうです。ところが、酸っぱさがないイチゴは日持ちが悪いそうです。また、病気や害虫対策などでイチゴ農家は苦労が絶えないそうです。でも、子供達には農業に興味を持って欲しいとのことでした。

 枝に付いたユスラウメ     ユスラウメの実      グミの実
  

 私なりにユスラウメとグミの味を考えました。ユスラウメは、酸味がやや強く甘さが足りないように思います。グミは、甘さは申し分ないのですが食べた後に渋みが残ります。そのため、ユスラウメとグミは流通に乗らないのでしょう。逆に言えば、個人で人知れず楽しむ果物なのかも知れません。ところで先日、数人の方に桃の袋掛けをしていただきました。ところが、幹が傷んでいたようで、幹が折れていました。今年は桃の収獲がとても少なくなりそうです。袋掛けをしていただいた方に桃を差し上げることができるかどうか微妙です。

   たくさん収穫したユスラウメ     渋みが残るも甘く美味しいグミ
 

コメント
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