東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

野菜などの大雨の被害

2013年08月27日 | 野菜:葉菜

 猛烈な暑さが、今度は猛烈な雨に見舞われました。畑を見回るとあちこちで花や野菜が倒れていました。倒れた理由は二つあると思います。一つ目は猛烈な風が吹いたために倒れたことです。二つ目に雨で地盤が緩んで立っていることが維持できなくなったためです。主に背が高い作物が倒れていました。特に、葉鶏頭が勢いよく倒れていました。

              せっかくの見頃なのに、左右に倒れていた葉鶏頭


 大雨の影響は思わぬ場所に影響を与えていました。これまで一度も食べられていなかったマクワウリが、この大雨で全滅していました。調べてみると、電気柵が雨のために漏電していたようです。あまり電気が流れず、タヌキが平気で入ったようです。
 よほど腹がすいていたのか、種さえも残っておらず破片はごくわずかでした。この猛暑の時期、食べるものが無かったのではないかと思います。どう言うわけか、4~5個あるスイカは無事でした。タヌキには美味しくないのか、大きくて皮が硬いからではないかと思います。

     倒れてしまった千日紅            すっかり食べつくされたマクワウリ
 

 一番心配だった陸稲畑に行きました。すると、風で半分程度が半倒状態でした。しかし、地面にべったり倒れていた訳ではないので、穂が熟せば稲刈機で刈り取りできそうです。ただ、スズメや鳩などの鳥が来ていたので、網などを張って守るしかないようです。今年も防鳥てぐす張ろうと思います。

                    半分程度が半倒状態だった陸稲


 ところで、大豆畑に行ってみました。すると案の定、被害はありませんでした。ちゃんと根元に土寄せをしたいたため、そしてまだ背が低かったためです。今後9月に来ると思われる台風で倒れないように、さらに土寄せなどの世話が欠かせません。肥料をまいていたせいか、心なしか緑が濃くなっていました。
 この大雨で、日照りの心配をしなくて良くなったのは嬉しいことです。約4週間ぶりの雨でした。来年は特に、日照りに弱い陸稲のような作物を考慮した農作業を考える必要があります。

                  緑が濃くなり、元気いっぱいの大豆

コメント
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