東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

八王子市 堀之内~八王子堀之内里山保全地域ウォーキング(2/2)

2015年07月18日 | 歴史探訪他ウォーキング

  阿弥陀堂の見学が終わると、寺芝地区の古道を歩きました。この古道は、人,馬,大八車が通れば十分の時代の道幅です。古道を通っていると、道横に古い道祖神などが次々に現れます。阿弥陀堂に関わる道祖神なのでしょうか。八王子に住んでいた頃、この道を何度も歩きました。懐かしい古道です。

  道端にたたずむ道祖神    人,馬などが通った古道      打ち捨てられた道祖神
  

 いったん舗装された道路に出ると、八王子堀之内里山保全地域に行きました。すると、どこかの団体が田植えをしていました。この田んぼは、私が山口県に戻る直前まで小学生達の田植え体験としてずっと使っていた田んぼです。その団体のある一人に見覚えがありました。よく見ると鈴木亨さんでした。私がこの田んぼを管理していた時、トラクターが田んぼにはまって動けなくなった時に助けていただいた方です。彼に声をかけて、この田んぼ周辺のお話を聞きました。すると、今はFIOと呼ぶ農業団体で田んぼを管理しているとのこと。そのFIOの方々とも談笑しました。

                久しぶりに談笑した鈴木亨さんと私


 鈴木さんとの付き合いは、彼の父親である故鈴木昇さんとのお付き合いからです。私が今山口県で使っているトラクターは元々故鈴木昇が使っていたものです。昇さんが亡くなった時、息子である亨さんからいただいたものなのです。私は、このトラクターをトラックに載せて東京から山口県まで運搬しました。そして今、このトラクターを自分で修理しながら使用しています。

   FIO主催の田植え        田植え完了の田んぼ      懐かしいユギの畑
  

 ところで、田植え会場の田んぼを出ると、ユギ里山保全チームの畑に行きました。残念ながらメンバーは誰もいませんでしたが、じっくりと畑の野菜を見ました。野菜が、とても立派に育っていました。山口県に帰る直前まで、私が仲間と一緒にこの畑を管理していました。今こうして、綺麗に野菜が作られているので安心しました。この畑から、眼下に田んぼを見下ろしました。この田んぼにもいろいろ思い出があります。この田んぼは、主に女子大学生の米作り体験のための田んぼでした。田んぼ脇にトチの木があります。私が種をまいた育てたトチの木です。ずいぶんと大きくなっていました。

       ユギの畑から田んぼを見下ろして、左の樹木は私が育てたトチの木

コメント
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