東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

日照りの被害出始める。陸稲枯れる寸前,小豆一部枯死

2013年08月22日 | 野菜:豆類ほか

 八月の初めからまったく雨が降りません。このため、小豆の一部が枯れ始めました。同じ頃に種をまいた大豆は今のところ平気です。小豆より数日発芽が早かったため、それだけ根を深く張ることができたためと思われます。
 ところで、私は普段我家の2階にいるのですが、日射が強くてどうしても昼間もクーラーを使わざるを得ません。さらに、昼間日射で温まった天井が、夜放熱するので部屋がなかなか冷えません。いったいいつまで、この暑さと日照りが続くのでしょうか。

               昼間石城山方面を見ると、いくつもの入道雲が発生


 小豆が枯死しし始めましたが、私が一番恐れているのは陸稲です。葉を見ると、水分が足りず葉が内側に巻いています。あと一週間雨が降らないと枯死すると思われます。今は、穂ばらみ時期なのですが、穂を触っても膨らんでいません。水分が少ないため、穂が成熟できないようです。今年は不作になりそうです。最も心配しているのは、来年用の種籾が収穫できない事態です。

     水分が無いため、葉が内側に巻く           穂は実らずサラサラ状態
 

 畑で栽培する陸稲の一番の大敵は日照りです。穂は出ていても実らず、サラサラ状態です。根元を見ると、土がカチカチに固まっています。根元の雑草も、さすがに枯れそうです。雑草が枯れるほどの日照りですので、陸稲がどのくらい収穫できるかまったく分かりません。

          出穂しているものの、サラサラした穂で成熟する気配はなし


 来年用の種籾が収穫できないと、来年また種まきできません。うるち種の陸稲は、売っておらずもう手に入れることができません。このため、数株の陸稲を選んで種籾用としてこれから毎日水をまくことにしました。枯れてからでは手遅れですのです。

                種籾用にする数株の陸稲にだけ、これから毎日水まき      


 小豆はすでに枯死したものが数株あります。葉が縮んで黄色になり、カラカラに乾いていました。これ以上、枯れるようならば水をまくしかないかも知れません。来年も日照りが続くようでならば、スプリクラーを設置する必要があるかも知れません。
 ところで、箱で栽培している赤米は種子を更新するためだけに栽培しています。水を毎日箱の中に入れているため、日照りと関係なくとても元気です。来月出穂しそうです。

     日照りで枯死した小豆                  箱の中で元気な赤米
 

コメント
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