東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

紅花と洋綿(バルバゼンセ)の種まき

2019年05月15日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 このところまったく雨が降りません。そのため、種をまいてもなかなか発芽せず気をもむ毎日です。数日後に雨が降るとの予報のため、洋綿(バルバゼンセ)と紅花の種まきをしました。まずは耕耘機で種まきをする畑を耕耘しました。10日ばかり前に耕耘しておいたので、今回は種まきする筋をつける意味で丁寧に耕耘しました。その耕耘跡を畝として種をまきました。なお、畝幅に沿って巻き尺を引いておきました。

       紅花と洋綿の種をまく畝を、巻き尺に沿って丁寧に耕耘


 種まきする筋を付け終わると、初めに紅花の種をまきました。去年収穫した紅花から取った種をまきました。なお、紅花のがくには棘があります。そのため、手で揉んで採種することができません。木槌で叩いて種を取りました。ヒマワリの種を小さくしたような形をしており白色です。手でつかんで筋まきしました。

  木槌で叩いて採種      紅花の白い種      畝筋に沿って筋まき
  

 紅花の種まきが終わると、洋綿(バルバゼンセ)の種まきをしました。色違いの綿は区別できるのですが、白い和綿と白い洋綿はとても間違えやすいため気を付けています。和綿か洋綿か分からなくなった場合は遠慮なく廃棄しています。今回種をまいた洋綿(バルバゼンセ)は木箱に入れています。和綿は紙袋に保管しています。さて、まだ種をまいていないのは緑綿です。明日か明後日に耕耘して種をまこうと思います。

  洋綿(バルバゼンセ)保管用の木箱    除草しやすさを考え1m間隔で種まき
 

コメント
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