東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

夏に備えて、愛すべき昭和レトロな扇風機を掃除

2019年05月16日 | 建設,工事,修繕

 これからの夏に備えて、昭和レトロを含む2台の扇風機を綺麗に掃除しました。扇風機をしまう秋に綺麗にすべきでしたが、さぼってしまい今日になってしまいました。古く昭和レトロな扇風機は、家内の亡くなった母親にいただいたものです。本体に東京芝浦電気と記名されています。今の東芝のことです。おそらく昭和20年代に製造された扇風機だと思います。レトロながら今でも涼しい風を送ってくれる貴重な扇風機です。

       左は20年位前に購入の扇風機、右は昭和レトロの扇風機


 最初に昭和レトロな扇風機の掃除をしました。この扇風機は、プロペラだけプラスチック製で他はすべて鉄製です。スイッチもレトロで、ボタンスイッチではなくロータリースイッチです。止,1,2,3の4段階です。面白いのは、扇風機の背後に柱に掛けるための突起が付いていることです。柱に扇風機を掛けて上から風を送ることができるのです。壁掛け扇風機になるのです。

 ロータリースイッチ     壁掛け用の突起      注油するための穴
  

 さらに面白いのは油をさす穴があることです。今の扇風機は注油が必要ないモーターを使っていますが、当時のモーターは定期的に油をさす必要があったのです。油をささないでいるとモーターが発熱します。そのため、油をささず使い続けていると運が悪いと発火することがあるのです。私は定期的に油をさして、この愛すべき昭和レトロな扇風機を今でも使っています。

   プロペラ以外はすべて鉄製        濡れたタオルで丁寧に掃除
 

 ところで、20年位前に購入した扇風機も並行して使用しています。その新しい扇風機も掃除しました。この扇風機はもちろん注油の必要がありません。また、1/fと呼ばれる揺れるような涼風を送ることができます。涼風の時はとても静かです。そのため、仕事中は昭和レトロな扇風機を使い、寝る時は静かなこの扇風機を使っています。パソコンやテレビは10年もしないうちに使えなくなったり壊れてしまいます。新製品ほど壊れやすいなんて、電化製品は進歩ではなく退化していると思います。

 プロペラを取り外し     ガードを取り外し    掃除後組み立て
  

コメント
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