東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

トタン屋根の修復(2)

2011年09月29日 | 家族関連

 昨日壊れたトタン屋根をうまく修理できたので、残りの屋根部分をすべて修理することにしました。そこで、昨日使ったのと同色の波板をDIY店に買いにいきました。すると、白色の波板が売り切れているではありませんか。いつもはたくさんあるのに、どうして白い波板が売り切れているのかと不思議に思いました。

                   透明の波板を使ってトタン屋根を修理開始

 波板が売り切れている理由を店員に聞くと、「この台風でたくさんの家のトタン屋根が壊れたため、それを修理するために波板が売り切れ状態なんです。」とのこと。我が家の屋根も台風で壊れましたが、同じように壊れた家がたくさんあったのですね。修理のために波板を買っていったのでしょう。仕方がないので売れ残っていた透明の波板を7枚購入することにしました。

       壊れた波板をすべて撤去          壊れた波板を裁断する家内
 

 波板を購入すると同時にフックボルトを100個箱で購入しました。家に帰ると、さっそく購入した透明の波板を使ってトタン屋根の修理開始です。まずは壊れた波板をすべて外しました。外した波板をゴミとして捨てられるように、家内が細かく裁断しました。私はその間、次々に新しい波板を屋根に取り付けていきました。

         取り付けた三枚の透明な波板、透明なため屋根下が明るい


 波板を取り付ける時、最初に波板の山部に工具を使って穴を開けます。この工具は山の頂上にだけ穴を開けることができる波板専用の穴明け器です。穴を開けると、その穴にフックボルトを通してクルッとまわしてフックを波板の下にある鉄骨に引っ掛けます。

        黄色の取っ手を回して穴開け        開けた穴にフックボルトを通す
 

 次にフックボルトが鉄骨から外れないように強く固定します。フックボルトに付いているナットを回して少しずつ締めていきます。手で回せないほど締まると、今度はナット回しを使ってより強く締めていきます。白いクッション材がつぶれて見えなくなるほど強く締めます。これで、フックボルトの固定は完了です。

   指でフックボルトのナットを回す         次にナット回で強く締めて固定
 

 一枚の波板は8本のフックボルトを使って鉄骨に固定します。単純に考えて、7枚の波板を58本のフックボルトで締め付けて固定したことになります。ちゃんと波板を固定すると、その上を歩いても少したわむだけでびくともしません。

               残り1枚の波板を取り付ければ、この屋根の修理は完了


 波板の頑丈さは、フックボルトがいかに鉄骨に強く固定されているかで決まります。締め付け強度が弱かったりすると、長年に間にフックボルトがぐらぐらし始めて鉄骨から外れやすくなります。実際、台風で傷んだ波板はフックボルトが何箇所かが外れていました。そのために、これまで大風で波板が揺れてよくバタバタと音をたてていました。

   鉄骨と波板を固定しているフックボルト        取り付けた波板7枚
 

 朝からトタン屋根を修理し始めて、修理が完了したの昼頃でした。取り付けた波板は意に反して透明なものを使わざるをえませんでした。しかし、透明である効果として、ずいぶんと駐車場内が明るくなりました。結果的に透明な波板を使って良かったと思います。今回の修理で、今後数年はトタン屋根を修理する必要がなくなりました。

      修理完了のトタン屋根、透明な波板のため駐車場は明るくなる

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする