東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲の乳熟期、田んぼの草刈り(3)

2011年09月14日 | 稲:田植え,草取り

 昨日に引き続いて田んぼの草刈りをしました。9月中旬にも関わらず、日ざしは強く夏のようでした。今回草刈りした田んぼは、6月中旬に泥んこ運動会をして、7月上旬に別所小学校5年生の田植えをして、7月下旬に同別所小学校5年生が草取りをした田んぼです。

      子供たちが、泥んこ運動会,田植え,草取りをした田んぼ。雑草が繁茂


 この田んぼは、ため池北側に接しています。田植え時に日照りで水が少なかったため、その後雑草がたくさん生えてきました。田んぼの北側はひどい状態で、雑草の間にポツリポツリと稲が生えているほどです。最初に草刈りしたのは、東京薬科大学生が稲を植えている田んぼとの境の畦です。

       草刈り前の畦、雑草が繁茂          畦の南面を刈り取り完了
 

 東京薬科大学生が稲を植えている田んぼとの境の畦は、最初に南面を刈り取りしました。そして、折り返すように今度は北面を刈り取りしました。往復でこの畦の雑草を刈り取りしました。この田んぼは約2ヶ月も草刈りしていなかったため、雑草が伸び放題でした。このため、時間はかかりますが二段刈りしました。

 南面と北面を往復で草刈りした、東京薬科大学生が稲作中の田んぼとの境の畦


 次に東側の畦と道端の草刈りをしました。この場所も雑草が大量に生えていて、しかも草背が高くて草刈りは大変でした。おまけに、所々に竹が出ていたので、草刈りに時間がかかりました。一つの草を3~4段に分けて刈り取りました。それだけ、草刈りに時間がかかりました。ここを刈り取り終わる頃にガソリンが切れたので、いったん休憩にしました。

     草刈り前の東側の畦と道端          草刈り後の東側の畦と道端
 

 休憩後は、田んぼの南側の畦を草刈りしました。ここは、影になっている畦のため草があまり繁茂しておらず、簡単に草刈りを終えました。次に、東京薬科大学生が稲を植えている田んぼ脇の道端の草刈りをしました。この道端は、この里山を利用するみんなが通ります。共用の場所でもあるので、このさい草刈りをしておきました。

       草刈り前の道端、雑草だらけ         草刈り後の道端、綺麗に
 

 この田んぼは、東京都指定の「八王子堀之内里山保全地域」内にあります。地域の人がこの里山を楽しんだり利用できるように、常に里山としての管理をする必要があります。無報酬のボランティアではありますが、泥んこ運動会をしたり,子供たちや学生たちと田植えしたり,自然観察したりと,地域の人たちと交流できることはうれしいことです。また、耕運や草刈りなどは自分自身の健康維持にも役に立っています。この田んぼ、毎年のことですが10月に子供達と稲刈りを予定しています。稲刈り、もうすぐです。

           ようやく草刈り終了の田んぼ、10月末に子供達と稲刈りを予定

コメント
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